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SNSにあふれる投稿には、商品開発や販促などに幅広く活用できる重要な情報が隠れています。
そのため本記事では、SNSでトレンドリサーチする方法についてまとめました。
「SNSをどのように分析すればいいのかわからない」という場合は、ぜひ参考にしてください。
なお、生活者の最新トレンドをSNSで調査するなら、AIレポートサービス「タグボイス」がおすすめです。
Instagram投稿にあふれる最新トレンドをAIが分析するため、調査からレポート化までスピーディーに進められます。
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当記事は、2021年5月末現在の情報をもとに作成しています。
Twitterのトレンドリサーチ方法
Twitterはトレンドを確認する機能があるため、誰でも簡単にトレンドリサーチができます。
例えば、iOS版のTwitterアプリでは、以下の手順で瞬時にトレンドが確認可能です。
- 画面下部の虫眼鏡マークをタップ
- 画面上部の「トレンド」タブをタップ
Twitterのトレンドは独自のアルゴリズムで決定されており、リアルタイムで常に更新されています。
また、トレンドが判断されるのはワードの多さではなく増減です。
つまり、「私」や「今日」といった使用回数の"多い"ワードがトレンドに入らないのは、使用回数が"増減"しないからです。
Twitterはテキストが中心で、SNSの中でもシンプル。そのため、手軽に発信しやすく、生活者の声を聞くためにはうってつけのSNSです。
Twitterのトレンドリサーチを盤石にし、商品・サービス開発に活かしましょう。
手動のトレンドリサーチには限界がある
トレンドリサーチはサービス提供者にとって欠かせない調査ですが、すべてを手動で調査するには限界があります。
トレンドは膨大な量があるうえ、日々移り変わり、その様子はまるで生物です。
具体的には、以下の時事的なキーワードです。
- 夏休み
- ハロウィン
- クリスマス
- お正月
- バレンタイン
ハロウィンやクリスマスが近づくと、関連したワードが爆発的に伸びるのは想像に難くありません。
しかし、10月31日や12月25日を過ぎればあっという間に収束し、ほとんどの人が気にしなくなります。
もちろん、時事的なキーワードではなくても同じで、大多数の人数を投入しても手動ではとても追いつきません。
そこでおすすめするのが、トレンドリサーチができる分析ツールの使用です。
トレンドリサーチにおすすめのSNS分析ツール13選
ソーシャルリスニングツールとは SNSの投稿から生活者のニーズや自社に対する投稿のように、販売戦略で必要な情報を収集・分析できるツール |
SNS分析ツールは「ソーシャルリスニングツール」と呼ばれ、トレンドリサーチに効果的なツールです。
ここで、おすすめのソーシャルリスニングツールとして以下の13種類を紹介します。
No. | ツール名 | 特徴 |
---|---|---|
1 | AIGENIC | ・キーワードの新たな側面をいち早く発見できる ・積極的かつ効果的なアプローチのヒントをつかめる ・データの分析サポートも利用可能 |
2 | BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長 | ・国内最大級のデータ量を保有 ・特にTwitterに強い ・「2ちゃんねる」・国内ブログにも対応 |
3 | 見える化エンジン | ・テキストマイニング技術を活用した分析機能 ・多角的な分析が可能 ・分析結果の出力も容易 |
4 | BuzzFinder | ・Twitter投稿全量をほぼリアルタイムで収集・分析 ・指定キーワードに関するアラート設定が可能 ・キーワードへの言及状況を毎日手軽に確認できる |
5 | Boom Research | ・最大規模の口コミデータベースを保有 ・最大3年2ヵ月前のデータを確認可能 ・80種類以上の分析メニューを搭載 |
6 | Keywordmap for SNS | ・Twitterに特化した分析ツール ・AIによるツイート内容の感情分析機能を搭載 ・成果が出るツイートテーマのヒントを得られる |
7 | Insight Intelligence Q | ・マーケター視点で開発されたツール ・複数の分析機能と13ヵ月間のデータ確認が可能 ・シンプルなUI・高い操作性 |
8 | Social Insight | ・複数のSNSを横断的に調査・分析可能 ・競合・ベンチマーク企業との比較が容易 ・複数メディアを一括管理できる |
9 | Social Studio | ・ソーシャルメディアの幅広い調査が可能 ・会話内容を加味した対応がリアルタイムに実施できる ・SNS広告配信サポート機能も搭載 |
10 | Sprinklr | ・多彩なメディアのユーザーの声を収集できる ・AIを活用した集めたデータを構造化 ・ユーザーのエンゲージメントを高められる設計 |
11 | Zanroo | ・東南アジアNo.1のグローバルソーシャルリスニングツール ・海外のSNS分析も可能 ・ASEAN諸国の情報をまとめるサービスも提供 |
12 | NetBase | ・データソースが豊富 ・処理が迅速かつ高精度 ・フィルタリングの種類が多彩 |
13 | Oracle Social Cloud | ・Webベースのツール ・複数メディアのアカウントを管理可能 ・自社アカウントへの反応を確認・分析できる |
ソーシャルリスニングツールは、下記のようなメリットがあります。
・トレンドの収集 ・生活者のリアルな声 ・予想していなかったアイディアを発見可能 |
SNSでトレンドリサーチをするのであれば、効果的かつ効率的なソーシャルリスニングツールを使用しましょう。
13種類のソーシャルリスニングツールを丁寧に解説しているので、ツールを使ったリサーチを詳しく知りたい場合は下記の記事をご覧ください。
>>SNS調査はこれで解決!ソーシャルリスニングツールおすすめ13選
SNSのトレンドリサーチにソーシャルリスニングツールが有効な3つの理由
SNSのトレンドリサーチにおいて、ソーシャルリスニングツールが重要と解説しました。ソーシャルリスニングツールが重要な理由は、おもに3つあります。
- 最新の情報を収集できる
- 消費者の生の声を集められる
- 自社で思いつかなかったアイディアを発見できる
それでは、それぞれを詳しく解説します。
理由1.最新の情報を収集できるから
最新の情報をいちはやく収集できる点が、ソーシャルリスニングツールの重要なポイントです。ツールが自動で収集・分析をやるうえ処理速度も速いからです。
例えば、母の日に渡すプレゼントについて手動でリサーチをしても、膨大なデータを短時間で分析することはほぼ不可能です。
一方で、ツールを使えば、膨大なデータの傾向を短時間で把握できるツールもあります。
ツールによってさまざまな分析ができるため、狙っているターゲット層に自社商品・サービスを訴求しやすくなります。
トレンドは「流行」である性質上、すぐに変化してしまいます。
変化に乗り遅れず顧客の声を素早く反映するためにも、最新トレンドをいち早く把握しやすいソーシャルリスニングツールの活用は有効です。
理由2.消費者の生の声を集められるから
SNSは、消費者の「生の声」を集めやすいツールです。
TwitterやInstagramなど日常生活に浸透しているツールもあり、消費者の率直な気持ちを投稿されるケースがあるからです。
さらに、インターネット調査やインタビュー調査は、「相手が目の前にいるのに、否定的な意見を言いにくい」という声があります。
対して、SNSは消費者が気軽に発信できるようになり、今までは見えてこなかった生の声がわかるようになりました。
消費者の生の声、取り繕われていない本音は商品・サービスの本質的な評価です。ソーシャルリスニングツールを使い、商品・サービス開発に役立てましょう。
理由3.自社で思いつかなかったアイディアを発見できるから
どのような商品・サービスでも、企業は設計段階の思想からなかなか離れられません。
企業は、売上につなげるために時間をかけて開発・改善をしているため、ある意味で当然のことともいえます。
そこで、ソーシャルリスニングツールを取り入れることで、自社では思いつかなかったアイデアを発見できます。
例えば、Instagramで「チキンラーメン」というワードを分析した結果、自宅のベランダでおこなうキャンプ「ベランピング」というキーワードが浮上した事例があります。
実際のInstagram投稿には、家族とベランダでチキンラーメンを楽しむ光景が広がっていました。
このSNSの分析結果を、商品の付加価値として販促アイデアとして取り入れる、というわけです。
以上のように、SNSを分析すると、企業の想像を超えた生活者の思いがけないアイデアを発見できるケースがあります。
なお、本事例はハンソクエストで扱っているツールで分析したものです。
他にも事例をご紹介できますので、興味があれば以下から無料相談をお気軽にお試しください。
⇒とりあえず、コンシェルジュの無料相談を試してみる
SNSから生活者の最新トレンドを把握するならタグボイス
SNSから生活者の最新トレンドを把握するなら、AIレポートサービス「タグボイス」がおすすめです。
タグボイスの活用で期待できる3つの効果 ・アンケートでは把握しにくい、生活者の生の声をリサーチ →だから、今まで気が付かなかったニーズを発見できる ・調査から分析までがスピーディー →だから、市場の熱量が冷める前に、施策へ反映できる ・分析だけでなくレポート化まで対応 →だから、受け取ったレポートをそのまま社内で活用できる |
生活者の生の声があふれるSNSは、最新のトレンドをキャッチするために有効なプラットフォームです。
施策に活かせる情報が多くある一方、投稿数が膨大なため、調査・分析にコストを要する点が課題とされていました。
ですがタグボイスなら、ユーザーの属性や投稿に使用したハッシュタグなどをAIが分析するため、ターゲットが注目している最新トレンドをいち早くキャッチできます。
そのため「入念にリサーチした結果、施策を展開したときには市場の熱量が冷めていた」という失敗を避けられます。
トレンドの移り変わりは激しいため、施策に活かすなら深い分析だけでなくスピードも必要です。
「効率的にトレンドリサーチを進めたい」という場合は、以下のバナーからコンシェルジュへお気軽に資料をご請求ください。
SNSでトレンドリサーチして最新ニーズを商品に活かそう
SNSが普及し、リアルな声がいたるところにあふれています。
消費者に寄り添った商品・サービスを提供するためにも、SNSを効率的に活用し、トレンドやニーズを取り入れましょう。
なお、TwitterなどのSNS運用時にどういった内容の投稿をすればいいの?同意売った数字をチェックすればいいの?どういったキャンペーンを打てばいいの?という質問をよくいただきます。
それに応える形でSP-DX.magのSNSアカウント運用ノウハウを資料にまとめましたので。資料は無料なので、ぜひ以下から気軽にダウンロードしてください。
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