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「展示会におすすめのPOPはどんなものがあるの?」と、考えることはありませんか?
たくさんの企業が自社の魅力をアピールする展示会で、多くの来場客に自社ブースへ足を運んでもらうためには、ターゲットが興味を持てる工夫が必要です。
そこで本記事では、展示会におすすめのPOPを、販促物の製作歴約50年の専門家がまとめました。
たくさんの来場者を惹きつけて展示会を成功させたいとお考えでしたら、ぜひ最後までご一読ください。
なお、展示会で効果的なブース作りをするなら、展示会パッケージ「はじめての展示会」がおすすめです。
3つのパックから選ぶだけでブース作りの準備が完了するうえ、展示会に必要なPOPや販促物も付いています。
展示会ブースの準備や販促物にお悩みなら、まずは以下よりお気軽にご相談ください。
展示会で集客するにはPOPなど販促物の活用が重要
展示会には、多くの企業が出展します。類似の商品やサービスもあるなかで、自社のブースに足を運んでもらうには、来場者が興味を持てる工夫が必要です。
そのためには、チラシ・フライヤーやポスターなど、POPや販促物の活用が有効です。
しかし、ただPOPや販促物を使うだけではうまくいきません。
自社が設定する展示会の目的・ターゲットに合わせた販促物の活用が必要となってきます。
展示会におすすめのPOP・販促物11選
No. | 種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | ポストカード・名刺 | ハガキ・封書や名刺・ショップカードなど |
2 | パンフレット | 背表紙のない小冊子や、折り加工をしたパンフレット |
3 | スタンドバナー | 販促用の旗や幕を立てかけるスタンド |
4 | 紙製の簡易スタンド看板(faster) | カード紙でできた簡易的な立体看板 |
5 | ダンボール什器 | ダンボール製の什器 |
6 | タペストリー | 天井から吊るしたり壁面に掲示したりする旗 |
7 | パネル・バックパネル | ポスターをスチレンボードに貼り合わせたパネル |
8 | 3D Phantom®(ファントム) | LED光源が付いたブレードを高速回転させ映像を映し出す、3Dホログラムサイネージ |
9 | フロアシート | 床に貼り付けるカード |
10 | テーブルクロス | テーブルにかける布 |
11 | チェアカバー | 椅子にかぶせるカバー |
ここで、展示会におすすめのPOPや販促物を、上記の11アイテム紹介します。
では、1つずつ見ていきましょう。
アイテム1.ポストカード・名刺
活用例
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1つ目は、ポストカードや名刺などの印刷物です。
相手の手元にほぼ確実に届けられる招待状の送付は、集客に有効な手段の1つです。
もちろん、メールやSNSなどで連絡するケースはあると思います。
ですが、すでに取り引きのあるような関係が深い取り引き先には、郵送で招待状を送付することでエンゲージメントを強化する期待ができます。
ビジネスパーソンにとって時間は貴重なので、忙しいなか足を運んでもらうには、まず展示会に興味をもってもらわなければなりません。
招待状には、例えば以下のようなデザインの幅の広いメール便が役立ちます。
デザインだけでなく、紙の質感までにこだわったオリジナルの招待状は、相手の五感を刺激し「ぜひ行ってみたい」と期待値を高められます。
アイテム2.パンフレット
活用例
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チラシやフライヤーよりもページ数が多いパンフレット・リーフレットは、多くの情報を伝えられる販促アイテムです。
商品の性能やサービスの特徴だけでなく、以下のような踏み込んだ内容も共有できます。
- どのような会社なのか
- どのようなスタッフが担当するのか
- どのような開発ストーリーがあるのか
パンフレット・リーフレットは、ポストカードや名刺と同じように、受け取った人が実際に手に取れる印刷物です。
コンセプトにあわせて紙を選んだりデザインを施したりして、触感でも印象が残るような工夫をしましょう。
なお、パンフレットのデザインアイデアの事例を以下の記事で紹介していますので、ぜひあわせて参考にしてください。
アイテム3.スタンドバナー
活用例
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スタンドバナーとは、販促用の旗や幕を立てかけるスタンドのことです。
キャッチコピーを掲載したり、オリジナルキャラクターを印刷したものをブースの入り口に置いたりすることで、近くを通る来場客の関心を引きます。
サイズは、幼児の身長ほどのコンパクトなものから、大人より大きい数メートルの高さのものまでさまざまです。
ブース受付のアイキャッチとして使用するのに定番サイズとして、以下のようなバナーが役立ちます。
コンパクトなバナーは設置する場所を選ばないだけでなく、持ち運びや保管も簡単です。
サイズに比例してコストもアップしますが、できるだけ設置の目的にあわせてサイズを選びましょう。
また、スタンドバナーの活用事例は以下の記事でまとめていますので、アイデアの参考としてぜひご覧ください。
アイテム4.紙製の簡易スタンド看板(faster)
活用例
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次に紹介するのは、雑誌の表紙や高級パッケージなどに使われるカード紙でできた、簡易的な看板「faster」です。
fasterは、カード紙にポリプロピレン(PP)を貼り付けるグロス加工を施しているので、会場の空調や天候による湿度の変化などの影響を受けにくい特徴があります。
また、軽量でコンパクトに折り畳めるため、持ち運びが簡単で収納スペースを必要としません。
設置時も開封して立ち上げるだけなので、誰でもすぐに設置できます。
紙の特徴を活かしキャラクターの形も再現できるので、限られたコストで注目を集めたいときにおすすめの販促アイテムです。
アイテム5.ダンボール什器
活用例
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ダンボール什器とは、ボール紙を重ねて強度を持たせた段ボール製の什器のことです。
なお、販促に活用する什器は、商品やカタログなどを陳列・設置するための器具を指します。
商品をアピールするためには、興味を持ってもらえる魅力的なディスプレイが必要です。
以下のように、紙製の什器は木製やスチール製とは違い軽量で持ち運びがしやすく展示会で重宝します。
>>紙製什器について詳しく見てみる<<
オリジナルのデザインを施せる、以下のような床置き型の展示台もあります。
ダンボール什器は、低コストで幅広いデザインが作れるので、展示会専用のオリジナル什器を製作したいという場合は、こちらも参考にしてください。
商品がより魅力的に引き立つよう、紙製什器を活用しましょう。
アイテム6.タペストリー
活用例
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低コストで展示会やイベントに活躍する販促アイテムとして、タペストリーがあります。
その1つが、会場全体を盛り上げるために天井から吊り下げて使用する、以下のタイプです。
また、以下のようにブースの壁一面を覆うタイプもあります。
1つ設置するだけでブース全体の印象が大きく変わるため、遠くの来場客にも効率よくアピールできます。
タペストリーに使われる素材は、「ポンジ」や「トロピカル」と呼ばれるポリエステル製のものから、塩化ビニールでできた「ターポリン」までさまざまです。
なかでもターポリンは、耐久性に優れているうえシワもつきにくいため、長期的に繰り返し使えます。
また、ブース内にS字フックで吊るすだけで掲示できるので、簡単に設置できる点もメリットです。
なお「自社が出展する場合はどのアイテムを活用すればいいのか」とお悩みの場合は、プロへの相談がおすすめです。
販促特化のマッチングサイト「ハンソクエスト」では、展示会にぴったりのアイテムを販促相談員へ無料で相談できますので、お気軽にお問い合わせください。
アイテム7.パネル・バックパネル
活用例
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次は、発泡スチロールから作られた「スチレンパネル」に紙を貼り付けたパネルの紹介です。
パネルには壁面に貼り付けるものから、商談ブースを設置するものまでたくさんの種類があります。
展示会に最も使われるのは、商品や会社の情報などを掲示する、見開きの新聞くらいの”A1サイズ(594×841mm)”のパネルです。
また、会社のロゴやキャッチコピーなどを印字し、会場の壁面に貼り付けられるバックパネルもよく活用されます。
特にポップアップ式のバックパネルは、設置しやすく繰り返し使えるため展示会でも役立ちます。
この他にもこちらのように、パネル型やスタンド型などさまざまな種類があるため、ブースイメージに合わせて選択することが可能です。
いずれも、軽量で扱いやすいうえ、壁面の印象を華やかにできるメリットがあります。
なお、展示会の会場では、主催者から防炎素材の使用を義務付けられるケースが主流のため、事前に確認しておくと安心です。
アイテム8.3D Phantom®(ファントム)
活用例
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3D Phantom®(スリーディー ファントム)とは、まるで物体が見た人目の前に存在するかのように、立体的な映像を映し出す技術(ホログラム映写)のことです。
ブースの紹介や案内、商品・サービスの紹介映像などを流すことで、来場者の足を止める効果があります。
視覚的にインパクトの強い販促物は、人々を釘付けにします。また、SNSでの拡散なども期待できるため、認知度を高めたい場合にもおすすめです。
アイテム9.フロアシート
活用例
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床の雰囲気を変えられる販促アイテムとして、フロアシートがあります。
壁や天井などのコンセプトに合わせて床も装飾できれば、ブースの統一感がアップし、よりコンセプトが伝わる期待ができる点がメリットです。
粘着式のものから、滑り止め加工を施した取り外し可能なものまであり、活用シーンに応じてフロアマットとして設置できます。
アイテム10.テーブルクロス
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テーブルクロスも展示会で活躍するアイテムの1つです。
布の面積が広いので、会社ロゴを印字したりキャンペーン情報を告知したりと、印象づけることが可能です。
また、オシャレなデザインを施すことで、企業イメージのアップにも役立ちます。
なお、テーブルクロスの活用事例については以下の記事にて詳しくまとめていますので、あわせて参考にしてください。
アイテム11.チェアカバー
活用例
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最後に紹介するのは、チェアカバーです。
会場で用意された椅子にかぶせるだけで、ブース全体にブース全体に統一感のある雰囲気を演出できます。
また、防炎加工を施したカバーもあるので、出展ルールに沿ったアイテムを選ぶことが可能です。
もし「紹介したアイテムのうち、どれを展示会で活用すればいいかわからない」という場合は、販促のプロへ相談するのがおすすめです。
販促特化型マッチングサイト「ハンソクエスト」では、展示会に効果的なアイテムを販促相談員へ無料で相談できますので、ぜひお試しください。
POPや販促物の活用で展示会を成功させる3つのコツ
POPや販促物の活用で展示会を成功させる3つのコツ
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ここで、POPや販促物の活用で展示会を成功させるコツを上記の3つを紹介します。
では、それぞれ解説します。
コツ1.目的にあわせてターゲットを具体的にする
まずは、目的にあわせてターゲットを具体的にしましょう。
ターゲットが具体的になっていなければ、ターゲットが解決したい悩みや興味・関心を想定できません。
その結果、相手が求めている情報を伝えられず、魅力的なブースを作っても興味を持ってもらえない恐れがあります。
展示会に出展する目的の例として、以下の3つがあります。
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もし自社の認知度をアップしたい場合、まだ自社を知らない人がターゲットです。
自社についての情報が何もないなか興味を持ってもらうため、「こんなお悩みはありませんか?弊社なら解決いたします」と、販促物で伝える必要があります。
解決できる悩みがターゲットの求めているものでなければ、自分とは関係ないと判断されてしまいます。
相手が興味を持てるメッセージを用意するためにも、まずは目的に合わせてターゲットを具体的にしましょう。
コツ2.ターゲットにあわせて訴求を厳選する
ターゲットにあわせて、伝えるメッセージを厳選することも重要です。
情報が多すぎると、ターゲットが販促物のどこを見ればいいのかわからず、最も伝えたいメッセージが伝わりません。
例えば、自社の認知度を高めたい場合、以下のように複数の販促物に社名を掲載するのがおすすめです。
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なかでもノベルティは、ブランドイメージを高めるために重要なアイテムです。
ノベルティは、ボールペン・ノートなど、ターゲットが日常で使える商品を選べば、来場者が外出先で使用することで展示会以外でも広がりやすくなります。
>>ノベルティについて詳しく見る<<
自社の認知度をアップしたいのに、サービスの説明ばかり詰め込んでしまうと、相手が興味を持ったときに社名を思い出せないことがあります。
自社が伝えたいことを優先するのではなく、あくまでターゲットの目線で訴求を厳選しましょう。
コツ3.目的にあった導線を用意する
展示会を成功させるには、ターゲットに起こしてほしい行動にあわせて導線を用意しておきましょう。
工夫した訴求でターゲットに興味を持ってもらえても、導線がわかりにくいと行動にはつながりません。
導線の例には以下があります。
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もしホームページのURLを記載するなら、QRコードの記載がおすすめです。
スマートフォンで撮影するだけでホームページを見たり上司に共有したりできるので、誰でも簡単にその場で行動に移せます。
なお、展示会に合わせてコンテンツを低コストで作成したいなら、以下のように短期間で制作できるサービスもあります。
>>PRiQRについて詳しく見てみる<<
ターゲットが興味を持つタイミングは、いつくるか予測できないものです。
タイミングを逃さず行動を起こしてもらうために、導線を明確にしておきましょう。
展示会でPOPなどの販促物を製作するならJETPRINT
展示会で効果的なブース作りをするなら、装飾ツール製作サービス「JETPRINT」がおすすめです。
JETPRINTは、店頭装飾ツールを50年以上製作しているプロが、イメージや予算に合わせたディスプレイをご提案します。
展示会は、来場者に選ばれるブースを作るため、どの企業もアイデアを練って出展します。
ですが、コストをかけておしゃれなブースを出展したはずが、狙った成果を得られず悩みを抱える企業は少なくありません。
JETPRINTは「限られたコストを最大限に活用して成果を出したい」というお悩みにあわせて、映えるディスプレイを提案するサービスです。
相談は無料なので、興味がありましたらまずは以下からお気軽にチェックしてください。
オリジナルのPOP・販促物を製作して展示会を成功させよう
展示会では、POPなどの販促物を活用して、ターゲットが求めている情報を伝えることが必要です。
たくさんのブースのなかから自社のブースに足を運んでもらうには、ターゲットに興味を持ってもらわなければなりません。
「この会社を探していた」「このサービスなら自社の課題を解決できるかもしれない」
このように、ターゲットに自分事ととらえてもらうには、刺さるメッセージを用意するだけでなく自社の魅せ方の工夫も重要です。
ターゲットにメッセージが伝わるようなオリジナルのPOP・販促物を製作して、展示会を成功させましょう。
なお、展示会への出展に慣れていないなら、初心者向けの展示会パッケージ「はじめての展示会」がおすすめです。
3つのパックから選ぶだけでブース作りの準備ができるうえ、パックに入っていないPOPや販促物をを制作することも可能です。
展示会への出展にお悩みでしたら、以下からお気軽にお問い合わせください。
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