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販促(販売促進)とは?意味から事例まで知っておくべき基礎知識を解説

公開日 2021.05.31 更新日 2024.01.23

「販売促進ってなんだろう?」と疑問に思うことはありませんか?販売促進とは、消費者の購買意欲を刺激し、商品の購入を促すために欠かせない活動です。

本記事では、販促の基本から具体的な手法などをまとめました。自社の認知や売上アップを目指すためにも、ぜひ最後までご一読ください。

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販促

販促とは、ターゲットの購買意欲を引き出す活動全般を意味する。販売促進の略称で、セールスプロモーション(SP)とも呼ばれる。

販売促進は、ターゲットの購買意欲を刺激し、商品・サービスの購入を促すためにおこなう活動全般のことです。

ここで、販促の基本について解説します。

販促の目的

販促の目的
さまざまなマーケティング活動を通して、商品やサービスの購入につなげること

販促の目的は、商品やサービスの購入につなげることです。現代はモノや情報が溢れているため、ただ売るだけではなかなか購入してもらえません。

そこで生活者に共感してもらえる販促活動をおこなうことで、消費者の購買意欲を刺激し購入へとつなげます。

販促と宣伝・広告や営業との違い

販促と宣伝・広告や営業との違い

・宣伝・広告:商品やサービスについて広く知ってもらうためにおこなうこと
・販促(販売促進):購買意欲を高め、購買につなげるためにおこなうこと
・営業:購入決定の最後のひと押しをしたり、関連商品を提案したりすること

販促と宣伝・広告や営業との違いは、以上のとおりです。

まずは、宣伝により商品・サービスを広く知ってもらい、販促で消費者の購買意欲を高めます。その後、購入につなげるため最後のひと押しとなる営業活動が必要です。

したがって、販促は宣伝と営業の間に位置し、宣伝から営業の流れをスムーズにする活動といえます。

なお、販促と似た用語については、以下の記事でも詳しく紹介してありますので関心のある方はご参照ください。
>>販促と広告・広報との違いとは?生活者を惹きつける3つのポイントも紹介

販促の3つの種類

  1. 認知度の向上
  2. 売上の増加
  3. リピーターの増加

販促には、上記3つの種類があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

種類1. 認知度の向上

生活者に自社の商品・サービスを知ってもらうには、まず認知してもらうことが必要です。認知度の向上を目指す活動には、下記の例があります。

・チラシを配布して、近隣の住民へ店舗をアピールする
・SNSを活用して、フォロワー以外のユーザーへ商品情報を発信する

チラシ配布やDMハガキ送付などのオフラインでの活動だけではなく、SNSやサービスサイトなどオンライン上での活動も、認知度の向上に活用されます。

種類2. 売上の増加

2つ目は、売上アップにつなげる販促活動です。商品を認知した顧客へ、購入へのひと押しをすることで売上につなげます。

具体的な活動例として、下記があります。

・新商品のクーポンを配布する
・人気商品を対象に期間限定でキャンペーンを開催する
・店頭でキッチン家電の実演販売をおこなう

自社商品・サービスに興味を持っている顧客へ対してさまざまなアプローチをすることで、売上の増加へつなげられます。

種類3. リピーターの増加

すでに購入経験のある顧客を対象にリピート購入を促すことも、重要な販促です。

・購入金額に応じてポイントを付与する
・定期的にメルマガを配信する

上記などで、顧客に繰り返し購入してもらえる工夫をします。

すでに商品・サービスの購入経験がある消費者を対象とするため、ファン化できれば継続的に購入してもらうことも可能です。

なお、下記の記事ではセールスプロモーションの種類や成功させるポイントを解説していますので、合わせて参考にしてください。
>>【初心者向け】セールスプロモーション(SP)の種類&活用例を完全ガイド

販促の手法

No.手法活用例
1商品サンプルの配布・化粧品の試供品
・お菓子の新商品の試食プレゼント
2顧客限定のキャンペーン企画・新商品の発売キャンペーン
・SNSのフォロワー限定キャンペーン
3チラシやパンフレットの配布・特売情報をまとめた新聞折り込みチラシ
・見学者へ配布する学校案内パンフレット
4看板・ポスターやのぼりの設置・店舗の駐車場に設置するのぼり
・イベント開催を告知するポスター
5試食・実演イベントの実施・惣菜コーナーでの試食販売
・家電量販店での実演販売
6SNSやブログなどWebメディアでの情報発信・Twitterのフォロー&リツイートキャンペーン
・自社ブログで発信するノウハウ情報
7クーポン発行・購入特典として配布する無料引換券
・スポーツジムのお試し体験クーポン
8ポイントカードの作成・購入金額に応じて付与するポイント
・系列の利用店舗の数に応じて付与するポイント
9DMの発送・半年に1度送付するカタログ
・DM持参者限定キャンペーン
10メルマガの発信・毎週配信するお役立ちコラム
・隔月で配信するキャンペーン情報
11ノベルティグッズの作成・街頭で配布するポケットティッシュ
・イベント来場者へ配布するエコバッグ
12会員限定サイトの制作・運営・ノウハウを共有する会員サイト
・他のファンと交流できるサービスサイト
13情報誌の発行・観光情報を掲載したエリア情報誌
・駅に設置する不動産系の情報誌
14新聞や雑誌の広告やテレビCM・新商品をアピールする新聞広告
・有名タレントを起用したテレビCM

販促手法の例は、上記のとおりです。

ノベルティ配布のように認知度アップに効果的な手法もあれば、SNSのように集客や顧客のファン化に役立つ販促手法もあります。

種類がたくさんあるため、成果へつなげるには自社の目的に合った手法を選択することが重要です。

なお、各手法について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、合わせてご一読ください。
>>これだけ知っておけばOK!販促手法の種類14選&目的別の活用例

【事例】販売促進の

ここで、販売促進の企画アイデアを6つ紹介します。

  1. ドラッグストア:株式会社アイセイ薬局
  2. 清涼飲料水の製造:キリンビバレッジ株式会社
  3. 飲食:日本マクドナルドホールディングス株式会社
  4. コンビニ:株式会社セブン-イレブン・ジャパン
  5. アパレル業界:株式会社ジーユー
  6. 無人店舗:株式会社ファミリーマート

では、1つずつ紹介します。

事例1. ドラッグストア:株式会社アイセイ薬局

画像出典:株式会社アイセイ薬局

株式会社アイセイ薬局は、東京都に本社を置く調剤薬局です。

アイセイ薬局では、数多くの調剤薬局のなかから"かかりつけ薬局"として、患者さんに選ばれる存在になることが課題でした。

そこで他社との差別化のため、健康に関わる情報の発信や、関連した商品を取り扱う「企画物販」を考案・実施します。

店舗で設置しやすいように、ワンタッチで組み上げられる紙製のフロアディスプレイを導入しました。

設置後は物販の結果が現れはじめ、患者さんが必要としている情報ニーズに応えることで、他社との差別化に成功しています。

同社が抱えていた詳しい課題や解決策は下記の記事で紹介していますので、合わせて参考にしてください。
>>消費者に選ばれる「かかりつけ薬局」を目指すアイセイ薬局様の取組みを、年間通じてサポート。選ばれる薬局になるための施策提案とは。

なお、店頭販促の詳細については下記の記事でまとめていますので、ぜひご一読ください。
>>店頭販促とは?知っておきたい3つの目的と店舗で使用される販促物を全紹介

事例2. 清涼飲料水の製造:キリンビバレッジ株式会社

画像出典:キリンビバレッジ株式会社

キリンビバレッジ株式会社は、清涼飲料の製造・販売を手がける企業です。同社には、マンネリ化した販促活動から抜け出したいという課題がありました。

そこで、SNSを効率的に分析できるAI活用に着手します。

生活者の率直な投稿があふれるSNSから生の声を分析することで、今まで気が付かなかった販促アイデアの取り込みに成功しました。

AI活用により、コストを大幅に削減しつつターゲットへ響く販促物を製作した事例です。

なお、下記の記事で担当者様のインタビューを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
>>AIデータ解析×独自のデザイン構築ロジックで、新たな切り口からターゲットに響く販促物の製作に成功!キリンビバレッジ株式会社のアイポプ活用事例

また、販促に活用できるPOPの種類や製作のポイントを下記で詳しくまとめています。興味がありましたら、参考にしてください。
>>販促POPとは?役割から消費者を惹きつける4つの制作ポイントまで総まとめ

事例3. 飲食業界:日本マクドナルドホールディングス株式会社

画像出典:日本マクドナルドホールディングス株式会社

飲食業界からは、日本マクドナルドホールディングス株式会社の事例を紹介します。

ハンバーガーショップのマクドナルドでは、新型コロナウイルスによる自粛要請により、客席の利用禁止や営業時間短縮などに対応しました。

自粛要請による売上減少に歯止めをかけるため、公式アプリから「モバイルオーダー」を利用できるようにします。

画像出典:日本マクドナルドホールディングス株式会社

アプリを導入したことで、家庭からオーダー・支払いを済ませられるようになり、自粛期間にもかかわらず客単価・売上ともに増加しました。

事例4. コンビニ:株式会社セブン-イレブン・ジャパン

画像出典:株式会社セブン-イレブン

コンビニ業界の成功事例としては、株式会社セブン-イレブンが挙げられます。コンビニ業界には、来店客数の減少や人手不足といった課題がありました。

そこでセブン-イレブンでは、Twitterでの販売促進を強化します。

自社商品がテレビ番組で放映された際にリアルタイムでツイートをおこなうなど、情報発信を積極的におこないました。

結果として、多くの消費者とさまざまなコミュニケーションを図り、2022年4月時点で約446万人のフォロワーを獲得しています。

なお、販促に活用できるツールには、SNSの他にもいくつかあります。下記の記事で種類や効果を最大化するポイントを紹介していますので、ぜひご一読ください。
>>販促ツールの種類とは?目的や効果を最大化させる3つのポイントも紹介

事例5. アパレル業界:株式会社ジーユー

画像出典:株式会社ジーユー

アパレル業界から紹介するのは、株式会社ジーユーのSNSを活用した事例です。

カジュアルファッションブランド「GU(ジーユー)」では、Instagramで2種類のアカウントを運用しています。

  • @gu_global:新商品の紹介
  • @gu_for_all_:コーディネートについて紹介

上記のように、目的ごとにアカウントを分けて情報発信していることが特徴です。「@gu_for_all_」では投稿に手書き文字を加え、注目して欲しい点をわかりやすくしています。

また、コーディネート写真に専用のハッシュタグをつけて投稿を促すキャンペーンを開催し、購入者を巻き込んだ情報発信に力を入れました。

目的を絞ってInstagramを運用した結果、どちらのアカウントも120万人を超えるフォロワーの獲得に成功しています(2022年4月時点)。

なお、販促キャンペーンの事例については下記でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
>>【事例紹介】販促キャンペーンで生活者を惹きつけるための全知識

事例6. 無人店舗:株式会社ファミリーマート

画像出典:株式会社ファミリーマート

ファミマ!!サピアタワー/S(サテライト)店は、株式会社ファミリーマートが出店した無人店舗です。

オフィスビル・ホテルなど、特定の施設を利用する利用客に向けたコンビニエンスストアブランドとして「ファミマ!!」が誕生しました。

「日々の生活に楽しさを提供する」をコンセプトとし、商品選びからサービス・環境作りまでこだわっています。

ファミマ!!サピアタワー/S(サテライト)店の特徴例

・48台のセンサーカメラにより、来店客が手にした商品を迅速に判別
・決済ゾーンに入るだけで会計に移れるため、買い物がスムーズに完了
・事前登録やアプリダウンロードは不要で、だれでも簡単に利用可能
・こだわりのBGM・やわらかな照明計画で、ほっとできる空間を演出

上記のようなサービスを活用し、利用者に合わせた無人店舗ならではの顧客体験を提供しています。

実際に店舗を利用した様子を以下の記事でレポートしているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>#16 コンビニがついに無人化!?気になる無人コンビニを潜入調査しちゃいました!

また、無人店舗で活用できる販促ツールは下記の記事で紹介していますので、良ければご一読ください。
>>無人店舗の販促におすすめのツール全紹介!成功させる3つのポイントも解説

なお、他の販促事例については以下の記事でまとめましたので、こちらも合わせてご覧ください。
>>【成功事例10選】販促のアイディアや成功させる3つのポイントを紹介

販売促進を成功させて自社の業績をアップさせよう

<本記事のまとめ>

販売促進とは、消費者の購買意欲を刺激して商品の購入を促すためにおこなう活動のこと
・販売促進には、認知度の向上・売上の増加・リピーターの増加の3種類がある
・販売促進の成功により売り上げを伸ばしている企業は多い

この記事では、販売促進の目的や業界別の成功事例について解説しました。

販売促進にはさまざまな手法があるため、自社の課題解決に向けて適したものを選ぶことがポイントです。

近年は特に、TwitterやInstagramなどのSNSを活用した販売促進の成功事例が増加しています。集客・売上アップを達成するために、さまざまな手法を試してみましょう。

なお、今までにない販促企画をお考えでしたら、販促の専門家への依頼がおすすめです。弊社は販促物の制作歴約50年という実績をもとに、さまざまな企画をご提案しています。

もし興味がおありでしたら、以下のバナーからまずはお気軽にご相談ください。

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