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「セールスプロモーションにおけるイベントってどんなものがあるの?」
「セールスプロモーションのイベントを成功させるポイントを知りたい」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
セールスプロモーションとしてイベントを開催する場合、顧客へダイレクトに商品やサービスをアピールできるメリットがあります。
そこで本記事は下記について紹介します。
本記事でわかること
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セールスプロモーションのイベントを活用すれば、企業や商品のファン作りに役立つはず。業績アップを達成するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
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セールスプロモーション(SP)のイベントとは
まずは、セールスプロモーションのイベントがどのようなものか確認しておきます。それでは順番に紹介します。
セールスプロモーションにおけるイベントとは
イベントを紹介する前に、セールスプロモーションについて確認しておきましょう。
セールスプロモーションとは
販売促進のこと。消費者の購買につながる活動全般を指す。 |
セールスプロモーションでは、商品やサービスの認知だけではなく、キャンペーンなどの施策を実施して顧客のニーズを満たすことが最大の目的です。
そんなセールスプロモーションの中でも、規模の大きい活動がイベントの開催です。
セールスプロモーションのイベントでは、顧客に足を運んでもらって、ダイレクトに商品やサービスをアピールできます。
セールスプロモーションのイベントにおけるメリット
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顧客、企業双方に大きなメリットがあるため、大きな会場などで開催されることもあります。
セールスプロモーションについては下記の記事でまとめましたので、イベントを成功させるためにも概要を再確認してみてください。
>>【初心者向け】セールスプロモーション(SP)の種類&活用例を完全ガイド
セールスプロモーションと広告の違い
セールスプロモーションと広告は混同されがちですが、それぞれの目的は大きく異なります。
セールスプロモーションと広告の違い
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商品やサービスを利用してもらうために、まずどのようなセールスプロモーションをするのか決定しなければいけません。
セールスプロモーションを決める際に「どうやって商品やサービスを認知してもらうか」も決めます。
この「どうやって商品やサービスを認知してもらうか」の施策が、広告です。つまり、広告はセールスプロモーションの施策の一部と言えます。
販促を目的とした広告に「セールスプロモーション広告」があります。知っておきたい全知識をまとめましたので、ぜひご一読ください。
>>セールスプロモーション広告(SP広告)の全知識│種類と収益アップのコツも紹介
セールスプロモーションのイベントならブランドの魅力を顧客に直接伝えられる
セールスプロモーションのイベントでは、ブランドの魅力を顧客に「体験」として伝えられます。
「ブランドならではの空間・時間・熱量を共有できる」という、イベントならではの価値があるのです。
例えばイベントでは、顧客とスタッフが直接コミュニケーションを図れます。
来場してくれるファンがどんな点に魅力を感じ、どれほどの熱量を持っているのか直に共有できるのです。
企業とファンが直にコミュニケーションを取ることで、
- ファンとのつながりを強化する
- 新たなファンを作る
といったことが可能になります。
ファンとのつながりを肌で感じられるのが、店舗でのセールスプロモーションとイベントの大きな違いです。
セールスプロモーションのイベント種類一覧
セールスプロモーションには大きく分けて、下記のような種類があります。
No. | 種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | 商品プロモーション | 商品の知名度を高めるためのイベント |
2 | 商品販売イベント | 商品を展示しながら販売まで行う |
3 | 法人向け商談会・展示会 | 企業等が販売先(バイヤー)に向けて行う商談会・展示会 |
4 | プライベートショー | 企業が独自に主催する展示会 |
5 | オンライン展示会 | オンライン上で開催される展示会 |
それぞれの特徴を紹介します。
1. 商品プロモーション
項目 | 詳細 |
---|---|
概要 | ・商品の知名度を高めるためのイベント ・実際に商品を試してもらう |
イベント例 | ・サンプルの配布 ・試食会 ・試写会 |
商品プロモーションイベントは、商品やブランドを認知してもらうことを目的に開催されます。
顧客に特徴を理解してもらい、のちの購入につなげる重要なイベントです。大型の商業施設など、人が数多く集まる場所で行われます。
具体的には、
- サンプルの配布
- 試食会
- 試写会
などがあります。
2. 商品販売イベント
項目 | 詳細 |
---|---|
概要 | ・商品を展示しながら販売まで行う ・実際に試してもらい、その場で購入もできる |
イベント例 | ・試食会 ・実演販売 |
商品販売イベントは、商品プロモーションに加えて販売する目的をプラスしたイベントです。
ブランドを知ってもらうだけではなく、気に入ってもらえればその場で購入できる点が大きな特徴と言えます。
新規顧客の獲得はもちろん、その場で販売することが最大の目的です。そのため、商品やサービスを「どのようにアピールするか」といった戦略が欠かせません。
具体的には、
- 試食会
- 実演販売イベント
などがあります。
3. 法人向け商談会・展示会
項目 | 詳細 |
---|---|
概要 | ・企業等が販売先(バイヤー)に向けて行う商談会、展示会 |
イベント例 | ・見本市 ・商品の展示会 ・産業交流会 |
法人向けのイベントはBtoBイベントとも呼ばれ、一般消費者ではなく企業間での取引を促進するイベントです。
BtoBとは
business-to-businessの略称。企業間での商品やサービスの取引を指す。 |
自社商品やサービスの特徴をアピールして、新しい契約に結びつけます。プレゼンを行う場合もあり、相手に共感を与えることが肝要です。
具体的には、
- 見本市
- 商品の展示会
- 産業交流会
などがあります。
4. プライベートショー
項目 | 詳細 |
---|---|
概要 | ・企業が独自に主催する展示会 ・一般公開されないクローズドなイベント |
イベント例 | ・既存商品や新商品のPR |
プライベートショーは企業が独自に行うイベントです。一般公開はされないクローズドなイベントで、
- 招待された顧客
- 一定の条件を満たした顧客
などのみが観覧できるのが一般的です。おもな目的は、既存商品や新商品のPRですが、下記のような狙いもあります。
- お互いがよい関係を築けるようにコミュニケーションを図る
- 話題づくり
一般消費者が参加できる機会はなかなかありませんが、メディアやパートナー企業から情報発信されることがあります。
5. オンライン展示会
項目 | 詳細 |
---|---|
概要 | ・オンライン上で開催される展示会 ・世界中に配信できる |
イベント例 | ・3Dブース ・2Dブース ・ウェビナー |
オンライン展示会とは、会場に人を集めるのではなくWebで行われる展示会のことです。「Web展示会」「ヴァーチャル展示会」と呼ばれることもあります。
世界中に配信したり、オフラインとオンラインの同時開催したり、次々と新しい形の展示会が生まれています。
ほかにも、
- コストがかからない
- 時間と場所の制約がない
- 天候の影響を受けづらい
- 参加者のデータ取得・分析が容易
といったメリットがあり、今後も広まっていくことが予想されます。具体的には、
- 画像・映像による製品訴求
- 講演会・セミナーの配信
- 営業資料の配付
などがあります。
【事例】セールスプロモーションのイベント3選
セールスプロモーションのイベントには種類があったので、具体的な事例を3つ紹介します。
- ヴァーチャル産業交流展
- NIKEの店舗プロモーション
- 夜限定の抽選会
ひとつずつ見ていきましょう。
1. ヴァーチャル産業交流展
ヴァーチャル産業交流展は、中小企業の優れた製品や技術を紹介する展示会で、過去20回以上も開催されています。
オンライン展示会の典型で、実際の会場に足を運ぶのではなくオンライン上のヴァーチャル空間で展示を楽しめます。
UIとは
ユーザーインターフェース。使用者が対象を操作するために触れる部分のこと。マウスやキーボードのような機械的な側面とメニュー画面のような視覚的な側面がある。 |
気になるブースで担当者とリアルタイムでチャットやZoomができるほか、希望日時を入力して商談の予約も可能です。
セミナー会場も設置されており、期間内なら何度でも視聴できます。
下記の記事では「ヴァーチャル産業交流展2020」に参加した様子を紹介しています。実際の画像とともにレポートしているので、良かったら参考にしてみてください。
>>【プロモーション会社の2.5次元広報レポート】#3 コロナ禍の中、注目を集めるオンライン展示会に潜入!
2. ランニングシューズの店舗プロモーション
シューズメーカーがランニングシューズのプロモーションとして、イベントを実施しました。
顧客がランニングマシンで走ると、連動するアバター化されたキャラクターがゲーム内で走るという内容です。
手に持ったコントローラでジャンプもでき、まるでアクションゲームを楽しむようなイベントでした。
実際にランニングシューズを履いて走るため、顧客にとっては商品の使用感をダイレクトに確認できる貴重な機会です。
さらに、走る楽しさを提供するだけではなく、最新のVR技術も体験できるイベントとなりました。
3. 夜限定の抽選会
アウトレットモールで行われた抽選会は、一般的な抽選会とは少し違いました。よくある抽選会はファミリー向けに昼に行われることがあります。
「○円以上のレシートと引き換え」といったイベントを見たことがあるのではないでしょうか?
しかし、この事例では日中ではなく夜限定で抽選会を開催。ターゲットはおのずと若年層になり、景品もファミリー向けではなく金券でした。
珍しいためインパクトがあったのはもちろん景品を金券にすることで、キャンペーン以降の再来店を狙ったイベント事例です。
セールスプロモーションのイベントを成果につなげる4つのポイント
セールスプロモーションのイベントには種類がありますが、成果につなげるポイントは共通して4つです。
- 目的・ターゲットを明確にする
- 目的・ターゲットに合わせて企画を考える
- ターゲットに合わせて告知方法を検討する
- イベント終了後に結果を分析する
それぞれの内容を詳しく紹介します。
1. 目的・ターゲットを明確にする
セールスプロモーションを成功させるためには、まず目的・ターゲットを明確にしましょう。
自社や商品などの認知度が高くないのであれば特に有効で、「誰に何を伝えるか」が明確でないと顧客に興味を持ってもらえません。
伝えたいことは主に、
- ブランドのイメージやビジョン
- 商品の使用感・機能・価値・役割
などが挙げられます。「何を伝えるのか」を明確にするためには、目的・ターゲットの設定が重要です。
2. 目的・ターゲットに合わせて企画を考える
目的・ターゲットが決まれば、それに合わせて企画をじっくりと考えなくてはいけません。企画とは、
- 伝わってほしいこと
- 伝えたいこと
の伝達を成功させるための重要なプロセスだからです。
たとえば、「ブランドのビジョンを伝えたい」というブランディングが目的なら、世界観や熱量を伝えます。
また、「商品の価値や良さを実感してもらいたい」なら、実際に使ってもらえる企画を用意しましょう。
伝えたかったことが伝わらないと、来場者はイベントから得るものがありません。
「残念なイベントだった」と思われないためにも、しっかりと戦略を練って準備するのがおすすめです。
3. ターゲットに合わせて告知方法を検討する
企画が決まれば、今度は「どうやって告知するか」方法を考えましょう。告知方法を間違えると、イベントの開催自体が伝わりません。
告知方法はさまざまですが、ターゲットによってはリーチしやすい(しづらい)方法があります。
たとえば、1日にスマホを何度も手にする若年層であれば、Webサイトやメールマガジンのようにインターネットを利用した告知がおすすめです。
一方で、新聞やハガキに馴染みのあるシニア層がターゲットなら、折込チラシやダイレクトメールが届きやすく興味を持たれます。
したがって、ターゲットに合わせて告知方法を選ぶことは、イベントの認知を得るために非常に重要です。
4. イベント終了後に結果を分析する
イベントが終了すると達成感を得られますが、そこで終わりにしてはいけません。イベントの結果を分析し、必ず効果測定を行いましょう。
魅力あるイベントをつくるためには、成功や失敗を振り返ってPDCAサイクルを回すことが重要です。
たとえば、
- 来場者が満足してくれたのか
- 持ち帰ったものは何か
などを調査すると次回の企画に活かせるほか、イベントに関わるコンテンツづくりにも役立てられます。
「また来たい!」と思わせるような魅力あるコンテンツを作れれば、
- ファンを増やす
- ファンとつながりを持つ
など、強固な信頼関係に繋がっていきます。
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- どうやって魅力を伝播していくのか
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<本記事のまとめ>
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セールスプロモーションのイベントは、ファンに商品やサービスの魅力を体感してもらう貴重な機会です。
インターネットの技術革新がめざましい現代では、今後も様式を変えたイベントも増えると考えられます。
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