突然ですが、店頭の販促物制作に携わっている方に質問です。
「SDGsに配慮した販促物を作りたい」
「販促物の運送コストを削減したい」
「全店舗に展開した販促物が、現場で組み立てられずに廃棄されている」
こんな悩みを抱えたことはありませんか?
これらの課題は、多くの販促担当者が直面してきた業界共通の問題です。
一方で、店舗では「組み立てに時間がかかる」「活用しきれず廃棄することになった」という声もあり、両者それぞれの悩みを抱えています。
この悪循環を断ち切るために、私たちは「SPGs(Sustainable Promotion Goals)」という新ブランドを立ち上げました。
本記事では、従来の販促物が抱える構造的な問題点を整理し、それを解決するSPGsの具体的な仕組みと商品ラインナップを詳しく解説します。
「さっそく具体的な商品ラインナップを見てみたい」という方は、以下の公式サイトから詳細をご確認ください。
Contents
店舗販促において従来の販促物が抱える2つの問題

従来の販促物は、以下のような問題を抱えています。
従来の販促物が抱える2つの問題
|
具体的にどのような問題なのか、順番に見ていきましょう。
1.ゴミ問題
店舗に販促物が届いた際、最初に直面するのが「過剰な梱包資材」の問題です。
販促物を店舗に送るときには、商品を衝撃から守るために大量の緩衝材や大きな段ボールが使われます。
しかし、これらの梱包材は販促物を取り出した瞬間ゴミとなります。
店舗スタッフは、忙しい業務の合間を縫ってこれらの廃棄処理を行わなければならず、手間もコストもかかっているのが現状です。
また、販促物自体の組み立てが難しいことも、ゴミ問題を悪化させています。
複雑な説明書を見ながらの組立作業は、接客や品出しに追われる現場にとって大きな負担となります。
その結果、組み立てが後回しにされたり、最悪の場合は一度も使われることなく廃棄されたりするケースも少なくありません。
このように使われないまま廃棄されるため、さらにゴミと廃棄コストが増えてしまいます。
2.コスト問題
近年、物流業界の人手不足や燃料費の高騰により、運送費用が大幅に上がっています。
今では販促物を1つ送るだけでも、1小口あたり1,000円を超えることは珍しくありません。
場合によっては、販促物を制作する費用よりも、それを店舗に送る輸送費のほうが高くついてしまうという状況も起きています。
さらに、上述した梱包資材や販促物の廃棄にも費用がかかるため、ゴミの量が多いほど処分費用が増加します。
こうした「運ぶコスト」「捨てるコスト」は見えにくい部分です。
しかし、積み重なると販促活動にかかる全体の費用が膨らんでしまい、企業にとって負担になります。
これらの問題を解決する実現する新ブランド「SPGs」

「SPGs」(Sustainable Promotion GOALS)は、SDGsに対応した「販促×環境」の両輪を兼ね備えた新しいブランドです。
従来、環境対策を進めようとするとコストが増加し、コストを削減しようとすると環境負荷が高まるという、相反する問題がありました。
SPGsは、この2つの課題を同時に解決します。
さらに、店舗スタッフが抱える組み立ての手間やゴミ処理の負担、バックヤードのスペース問題といった現場の課題も、あわせて解決できる製品です。
「現場のムダを徹底的になくす」という考え方をもとに「ゴミを出さない」「簡単に組み立てられる」「コンパクトに届ける」を実現している、SPGs商品の特徴を3つ紹介します。
SPGs商品の3つの特徴
|
梱包材を什器の一部として再利用
SPGsでは、販促物を送るときの梱包箱を、什器の部品として使えるように設計しています。
たとえば、梱包箱がそのまま土台や足のパーツになる仕組みです。
これにより、梱包材がゴミにならず「ゴミゼロ」を実現しました。捨てる必要がないため、廃棄にかかる費用も削減可能です。
組み立てプロセスの簡略化
SPGsでは店舗スタッフの作業負担を減らすために、組み立ての手順を簡略化しました。
また、従来のわかりにくい紙の説明書も廃止し、代わりにQRコードを読み込むだけで視聴できる「組み立て動画」を用意しています。
動画を見れば直感的に作り方がわかるため、工作などに慣れていないスタッフでも迷うことがありません。
誰でも簡単に短時間で組み立てられるようになれば、忙しい店舗でも販促物がしっかりと活用されるようになります。
結果として「届いたけれど使わずに廃棄となる」ことがなくなり、販促効果を高めながら廃棄物の削減にもつながります。
従来の半分以下の梱包サイズで納品
SPGsの商品は、独自の折りたたみ技術や構造により、従来の製品よりも半分以下のサイズで納品することが可能です。そのため、輸送費を大きく抑えられます。
さらに、バックヤードに置く際も場所を取らないため、保管スペースを圧迫することもありません。
「SPGs」の具体的な商品ラインナップ3選

SPGsブランドには現場の悩みを解決する革新的な商品が揃っています。
2025年11月現在で7つのアイテムが展開されていますが、ここでは代表的な3つを紹介します。
「SPGs」の具体的な商品ラインナップ3選
|
いずれも「ゴミを出さない」「簡単に組み立てられる」「コンパクトに届ける」というSPGsのコンセプトを体現している商品です。
1.等身大ボード eco100

一般的に等身大ボードは大きな箱で届きますが、「等身大ボード eco100」は宅配便の100サイズの箱(縦・横・高さの合計が100cm以内)で届く商品です。
本体を折りたたみ、梱包箱を土台として利用する画期的な設計により、コンパクト化とゴミゼロ化を両立しています。
梱包箱を裏返して組み立てることで、パネルを支える足パーツに変身します。
QRコードから動画を確認しながら組み立てられるため、初めてでもスムーズに設置が可能です。
2.カウンターDP eco60

「カウンターDP eco60」は、角2封筒(A4サイズが入る封筒)で郵送できるほどの超コンパクト設計のカウンターディスプレイです。
配送コストを最小限に抑えることを追求しており、保管スペースもほとんど必要ありません。
化粧品などの小物商品を陳列するのに最適で、切手を貼ればそのままポストに投函することも可能です。
小規模な店舗への配布や、数多くの拠点へ一斉に送りたい場合などにコスト削減の効果を発揮します。
3.エンド装飾キット eco60

スーパーやドラッグストアの商品棚の端(エンド)を飾るためのキットも、従来は大きな梱包になりがちでした。
しかし「エンド装飾キット eco60」は、幅900mmのボードを4つ折りにする特殊技術と、梱包箱をパーツとして再利用する設計により、わずか60サイズの箱に収めることを実現しています。
実際に、これまで140サイズで送っていたものが60サイズになることで、発送料金を1個あたり約1,250円も削減できた事例もありました。
また、この商品も梱包箱を捨てずに、ボードを支える「上足(かみあし)」として活用しています。
コストを大幅に下げつつ、売り場を華やかに演出できる画期的なキットです。
SPGsが目指すのは「SDGs」と「コスト削減」の両立

SPGsは、環境配慮(SDGs)と経済合理性(コスト削減)という、一見相反する要素を同時に実現する新しい販促ソリューションです。
これまで「エコな販促物は原価が高い」という理由で、導入を見送っていたケースもあるのではないでしょうか。
しかしSPGsは、商品単価だけでなく、輸送費や廃棄コストまで含めた「トータルコスト」を圧縮することで、全体予算の削減に成功しています。
つまり販促担当者様は、会社に対して「環境のために予算を増やしてほしい」と説得する必要がありません。
むしろ「SDGsに取り組みながら、これだけの販促コストを削減できます」と、数字的根拠を持って提案できるため、導入のハードルが下がります。
SPGsは「現場のゴミ処理」「廃棄コスト問題」を解決したい店舗様と「SDGs」と「コスト削減」の両立を目指すメーカー様にとって、非常に有効な選択肢です。
「具体的にどれくらいコストダウンできるかシミュレーションしたい」「まずは話を聞いてみたい」という場合は、以下のページからお気軽にご相談ください。
この記事に関するタグ

