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店頭販促とは?知っておきたい3つの目的と店舗で使用される販促物を全紹介

公開日 2021.08.31 更新日 2024.05.27

「店頭販促ってなに?」
「店頭の販促物にはどんな種類があるの?」

このようにお考えではありませんか?自店舗に合う店頭販促を実施できれば、注目を集めお店のファンを増やせるかもしれません

本記事は下記について初心者向けにまとめました。

  • 店頭販促とは何なのか
  • 店頭販促の3つの目的
  • 店頭販促で使用される販促物10選

販促については「【成功事例あり】販促とは?種類・手法から広告・営業との違いまで解説」で、事例ともに詳しく解説しています。

店舗にファンができれば長期的な売上アップが期待できますので、ぜひご一読ください。

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店頭販促(インストアプロモーション)とは

店頭販促とは

顧客の購買意欲を高めるために店頭で実施される販売促進の手法。インストアプロモーションとも呼ばれる。使用される販促物は、店頭イベント・サンプリング・クーポン・特売・ノベルティなど。

店頭販促とは、顧客の購買意欲を高めるために店頭で実施される販売促進の手法です。最終的な目標は、顧客に商品を購入してもらうことにあります。

店頭販促は、販売促進活動の中でも店舗に特化した活動です。たとえば、おもな方法としてポスター掲載によるキャンペーンの告知があります。

このような例を見た上で店頭販促を言い換えると、顧客の「買いたい!」「また来たい!」という気持ちを高める活動とも言えます。

店頭プロモーションについて、詳細を下記の記事でまとめました。店頭プロモーションを活用して売上アップを目指すのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

>>店頭プロモーションとは?基本知識から生活者を惹きつける4つのコツまで網羅

店頭販促の3つの目的

店頭販促の最終的な目的は、商品を購入してもらうことです。さらに細分化すると、おもに下記の3つがあります。

  1. 集客アップする
  2. 購入率アップする
  3. 客単価アップする

では、具体的にどういうことか解説していきます。

1. 集客アップする

ビジネスの基本の目的として、まず集客があります。どんなにいい商品やサービスでも、認知してもらわなければ購入してもらえません。

認知してもらうための方法として、下記の方法が挙げられます。

  • のぼりや看板
  • チラシや新聞折り込みの配布
  • Webサイトでの告知
  • SNSの活用

上記の方法を駆使して、店舗の存在やイベント情報・セール情報を知ってもらいましょう。認知度を上げて顧客の購買意欲を高めることで、購入につながります。

また上記の方法には、それぞれリーチしやすい顧客層があります。

  • WebサイトやSNSの活用:若年層に届きやすい
  • 新聞折り込み:高齢者やファミリー層に届きやすい

どのような顧客層に来てほしいのかターゲットを明確にし、それに合う方法を選びましょう。

2. 購入率をアップする

売上へつなげるためには、購入率のアップを狙う店頭販促が重要です。つまり、顧客に「この商品を買いたい!」と思ってもらうのです

購入率をアップさせるには、

  • 店舗の「入り口」の演出
  • 店内の商品ディスプレイ

がポイントです。まず店舗の「入り口」は、明るく広く見せましょう。

さらに、入り口近くに季節商品やセール商品を配置して、「お得感」を演出することも重要です。

また、店内の商品ディスプレイも工夫します。店内を回りやすい動線を考えて、「どこに」「どんな商品」があるかわかりやすくしましょう。

顧客にとってわかりやすい売り場になれば、自然と商品を手に取ってもらえるようになります。

3. 客単価アップする

客単価を上げるためには、おもに下記の2つが重要とされます。

  • アップセル:より高額な商品を購入してもらう
  • クロスセル:一度に複数の関連商品を購入してもらう

アップセルにおいて重要なことは、商品の良さをしっかりと説明することです。たとえば、顧客が商品を購入するきっかけは、

  • 下位モデルと何が違うのか
  • 上位モデルにすると、どんないいことがあるのか

など、価格以上の価値を感じることにあります。価値を感じることではじめて、顧客は「買いたい」と考えてくれるのです。

一方、クロスセルは、関連商品を同時に購入してもらうことで客単価を上げる方法です。

たとえば、スマートフォンを購入したら、同時に画面の保護フィルムや保護ケースを購入しませんか?

こんなニーズを想定し顧客にわかりやすく商品を陳列しておけば、客単価アップを見込めます。

ただ、アップセル・クロスセルでもっとも重要なことは、顧客の立場になって商品をおすすめすること

スタッフ目線から販売すると、押し売りになってしまいがちです。顧客の目線で、本当におすすめできる商品を説明しましょう。

店頭販促で使用される販促物10選

No.手法概要
1ポスター期間限定のイベント・キャンペーン告知・宣伝など
に用いられるはり紙
2のぼりイベント・キャンペーン告知・宣伝などに用いられ
る旗。屋外に設置されることがほとんど。
3販促バナースタンド店内に設置される自立式の旗や幕。集客や宣伝に用い
られる。
4タペストリー店内や屋外の壁・天井に設置される垂れ幕。
5パネル・等身大パネル店内のカウンターや売り場コーナーなどさまざまな
場所に設置され、キャンペーン告知や宣伝に用いられる。
6デジタルサイネージ駅やショッピングモールのような人通りの多いとこ
ろに設置されるディスプレイ。キャンペーンの告知
や集客のほか、データ収集ができるモデルもある。
7電子POP店内に設置される小さめのディスプレイ。商品のPR
動画を流して購買意欲を高める。
8ノベルティメーカーやブランドの宣伝を目的として無償配布され
るアイテム。顧客の目に入りやすいように日用品や消
耗品の形態をとることが多い。
9ステッカー商品単品に貼られるシール。スーパーで用いられるこ
とが多く、一目で商品の特徴がわかる。
10店舗什器商品を陳列する棚や台を指すことが多い。商品を目立
たせる必要がある。

上記のように、店頭販促で使用される販促物はさまざまです。ここで各特徴を順番に紹介します。

1. ポスター

項目詳細
目的・集客アップ
・購入率のアップ
・客単価アップ
実際に使われている例・キャンペーン・セール告知
・新メニューのお知らせ

ポスターはさまざまな場所に貼り出される紙で、店頭以外でも見られます。ポスターを設置する場所によって、下記のように目的が少し異なります。

  • 駅など人通りの多い場所:集客アップ
  • 店舗:購入率・客単価アップ

また、デザインや内容が多種多様なので、店舗ごとの個性を出しやすいメリットがあります。

店頭に貼られるポスターは以下などに広く活用できる、定番の販促物です。

  • 商品やサービスのPR
  • キャンペーン・セールの告知
  • 新メニューのお知らせ(飲食店)

>>ポスターについて詳しく見る<<

2. のぼり

項目詳細
目的・集客アップ
実際に使われている例・キャンペーン・セール告知
・さまざまな情報の告知

のぼりは屋外に設置されることが多く、ターゲットは店内の顧客ではなく通りかかった人です。ある程度離れていても見えるので、書かれた内容が目にとまりやすい効果があります。

のぼりの内容はさまざまで、

  • 10%割引などのセール情報
  • 飲食店の新メニューの案内

など、顧客の興味をそそるような内容がほとんどです。

情報を詰め込むと逆に見られなくなるので、内容を端的に表示しインパクトを持たせると伝わりやすくなります。

>>のぼりについて詳しく見る<<

3. 販促バナースタンド

項目詳細
目的・集客アップ
・購入率アップ
実際に使われている例・商品やサービスのPR

販促バナースタンドは旗や幕を立てかける自立式のスタンド。大きめのサイズが多く、店内でも目立つ販促物です。

のぼりはおもに屋外で見かけますが、販促バナースタンドはほとんどが屋内で使用されます。さらに、コンパクトに収納できるので、持ち運びが簡単です。

販促バナースタンドには、おもに下記の種類があります。

  • Iバナースタンド
  • Xバナースタンド
  • Lバナースタンド
  • ロールアップバナースタンド
  • 屋外用バナースタンド

以下でまとめて紹介していますので、ぜひあわせて参考にしてください。

>>バナースタンドについて詳しく見る<<

また、販促用バナースタンドの種類一覧や集客につなげる制作のポイントなどを以下の記事で紹介しているので、ぜひご一読ください。

>>販促用バナースタンドとは?種類や成果につなげる6つの制作ポイントを全解説

4. タペストリー

項目詳細
目的・集客アップ
・購入率のアップ
・客単価アップ
実際に使われている例・キャンペーン・セール告知
・売り場の演出

タペストリーは垂れ幕のことで、店舗の内外を問わず壁や天井に設置されます。入り口に設置するタペストリーは、店外の通行人にPRできるというメリットもあります。

もし、店舗入口から人通りのある路面まで距離がある場合、大きなサイズで内容をシンプルにすると、より多くの通行人を店内に呼び込めるかもしれません。

一方で店内に設置するタペストリーは、季節感を持たせて売り場の演出をしたり、キャンペーンの告知をしたりできます。

壁をそのままにしておくと店舗が無機質な印象になるので、雰囲気を華やかにする意味でも設置するのがおすすめです。

>>タペストリーについて詳しく見る<<

5. パネル・等身大パネル

項目詳細
目的・集客アップ
・購入率のアップ
・客単価アップ
実際に使われている例・キャンペーン・セール告知
・新商品のお知らせ

パネルは店内のレジカウンターや、売り場コーナーなどさまざまな場所に設置され、キャンペーンや新商品の情報をお知らせに活用されます。

サイズが豊富で、特にイメージキャラクターや人物と同じサイズのパネルは「等身大パネル」と呼ばれます。

以下のように、メーカーのイメージキャラクターを務める芸能人の等身大パネルを、店舗で見かけたことがあるのではないでしょうか。

>>等身大パネルについて詳しく見る<<

また、等身大パネルの作り方や注目を集められるポイントを以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

>>等身大パネルの作り方とは?種類や注目を集める6つの制作ポイントまで全解説!

6. デジタルサイネージ

項目詳細
目的・集客アップ
実際に使われている例・キャンペーン・セール告知
・新メニューのお知らせ
・案内板

デジタルサイネージは電子看板とも呼ばれ、駅やショッピングモールのように人通りの多い場所に設置されています。

ポスターやパネルと違うのは、ディスプレイに映像を表示するデジタル機器という点です。デジタルサイネージには大きくわけて、3つの種類があります。

  1. スタンドアロン型
  2. ネットワーク型
  3. インタラクティブ型

なお、以下の記事でデジタルサイネージの仕組みから導入・運用までに必要な準備・費用など解説しているので、ぜひ参考にしてください。

>>デジタルサイネージとは?設置に必要な費用から導入までの流れを全まとめ

>>デジタルサイネージについて詳しく見る<<

7. 電子POP

項目詳細
目的・購入率のアップ
・客単価アップ
実際に使われている例・キャンペーン・セール告知
・新メニューのお知らせ
・PR動画の再生

電子POPもデジタルサイネージと同じくディスプレイですが、デジタルサイネージよりサイズが小さめです。

そのため以下のように、陳列棚へ設置することが可能です。

>>電子POPについて詳しく見る<<

店内の売り場などに設置され、商品のCMやPR動画を再生し、来店客の購買意欲を高めます。サイズも豊富なので、

  • 用途
  • 環境
  • 予算

などによって選ぶのがおすすめです。電子POPは店舗内に設置されるので、顧客に対して「最後の一押し」の役割を担っています。

電子POPについては下記の記事で詳しくまとめています。電子POPとデジタルサイネージの違いについても解説していますので、ぜひご覧ください。

>>電子POPとは?デジタルサイネージとの違いや6つの選定ポイントを紹介!

8. ノベルティ

項目詳細
目的・集客アップ
実際に使われている例・メーカーやブランドのロゴが入った
 日用品や消耗品の配布

ノベルティは販促活動で、無料配布するアイテムのことです。宣伝がおもな目的で、アイテムにはメーカーやブランドのロゴが入っています。

アイテムは日用品や消耗品であることが多く、

  • ボールペン
  • ノート
  • うちわ

など、普段使いしやすいアイテムが選ばれます。

>>ノベルティにおすすめのアイテムについて詳しく見る<<

ほとんどが無償配布で、チラシとセットに配布されることも見かけます。

街中のティッシュ配布などもノベルティの一種で、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

チラシには興味を示してもらえなくても、ティッシュが一緒になっていると受け取ってくれる人もいます。

9. ステッカー

項目詳細
目的・購入率のアップ
・客単価アップ
実際に使われている例・キャンペーン告知
・値引き
・商品の情報表示

ステッカーは商品に貼られるシールのことで、おもにスーパーで使用されます。特に惣菜などのパック詰め商品に貼られることが多く、下記のように種類が豊富です。

  • 値引きシール
  • 調理時間の表示
  • 「国産」などの情報表示

顧客の目につきやすいので、アピールしたい情報をピンポイントで伝えられます

スーパーではタイムセールなどを実施する店舗もあり、割引シールにお世話になったことがある人も多いのではないでしょうか。

また「テーブルステッカー」と呼ばれ、店舗のレジカウンターや飲食店のテーブルに貼るものや、以下のように、窓に貼る「ウインドウステッカー」もあります。

>>ウインドウステッカーについて詳しく見る<<

水や汚れに強い合成紙で作られているものが主流で、おすすめの商品や店舗情報などを告知して販促効果を高めるために使われます。

10. 店舗什器

項目詳細
目的・購入率のアップ
実際に使われている例・商品の陳列

店舗什器(てんぽじゅうき)は家具の一種で、店舗ではおもに商品を陳列する棚や台を指します。商品を目立たせる役割があるので、商品より目立つような什器を選ぶのはおすすめしません

店舗の雰囲気に合いつつ、必要以上に目立ちすぎない什器選びが重要です。また、単純に商品棚と言っても、陳列方法によって什器にも種類があります。

  • 島什器
  • 中島什器
  • アイランド什器
  • エンド什器

商品をどこに配置するかで必要な什器が変わります。

>>什器について詳しく見る<<

売り場がわかりやすく見やすければ、店舗のファンを増やすきっかけにもなります。そのため購入率アップやリピーター獲得を狙うのであれば、什器選びも重要です。

生活者を引きつける店頭販促物をつくるならアイポプがおすすめ

生活者を引きつける店頭販促物づくりなら、POP作成サービス「アイポプ」がおすすめです。

アイポプには、下記の特徴があります。

  • AIがSNSから自動で消費者のトレンドやニーズを分析する
  • 刺さるキャッチ・映えるデザインパターンを作成できる
  • 印刷まで一貫して、オーダー商品の試作をする

店頭販促物づくりにアイポプをおすすめする理由は、下記の2つです。

  1. AIがSNSからポジティブ投稿を分析するので、新たなニーズに気がつきやすい
  2. 今までにない切り口でPOPのデザインを制作できるため、集客・購入率・客単価アップを期待できる

顧客の生の声を反映したPOP作成が叶えば、店舗のファンを増やせる期待ができます。店舗のファンを増やして、売上アップへつなげてみてはどうでしょうか?

もしアイポプに興味がおありでしたら、まずは以下の販促相談員へお気軽にご相談ください。

生活者に刺さる店頭販促を行って収益アップを目指そう

<本記事のまとめ>

・店頭販促は、店舗に特化した販売促進活動のこと
・店頭販促の目的は集客・購入率・客単価をアップすること
・店頭の販促物にはたくさんの種類があり、環境や予算に合わせて選ぶことが重要

店頭販促は、店舗に足を運んだ顧客の「買いたい」を後押しする重要な活動です。

効果的な販促を行って店舗のファンを作り、顧客の「買いたい」を「この店舗で買いたい」に変化させ、長期的な収益アップを目指しましょう。

PXCお問い合わせページはこちら

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