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コンセプトが明確な展示会ブース事例7選!狙った集客実現したブース設計事例
公開日 2026.01.19 /更新日 2026.02.03

せっかくの出展を成功させるためには、単に見た目がきれいなブースを作るだけでは不十分です。
大切なのは、自社の強みや伝えたい内容が一目でわかる「コンセプト」を明確にし、それに合わせた設計をおこなうことです。
そこで本記事では、実際に大きな集客効果を生んだ7つのブース事例を詳しく解説します。
なお「コンセプト設計のノウハウがない」「準備の手間を減らしたい」という方は、デザインから設営までプロに丸ごと任せられる「スグラク展示会」にご相談ください。
貴社の悩みを伺ったうえで、最適なコンセプトやブース設計をご提案します。詳しくは、以下のボタンからご覧ください。
狙った集客を実現する、コンセプトに沿ったブース事例7選
さっそく、展示会で狙いどおりの集客を叶えた、7つの具体的な事例を見ていきましょう。
狙った集客を実現する、コンセプトに沿ったブース事例7選
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それぞれのブースには、出展した企業が抱えていた悩みと、それを解決するための工夫が詰まっています。
自社の商品やサービスをどう見せれば良いか、ヒントを探しながら読み進めてみてください。
1.サービスの世界観を反映したブース

| 目的 | ・「匂いのデータ化」という目に見えないサービスをわかりやすく伝える |
| 実行内容 | ・「ニオイは、見える」という強い言葉を採用 ・清潔感を出すため極力シンプルなデザインに |
1つ目は、匂いを分析して可視化し、同じ匂いを再現できるサービスのブース事例です。
このサービスは技術力が高い反面、匂いという目に見えない要素を扱っているため、来場者に「何ができるサービスなのか」を瞬時に伝えにくいという課題がありました。
そこで、ブースの壁面には「ニオイは、見える」という文字を大きく掲げています。
あえて説明を最小限に抑えることで、通りがかった来場者の興味を引く仕掛けを作りました。
展示台に載せる情報も、ロゴのみに絞り込んでいます。
ブースデザインは清潔感を重視し、極力シンプルにまとめることで、医療現場を思わせるような洗練された雰囲気を演出しました。
これにより、サービスの信頼性や技術力の高さを視覚的に伝えています。
白を基調としながらも、会場の壁に埋もれてしまわないよう、鮮やかなブルーを差し色として使用している点も特徴です。
2.製品の存在感をアピールしたブース

| 目的 | ・建築現場向けの監視カメラの映像を体験してもらう ・UIを含めたサービス全体を体験してもらう |
| 実行内容 | ・ブランドカラーで統一して企業イメージを強く印象付ける ・3箇所から入れる円台ブースで接客をしやすくする ・中央に印象的なものを置き、人が固まることで賑わい感を演出 ・通路側にコーナー什器を配置してブースに入るきっかけを作る ・球体のペットボトルで視覚的な引きを作る |
建築現場などで使用される監視カメラを紹介したブースの事例です。
このサービスは操作性(UI)にも強みがあったため、カメラが映し出す映像の美しさだけでなく、ブラウザ上でのカメラ操作を来場者に体験してもらうことを狙いとしました。
そこで通路沿いにはコーナー什器を配置し、まずは実物に触れてもらったうえで、自然にブース内へ誘導する流れを作りました。
そのうえで「アイキャッチとして中央に印象的なものを置きたい」という要望を踏まえ、ブース中央には3箇所から入れる円台型のブース構造を採用しています。
結果として、1人のスタッフが複数の来場者に同時に説明しやすくなるだけでなく、会場全体から見ても賑わっている印象を与えやすくなりました。
ブース全体はブランドカラーであるパープルとグレーで統一されています。
さらに、球体のペットボトル(水)を展示物として配置することで、無機質になりがちな監視カメラの展示に柔らかさを持たせ、来場者の目を引く工夫も施しました。
3.サービスが体験できることを強調したブース

| 目的 | ・サービスの手軽さを伝えつつ、ブースでサービスを体験してもらう |
| 実行内容 | ・スタンドバナーで遠くからでも目立たせる ・手持ちパネルでスタッフによる積極的な呼び込み ・モックスタンドで現物を見せる ・「今すぐできる」と強調してその場での体験・申し込みを促す |
スマートフォンの画像をその場でプリントできるサービスを紹介した事例です。
この企業は国際道具展への出展が決まっており、限られた時間の中で効率よく準備を進める必要がありました。
その中で重視したのは、サービスの手軽さを伝えながら、ブースに人を呼び込むための「体験の入口」をどのように作るかという点です。
このブースでは「実際に印刷された成果物」を来場者に見せることで、何ができるサービスなのかを直感的に理解してもらうことを最優先にしています。
特に効果を発揮したのが、スタッフが手に持って使用できるサイズのパネルです。
パネルには「今すぐできる」という言葉を大きく掲載し、イベント会場に訪れている来場者の「何かおもしろい体験をしたい」という心理に寄り添いました。
また、スタッフが対応できない時間帯でも情報を持ち帰ってもらえるよう、QRコード入りのスタンドバナーを設置しています。
4.キャッチーで来場者の気持ちが昂るブース

| 目的 | ・ワンストップサービスの魅力を伝える |
| 実行内容 | ・ワンストップサービスを壁面パネルと展示台で目立たせる ・有名YouTuberの利用実績を掲載して信頼性と注目度を高める ・ビビッドカラーで目立たせる ・実際にレンタル可能な衣装を展示 ・キャンペーンを壁面・卓上パネルで訴求 |
次は、衣装レンタルから撮影、スタジオ提供までを一括でおこなうワンストップサービスを紹介したブースの事例です。
この企業は数千点におよぶ衣装だけでなく、スタジオやカメラマンも自社で抱えており、YouTubeやCM撮影に必要な要素をまとめて提供できる点が強みでした。
そこで、ブースでは壁面パネルと展示台を活用し「衣装レンタル」「撮影」「レンタルスタジオ」を一括対応できる点を視覚的に訴求しています。
あわせて、有名YouTuberの利用実績を掲載することで、多くの人に選ばれているサービスであることを伝え、信頼性と注目度の向上を図りました。
一方で、同じ展示会には類似の競合サービスも出展していたため、ブース全体にはビビッドカラーを採用しています。
その結果、来場者から「一番目立っていた」という声も得られました。
また、実際にレンタル可能な衣装を展示することで、利用後のイメージを具体的に持てる構成としています。
5.来場者の属性に合わせて集客導線を設計したブース

| 目的 | ・「arrr」というブランドの世界観を反映させたい |
| 実行内容 | ・フォトスポットを設置 ・展示棚を必要最低限のサイズにして通路を広く確保 |
5つ目は、犬や猫などのペット用品を扱うブランド「arrr」のブース事例です。
本ブースでは、ブランドが持つ世界観を展示会空間にそのまま落とし込むことを重視していました。
配色は2色に絞り、説明文も必要最低限に抑えることで、空間全体からブランドイメージが伝わるデザインを採用しています。
特徴的なのは、犬連れの来場者を想定して設置したフォトスポットです。
愛犬と一緒に写真を撮れる体験を用意することで、ターゲット層が自然と立ち寄りたくなる導線を作りました。
また、通路を広く確保するため商品棚は最小限に抑え、来場者とペットが快適に過ごせるよう配慮しています。
ブース内では体験と交流に集中してもらい、ブランドへの共感やファン化につなげるため、商品の詳細や購入案内は、卓上のQRコードからオンラインショップへ誘導しました。
6.無形のサービスを可視化したブース

| 目的 | ・無形サービスでも魅力をしっかりと伝える ・その場ですぐに商談ができる環境を作る |
| 実行内容 | ・イベントの例をたくさん挙げて、自分ごと化してもらう ・事例の思考プロセスと実行までの流れを壁面に掲載 ・商談しやすいスペースを確保 ・モニター台や展示台でサービス内容を視覚的に伝える |
社内イベントの企画から実行までを支援する「Cultive」を紹介したブース事例です。
本ブースでは、形のないサービスの価値をどのように可視化し、来場者に伝えるかが課題でした。
そこで壁面には、具体的なイベント名の例を数多く掲示しました。企業担当者が「自社でもそろそろ必要だ」と気づくきっかけを与えることが狙いです。
あわせて、実際の事例を用いながら、企画段階の思考プロセスから実行までの流れを紹介しています。これにより、サービス利用後のイメージを具体的に描きやすくしました。
また、ブース内には落ち着いて話せる商談スペースを確保し、その場で相談しやすい環境を整えています。
モニター台や展示台も活用し、無形サービスであっても「何ができるのか」が直感的に伝わる構成としました。
7.実演のインパクトで足を止めさせたブース

| 目的 | ・翻訳ツールの正確さと速さを知ってもらう ・製品の性能を実際に見てもらう |
| 実行内容 | ・80インチの大型モニターで実際の翻訳の流れを実演 ・奥にPCを設置して来場者が実際に触って試せるようにする ・来場者がその場で体験できる流れを作る ・Webサイトのカラーに合わせてブランドの統一感を保つ |
最後に紹介するのは、59カ国語に対応した翻訳ツールを紹介したブース事例です。
本サービスは、言葉で説明するよりも、実際に動いている様子を見せるほうが効果的だと考えました。翻訳の精度やスピード、操作性は、体験しなければ伝わりにくいためです。
そこで「とにかくデモを見せる」ことを軸に、80インチの大型モニターを使用し、翻訳の流れを実演しました。
遠くからでも視認しやすく、通路を歩く来場者の足を止める役割を果たしています。
さらに、ブース奥には複数台のPCを設置し、デモを見て興味を持った来場者が、その場ですぐ操作を試せる構成としました。この導線により、理解を深めながら購買意欲の向上につなげています。
また、ブース全体のカラーリングはWebサイトに合わせたツートンカラーで統一しました。
そうすることで、サービスカラーを覚えてもらいやすくなるだけでなく、後日検索した際に「展示会で見たサービスだ」と視覚的に思い出しやすくなります。
コンセプトに沿ったブース作りならスグラク展示会にご相談ください

展示会で狙ったとおりに集客し、自社の想いを伝えるためには、徹底したコンセプト設計とそれにもとづいた道具選びが重要です。
今回紹介した事例のように、色使いや文字の置き方、そして展示台の形1つひとつが、来場者の行動を変える力を持っています。
「自社の魅力をどう表現すればいいかわからない」「集客できる具体的な方法を知りたい」とお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
貴社の目的や予算に合わせた最適なプランを提案し、展示会の成功をお手伝いします。
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