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販促のプロが解説!意外と知らないPOPとポップの違いとは?

公開日 2022.08.27 更新日 2023.11.01

店頭では、売上を確保するためプライスカードやポスターなどたくさんの販促ツールを活用します。それぞれターゲットや目的が異なるため、狙った効果を得るには正しい知識を把握しておくことが重要です。

POPとポップの違いも、売り場の販促効果を高めるうえで知っておくべき知識の1つです。混同される場合がありますが、実は明確に違いがあります。

本記事では、POPとポップの違いについて解説します。適切に活用して販促効果をよりアップするためにも、ぜひご一読ください。なお、長期的に一定の販促効果を得たいのであれば、POP製作をプロに依頼することがおすすめです。

国内唯一の販促特化メディアサイト「ハンソクエスト」では、店頭に最適な販促品を探せるだけでなく、お探しの販促品にぴったり合う専門家とマッチングできます。

相談から発注までがスムーズなうえ相見積もりは無料ですので、以下からお気軽にご覧ください。

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店舗で活用するPOP・ポップとは

机の上のノートパソコンを見ている人

中程度の精度で自動的に生成された説明

POPやポップは、店舗の陳列棚やレジ周りなどで活用する販促ツールです。紙やプラスチックなどでできており、以下を考慮しながら素材を選びます。

  • 商品や店舗の伝えたいイメージ
  • 設置する場所や期間など

商品と合わせて掲示することで、パッケージを見ただけではわからない商品情報や魅力を販売員の代わりに消費者に伝え、来店客の購買意欲を刺激します。両者の違いを解説する前に、まずはそれぞれの概要を見ていきましょう。

POP(ピーオーピー)とは

POPとは

Point of purchase advertising(ポイント・オブ・パーチェス・アドバタイジング)を略したもの。日本語では「購買時点広告」と訳し、広告を指す。

上記のとおり、POPとは広告のことです。「購買時点」とあるように、店頭・店内における消費者とのコミュニケーション活動を指します。

POPの効果は、商品や店舗の魅力を消費者に伝え購買を促せることです。種類として来店客に渡すフライヤーやチラシ、定番棚に置く陳列ディスプレイ・アイキャッチャーなど、さまざまあります。

また、屋外に設置するのぼりや看板も、広義ではPOPとして分類されます。

ポップとは

ポップとは

各店舗のスタッフが手づくりする販促物のこと。商品の魅力や価格などを手書きで伝える「装飾品」として位置づけられる。

ポップとは、店舗のスタッフが手づくりする販促物を指します。位置づけは、広告ではなくあくまで装飾品です。

手作り感が店舗の”らしさ”やスタッフのあたたかみとして消費者に伝わり、その店舗のファンづくりにつながります。

POP・ポップの役割

POP・ポップには、以下4つの役割があります。

  1. 商品の魅力を訴求する
  2. 商品説明の補助をおこなう
  3. 売り場のイメージアップする
  4. 購買意欲を刺激する

来店客は、商品を見ただけではどのような点が優れているのかわかりません。商品を初めて見た来店客でも魅力が伝わるよう、POPやポップで特徴や説明の補助をおこないます。

また、デザインを工夫したPOP・ポップを設置すると、売り場の雰囲気を演出できます。例えば、扇風機の売り場なら、夏を連想する太陽や海のイラストをPOPやポップで伝えるイメージです。

季節感を演出することで、売り場を訪れたターゲットが商品を購入した後を具体的にイメージできるので、購買意欲をより刺激できます。

POPとポップの違いは製作者と目的

種類製作者と概要製作の目的
POP(ピーオーピー)メーカーが製作する広告宣伝物メーカーが定めたメッセージや商品の魅力を多くの人に伝えること
ポップ 各店舗の担当者が自作する装飾品自店舗の売上をアップすること

上記のように、POPとポップの違いは、製作者と製作の目的の2点です。前項でも少し触れましたが、POP(購買時点広告)はメーカーが製作する広告です。

商品やサービスの購入につなげることを目的とし、メーカーが決めたメッセージを伝えます。そのため、ポイントカード会員の登録や商品・サービスの認知などを目的とした場合はPOPに含まれません。

一方、ポップを製作するのは各店舗の担当者です。製作コストは発生するもののスポンサーはおらず、自店舗の売上のために店舗スタッフが対応できる範囲で製作します。

ただ、例外としてメーカーがポップを製作するケースがあります。手書きのあたたかみが特徴であるポップは、活用しだいでメーカーの特色を出せるためです。

では、POPとポップにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?次項で見ていきましょう。

POPのメリット・デメリット

メリットデメリット
・規模にかかわらず一定のクオリティを保てる
・ブランドの魅力やイメージがブレることなく、広く展開できる
・さまざまな目的や場所に合わせて販促物を作れる
・店頭オペレーションへの配慮が求められる
・まとまった製作費用が発生する

前項でお伝えしたとおり、POPはプロが広告費をかけて製作する販促物です。ある程度の実績やノウハウを持っている専門家が製作するため、担当者の力量にかかわらず一定のクオリティを保てます。

豊富な経験をもとに製作できれば、広く展開したい場合でもブランドの魅力やイメージなどの世界観がブレません。世界観を統一したまま、多様な目的や場所に合わせて販促ツールを製作することで、ターゲットにメッセージが伝わり共感を呼べます。

一方、課題は店頭オペレーションへの配慮が求められることです。POPは、店頭で設置されなければ目的を果たせません。もし、現場のスタッフがPOPの設置に戸惑うことがあれば、倉庫に眠ったままになる恐れがあります。

予算を有効に活用するためにも、生活者から店頭スタッフまで、あらゆる人の視点で製作することが求められます。

ポップのメリット・デメリット

メリットデメリット
・お店のイメージや店舗スタッフの人柄が伝わる
・店舗のブランディングに役立つ
・限らたコストで手軽に作ることができる
・属人化しやすい
・クオリティを均一に保てない
・カードやポスターなど、構造が簡単な販促物に限定される

ポップの魅力は、アイデアしだいでスタッフのあたたかみやオリジナリティを出せる点です。来店客のなかには、店舗スタッフの人間性もお店選ぶ基準の1つと考えている人がいます。

そこで、メッセージを自由に表現できるポップを活用すれば、店舗ならではの想いを発信し、来店客との距離を近づけられます。また、自店舗で製作するため、コストが限られていても気軽に取り組めるブランディング施策として有効です。

一方、すべての店舗スタッフがイラスト描いたりメッセージを考えたりすることを得意としているわけではありません。誰でも最初からスマートに自転車を乗りこなせないように、ポップ製作もスタッフの経験値やスキルによってクオリティに差が出ます。

さらに手作りには限界があり、スタッフの手で製作できるのは、本格的なポップではなくカードやポスターのように簡単な構造が中心です。

以上から、もし販売促進として長期的に一定の効果を得たいのであれば、プロにPOP製作を任せることがおすすめです。

POP製作で販促効果を最大化する4つのポイント

POP製作をプロに依頼するのであれば、できるだけ狙った効果を得たいものです。ここで、POP製作で販促効果を最大化するために知っておくべき4つのポイントを紹介します。

  1. 目的・ターゲットを明確にする
  2. 得られる効果が具体的にわかるキャッチコピーを考える
  3. 写真やイラストを用いる
  4. 季節イベントやトレンドを取り入れる

それぞれ解説していきます。

ポイント1. 目的・ターゲットを明確にする

1つ目のポイントは、POP製作の目的やターゲットを明確にすることです。どのような目的で誰に訴求したいのかが曖昧では、消費者に刺さる訴求を把握できません。

例えば、下記のように考えます。

目的ターゲット訴求ポイント例
新発売するエイジングケア化粧水のアピール肌の変化を感じている30代〜40代女性・先取りのエイジングケア
・こだわりの成分
生ビールのまとめ買いキャンペーンの告知40代〜60代で家飲みを楽しみにしている人・家計を圧迫せず、毎日生ビールが飲める
・自分のお小遣いで購入できる

目的やターゲットは、できるだけ具体的に考えることが重要です。特にターゲットは、人物の顔がイメージできるくらい属性や嗜好などまで詳細にします。

ターゲット像をはっきりさせれば、考えた訴求案がターゲットにとって納得できる内容であるか判断しやすくなります。

ポイント2. 得られる効果が具体的にわかるキャッチコピーを考える

POP製作で販促効果を高めるには、ターゲットが得られる効果やメリットを具体的にイメージできるキャッチコピーを考えましょう。消費者に商品を欲しいと思ってもらうためには、商品を購入した後に起こる変化をイメージできなければなりません。

前項で紹介した目的・ターゲットをもとに、キャッチコピー例を考えてみます。

目的ターゲット訴求ポイント例キャッチコピー例
新発売するエイジングケア化粧水のアピール肌の変化を感じている30代〜40代女性・先取りのエイジングケア
・こだわりの成分
肌のハリ・つやを保つ。新エイジングケア成分配合の化粧水
生ビールのまとめ買いキャンペーンの告知家飲みを楽しみにしている40代〜60代・家計を気にせず、生ビールが飲める
・自分のお小遣いで購入できる
今だけの限定キャンペーン!2本まとめての購入で100円オフ

ポイントは、ターゲットの悩みや願望に訴えられる表現を選ぶことです。抽象的な表現では、購入後の変化がイメージできず、自分のこととして考えられません。

できるだけターゲットの立場になり、具体的な表現でキャッチコピーを考えましょう。

ポイント3. 写真やイラストを用いる

来店客がよりイメージを膨らませられるよう、写真・イラストを活用することもポイントです。文字で伝えられる情報には限りがあるため、購入後に得られる効果やメリットを想像しにくい場合があります。

例えば食材であれば、調理中の写真や完成した料理の写真などを添えると、購入後に自分が食材を活用している様子を具体的にイメージできます。

また、写真やイラスト付きのPOPは、文字だけのPOPに比べて視線が集まりやすい点がメリットです。ビジュアル的に目を引けるので、来店客が店頭で初めて目にする商品でも興味を持ってもらえます。

写真やイラストを積極的に取り入れて、購入後の活用イメージができるようにしましょう。

ポイント4. 季節イベントやトレンドを取り入れる

時流を取り入れたPOP製作も、販促効果を高める1つのコツです。季節イベントやトレンドを取り入れると、商品・サービスに興味がなかった人にも知ってもらうきっかけになります。

例えば栄養ドリンクを売りたいとき、クリスマスやバレンタインなど季節イベントに絡めたPOPを合わせて設置します。POPで季節イベントを訴求することで、プレゼントを探している来店客の目にとまるかもしれません。

また、来店客に共感してもらえれば、SNSでの拡散も期待できます。ターゲットが興味を持っている最新の時流に合わせてPOPを製作し、売上アップを目指しましょう。

目的に合わせてPOPやポップを活用しよう

広告であるPOPと装飾品であるポップは、製作する人や製作の目的が明確に違います。それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらかが優れているわけではありません。

来店客を惹き付ける売り場づくりをおこなうため、POP・ポップの強みと弱みをしっかりと理解し、目的に合わせて使い分けましょう。なお、長期的に一定の販促効果を得たいのであれば、POP製作をプロに依頼することがおすすめです。

国内唯一の販促特化メディアサイト「ハンソクエスト」では、店頭に最適な販促品を探せるだけでなく、お探しの販促品にぴったり合う専門家とマッチングできます。

相談から発注までがスムーズなうえ相見積もりは無料ですので、以下からお気軽にご覧ください。

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