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【展示会実績】インド大手IT企業であるTATAグループの展示会ブース施工を担当しました。

公開日 2025.12.11 更新日 2025.12.12

特定非営利活動法人 日印国際産業振興協会様より、インドの三大財閥であるTATA・グループ様が「第15回 AUTOSAR Open Conference」へ参加するための展示ブース制作をご依頼いただきました。
今回はデザインの忠実な再現とコストと納期、という相反する課題をクリアしクライアント様より高い評価をいただきました。

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依頼背景

クライアントは、国際的なカンファレンスにおけるTATAグループのブース制作にあたり、すでに具現化したい具体的なデザインパースをお持ちでした。このデザインを忠実に、かつ効率的に現実の空間として実現できるパートナーを探していました。

課題・目的

  1. デザインの忠実な再現
    提供されたデザイン・パースをそのまま現実のブースとして高品質に具現化すること。

  2. 差別化の実現
    細部までこだわった美しい空間を創り上げ、競合他社のブースとの差別化を図ること。

  3. (潜在的な課題)コストと納期の最適化
    オリジナル造作が必要な状況で、短納期・低コストでプロジェクトを完了させること。

私たちは、ブースの高級感を保ちながら、この短納期・低コストという相反する課題を解決するために、従来のブース制作のセオリーに囚われない、工夫を凝らした制作アプローチが求められました。

課題解決にむけての思考プロセス​​​​​​​

前述の課題解決のため、、従来の制作手法に囚われず、品質を落とさずにコストと工期を圧縮するため、以下のステップで実行内容を定めていきました。

STEP1・抽象的なイメージ「高級感」を具体化する

​​​​​​​​​​​​​​まずは、今回のキーワード「国際的なカンファレンスにふさわしい美しい空間」=「高級感」についてこの抽象的なイメージを「調、質感、照明効果、ディテール」といった具体的な要素に分解し、どの要素にコストを集中させるべきかを見極めていきました。

STEP2・目標コスト・納期との逆算

提示された納期と予算を厳守するため、各工程に許容される最大の工期とコストを逆算で算出。
ステップ1で見定めた「色調、質感、照明効果、ディテール」に対し、最大値でどこまで追求できるか、
超過してしまう要素が何かをこのステップで明らかにしていきました。

STEP3・素材・アイテムを選定する

高級感を出すためにオリジナル造作が必須とされる部分とレンタルでもいい部分を洗い出し、それに近い高品質な既製品やレンタル品で代替できないか検討を重ねました。またオリジナル造作が必須な部分については、一般的な素材に縛られず、クオリティを担保でき加工性も高い素材を幅広く検討しご提案いたしました。

実行内容

以上の思考プロセスを経て、以下のように今回のオーダーに対して製作をいたしました。

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素材転換とオリジナル什器製作


コストを抑えつつデザインを再現するため、一般的な木製から「スチレン」に素材を切り替え製作。
オリジナルアイテム3種類のパネルのみに絞り、他はレンタル品で代替することで製作コストを抑え、また大幅に製作期間を短縮することが出来ました。
オリジナル製作品 ■PC操作・パンフレット台 ■サイネージ内包什器 ■ミニパネル貼りつけ什器

サイネージのノイズレス設計

設計時に見過ごされがちな配線コードが極力視界に入らないように工夫する「ノイズレスなブース」を目指すなど、ディテール面もこだわることによって予算の範囲で得られる最大級の高級感を追求しました。

通常のサイネージスタンドとは一線を画すため、機器本体やケーブル類が一切見えないよう什器内に完全に収納する特殊設計を施し、低コスト素材でありながらも、洗練された高級感のあるブース空間を構築することが可能になりました。

まとめ

デザインの忠実な具現化とコスト効率の両立が求められる中、素材を工夫したプロダクト製作と徹底した配線処理によりその課題をクリアしました。結果として、国際カンファレンスにふさわしいトーンの維持とTATAグループ様のブースを他社から際立たせることに成功し、クライアント様からもご満足の声をいただくことができました。

補足>今回のサポート範囲
平面デザイン・パースイメージを基にしたプロダクトの具現化設計、レンタル品の選定、現場での設営から撤去までを一貫してサポートしました。

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