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「どのようなキャンペーンを企画すればいいの?」このようにお悩みではありませんか?キャンペーンの成功には、企画の段階からポイントを押さえておく重要があります。
本記事は、販促キャンペーン企画で成功した事例や企画の立て方についてまとめました。
なお販促については「【成功事例あり】販売促進(販促)とは?種類・手法から広告・営業との違いまで解説」で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
また弊社では、販促物の製作歴50年のノウハウを活かし、さまざまなキャンペーンを企画・支援しています。
興味がおありでしたら、ぜひ以下のバナーから詳細をチェックしてみてください。
販促キャンペーン企画の成功事例3選
販促キャンペーン企画の成功事例を3つ紹介します。
- スターバックスコーヒージャパン株式会社
- くら寿司株式会社
- 株式会社丸亀製麺
では、順番に紹介します。
事例1. スターバックスコーヒージャパン株式会社
スターバックスコーヒージャパン株式会社では、AR技術を活用したキャンペーンをおこなっています。
ARとは
拡張現実のことで、実在する景色に仮想の視覚情報を重ねて表示する技術。 |
レシートに記載されたQRコードをスマートフォンやタブレットなどで読み取ると、満開の桜とマスコットキャラクターが画面内にあらわれます。
今年もさくらAR📲が登場。ベアリスタと満開のさくらを楽しみませんか🐻🌸
— スターバックス コーヒー (@Starbucks_J) February 15, 2022
お店のレシートなどのQRコードからお楽しみいただけます。ご自宅やお店などお好きな場所で、ひと足早いお花見気分を😀
撮影した写真や動画は、「#スターバックスさくら2022 」でシェアしてください🌸https://t.co/GlXKr1Bn6d
商品を購入しなければQRコードを入手できないため、愛らしいキャラクターに惹かれや消費者のリピート購入が期待できます。
またSNSで気軽にシェアできるので、認知向上も実現した事例です。
事例2. くら寿司株式会社
くら寿司株式会社は、アニメ『鬼滅の刃』とコラボキャンペーンを展開しました。2021年に、以下2種類のキャンペーンを実施しています。
- 店内の抽選システムで景品プレゼント
- Twitterで限定品プレゼント
同社では、条件を満たした注文をすれば抽選で景品がもらえるシステムを導入しています。通常はオリジナルアイテムのところ、キャンペーン期間中はコラボアイテムが配布しました。
さらにTwitterでは、20名限定でコラボバスタオルをプレゼントするキャンペーンが実施されています。
👹くら寿司Twitter限定企画👹
— 無添くら寿司【公式】 (@mutenkurasushi) December 17, 2021
くら寿司公式(@mutenkurasushi)をフォロー
このツイートをリツイートで
「鬼滅の刃」オリジナルバスタオル」が抽選で20名様に当たる!
くら寿司限定の描きおろしイラストだよ✨
詳しくはコチラ⬇ https://t.co/0EyU3oLaUv pic.twitter.com/V14MEtp6Ct
公式アカウントのフォローと、特定ツイートのリツイートが応募条件のため、だれでも気軽に参加できる点が特徴です。
事例3. 株式会社丸亀製麺
株式会社丸亀製麺は「食いっプリ!グランプリ!」キャンペーンで、同社のうどんを食べている動画を募集しました。
募集方法は、SNSで特定のハッシュタグをつけて動画を投稿するという内容です。撮影ブースを設置する店舗も用意した結果、幅広い年代が参加しました。
グランプリを受賞した参加者には、TVCMやドラマへの出演権がプレゼントされ話題を呼びました。
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— 丸亀製麺【公式】 (@UdonMarugame) February 4, 2021
#食いっプリグランプリ in ヒルナンデス開催🏆
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優勝した富田望生さん(@tomitamiu)!
見事な食いっぷりありがとうございました😊✨@UdonNihonGenki では皆さんの応募をお待ちしています。素敵な食いっぷり動画を #食いっプリグランプリ をつけて投稿してくださいね🙌 pic.twitter.com/R1desaVUsq
なお、販促キャンペーンの事例は下記の記事でもまとめています。キャンペーン企画のヒントを見つけられるので、ぜひご一読ください。
>>【事例紹介】販促キャンペーンで生活者を惹きつけるための全知識
販促キャンペーンを企画する6つのSTEP
販促キャンペーンを企画するためには、以下の手順で進めます。
- 目的を明確にする
- ターゲットを明確にする
- ターゲットに提供する価値を決める
- キャンペーン形式を決める
- 告知方法を考える
- カスタマーサポートを設置する
それぞれ詳しく紹介します。
STEP1. 目的を明確にする
まずは、キャンペーンをおこなう目的が明確でなければなりません。達成したい目的が明確でなければ、最適な施策を選べなくなってしまいます。
販促における主な目的は、下記の3つです。
- 売上向上
- 認知拡大
- 集客アップ
それぞれ目的では必要な施策が異なります。施策を考える前に、何を達成したいのかをはっきりさせましょう。
STEP2. ターゲットを明確にする
目的を決めたら、次はターゲットを明確にします。ターゲットを具体的に定めておかないと、メッセージを届けたい人に伝わりません。
ターゲットを明確するためには、定量調査・定性調査といった調査がおすすめです。
定量調査の例 | 定性調査の例 |
---|---|
・アンケート ・Webリサーチ(インターネット調査) ・ホームユーステスト(HUT) ・会場調査(CLT) ・ミステリーショッパー(覆面調査) | ・グループインタビュー ・デプスインタビュー ・訪問観察調査(エスノグラフィ調査) ・日記調査 ・SNS調査 |
定量調査や定性調査により、ターゲットの属性やニーズが具体的になります。なんとなくでターゲットを決めるのではなく、根拠となるデータに基づいてターゲットを設定しましょう。
STEP3. ターゲットに提供する価値を決める
ターゲットが決まった後は、定量調査や定性調査で分析したデータをもとに提供する価値を決めましょう。
ターゲットによって求めているものは違います。
例えば、コストパフォーマンスを求めているのであれば、割引セールやクーポンの配布が有効です。
一方、価格以上に品質を重視するのであれば、より素材や製法にこだわった商品をそろえるとよろこんでもらえます。
付加価値はあくまでターゲットが求めていることと考え、サービスを提供しましょう。
STEP4. キャンペーン形式を決める
次に、キャンペーンの形式を決めます。
キャンペーンにはさまざまな形式があるので、ターゲットに興味を持ってもらえる方法を選ばなくてはなりません。
キャンペーンの種類の例
|
もしSNSを活用するのなら、ターゲットがよく利用している媒体を選ぶことが重要です。
- 動画に興味がある世代なら、TikTok
- 映える画像に興味がある世代なら、Instagram
上記のように、ターゲットに馴染みのある媒体を選びましょう。
STEP5. 告知方法を考える
ここで、どのように告知するか方法を考えます。魅力的なキャンペーン内容ができても、消費者に認知されなければ、期待していた結果が得られません。
オンライン・オフラインともにさまざまな方法があるので、ターゲットにより刺さりやすい方法を選びましょう。
ひとつの方法だけではなく、複数を併用することがおすすめです。ターゲットが情報をキャッチしやすい方法はどれかを考え、告知方法を選びます。
STEP6. カスタマーサポートを設置する
最後にカスタマーサポートを設置しましょう。カスタマーセンターでは、名前や住所といった個人情報は、セキュリティ対策が欠かせません。
情報漏えいが発生すると、ユーザーの身に危険がおよぶ恐れがあるだけでなく、企業の信頼も失います。
また、キャンペーンが告知されれば、問い合わせの増加が予想されます。対応が滞ってしまうと、顧客の満足度が下がることもあります。
大量の情報を顧客情報を安全に扱うことはもちろん、ユーザーが満足できる体制を整える必要があります。
消費者を惹きつける販促キャンペーンを企画する3つのコツ
ここで、販促キャンペーンを成功させるためのコツを紹介します。
- サンプルやモニタリングをおこない顧客に参加してもらう
- 定期的にキャンペーンを開催してリピーターを増やす
- 期間を限定し特別感を演出する
ひとつずつみていきましょう。
コツ1. サンプルやモニタリングをおこない顧客に参加してもらう
実際に商品があるキャンペーンであれば、サンプルやモニタリングで顧客に参加してもらうのがおすすめです。
動画やSNS画像などで詳細な情報を発信していても、人が商品へ実際に触れたときの情報量にはおよびません。
効果や使い心地を体験できれば、実体験として口コミが広がります。口コミに共感した生活者により、さらなる拡散が期待できるケースもあります。
商品がもつ本当の魅力を伝えたいのであれば、できるかぎり実際に触れてもらいましょう。
コツ2. 定期的にキャンペーンを開催してリピーターを増やす
キャンペーンは、定期的に繰り返すこともポイントです。リピーターの増加や、認知拡大へとつながります。
例えば、人気キャラクターとのコラボキャンペーンを実施した場合、キャラクターを目にする度に、キャンペーンを思い出してもらえるかもしれません。
キャンペーンを繰り返すことで、キャラクターファンが自社製品のファンになることもあります。
より多くの人に知ってもらいファンを増やす期待ができるため、定期的なキャンペーン開催はおすすめです。
コツ3. 期間を限定し特別感を演出する
キャンペーンでは、期間を限定して特別感を演出する方法もあります。期間が限定されることで、消費者にとって価値がアップし行動へ移すきっかけとなります。
滅多に値下げしない商品が割引価格で販売されていることを知り、つい購入してしまった経験はありませんか?
消費者に「今、買わないと損をするかもしれない」と感じてもらうことは、購入のきっかけづくりになります。
消費者にとって特別と感じてもらえるよう、期間を限定し訴求してみましょう。
なお、消費者を惹きつける企画のアイディアは下記の記事でまとめているので、参考にしてください。
>>【事例10選】消費者を惹きつける販促方法とは?企画アイディアを全紹介
販促キャンペーン企画のアイディア探しなら専門家への依頼がおすすめ
販促キャンペーンは、あらかじめ実施が決まっているケースが少なくないため、通例どおりに進めるものとお考えかもしれません。
一方で、流通とのタイアップや新商品の投入は突発的に進められることがあります。
突発的に進める場合、企業によっては実績やノウハウがないためお困りの担当者様が少なくありません。
こんなとき、なんとなくで進めてしまうと狙った効果が出ず失敗に終わってしまう恐れがあります。
もし、決められた期間・予算でスムーズにキャンペーンをおこなうのであれば、専門家への依頼おすすめです。
弊社では、販促物の製作歴50年のノウハウを活かし、さまざまなキャンペーンを企画・支援しています。
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消費者に刺さる販促キャンペーンを企画して売上の向上を図ろう
<本記事のまとめ>
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消費者に刺さる販促キャンペーンを企画するためには、調査が重要です。
一方、定量データだけを集めるだけでなく、定性的な調査で消費者の行動の理由を深掘りすることが必要になります。
ターゲットに刺さるキャンペーンを企画して、売上の向上を図りましょう。
また、TwitterなどのSNS運用時にどういった内容の投稿をすればいいの?どのような数字をチェックすればいいの?どういったキャンペーンを打てばいいの?という質問をよくいただきます。
当サイトではそんな声にお応えし「SNSアカウント運用ノウハウ」をまとめました。資料は無料なので、ぜひ以下のバナーから気軽にダウンロードしてみてください。
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