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等身大パネルの作り方とは?種類や注目を集める6つの制作ポイントまで全解説!

公開日 2021.08.31 更新日 2023.11.01

イベントや店舗などで大きな存在感を放つ、等身大パネル。活用を考える一方で、下記の疑問があるかもしれません。

「等身大パネルを使いたいが、作り方がわからない」
「効果が期待できる等身大パネルの作り方を知りたい」

そこでこの記事では、以下のような内容をまとめています。

  • 等身大パネルの作り方
  • 等身大パネルの種類
  • 注目を集める等身大パネル作りのポイント

この記事を読めば、ビジネスに活かせる等身大パネル作りのコツをおわかりいただけるはずですので、ぜひ参考にしてください。

なお、イベント・展示会や店舗に設置する等身大パネルの制作なら、販促ツール制作専門の「JETPRINT」がおすすめです。

JETPRINTは、販促ツール制作を専門とし印刷から搬送まで行っています。小ロットにも対応しているため、高品質な等身大パネルを低コストで制作するお手伝いが可能です。

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等身大パネルの作り方STEP4

等身大パネルは、以下の4ステップを踏むことで制作可能です。

  1. 目的・ターゲットを決める
  2. 設置場所を決める
  3. デザインを制作し印刷する
  4. 組み立てて設置する

ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。

STEP1. 目的・ターゲットを決める

まずは、

  • 等身大パネルを作る目的
  • 等身大パネルを見てほしいターゲット

を決めます。等身大パネルを作る目的には、以下の例があります。

  • 展示会のブースなどに置く宣伝ツール、アイキャッチとして
  • 来客を誘導する案内板として
  • イベントのウェルカムボードとして

また、ターゲットに関しては以下のような属性が考えられます。

  • 展示会・イベントの来場者
  • 店舗の来客
  • 店舗前などを通る人

このように、最初に目的とターゲットを決めることで、次のステップもスムーズに進めていけるでしょう。

STEP2. 目的・ターゲットに合わせて設置場所を決める

次に、目的・ターゲットに合わせて設置場所を決めます。

展示会のブースに置く場合・ブース閲覧の邪魔にならない場所
・目に付きやすい場所
イベントや店舗などの案内板として置く場合・案内(誘導)すべき場所に案内できる場所
・目に付きやすい場所
・移動の邪魔にならない場所
ウェルカムボードとして置く場合・入り口を入ってすぐの場所
・目に付きやすい場所

このような設置場所を考えるときに意識したいのは、人目に付きやすい場所に設置することです。

等身大パネルは、人に見てもらわなければ意味がありません。「人目につきやすい場所」を意識して、目的とターゲットに合わせた設置場所を決めましょう。

特に展示会やイベントの場合、常設することは少ないと考えられるため、あらかじめ設置場所を決めておくことは重要です。

STEP3. デザインを制作し印刷する

目的とターゲット、設置場所が決まったら、デザインを制作して印刷を行いましょう。デザインも、目的とターゲットに合わせて考えます。

もし自身で写真やデザインデータを用意する場合は、解像度に注意が必要です。

解像度とは

画像の密度のこと。単位は「dpi」(dots per inch)。画像を表現する要素「画素」が、1インチあたりどの程度含まれているかを表している。
dpiの数値が高ければ高いほど、多くの画素が含まれたなめらかな画像ということ。ちなみにPC画面の解像度は、通常70~90dpi程度。

多くの場合、等身大パネルは通常のパネルよりも大きなサイズで印刷を行います。そのため、使用する画像データの解像度に下限を設定している場合が多いです。

180cm程度の等身大パネルを制作する場合、200dpi以上であれば問題なく印刷を行えるでしょう。

STEP4. 組み立てて設置する

印刷が完了したら、組み立てて設置します。

等身大パネルは、本体素材とスタンド(脚部・パネルを立てるための支え)に分かれているものが一般的です。

本体素材とスタンドを組み合わせ、立てるようにして設置を行います。大きなものは、本体素材が二分割されていることも多いです。

等身大パネルとは

等身大パネルとは

実物と同じサイズ(=等身大)で作ったパネルのこと

等身大パネルとは、その名の通り実物と同じサイズ(=等身大)で作ったパネルのこと。

人物・マスコットキャラクター・自社のプロダクト(製品)など、さまざまなものを対象に制作されます。

先ほどもお伝えしたとおり活用シーンは、イベントや展示会、店舗などで宣伝ツール・ポップなどです。

人物を対象として制作する場合は、150~180cm程度の大きさになるため、存在感があり目を引きます。

「近くで見てみたい」「自分と大きさを比較したい」という人を引き寄せる効果もあるでしょう。

展示会などで製品の等身大パネルを掲示する場合は、来場者に製品の大きさや存在感を確かめてもらうことが可能です。

このように、等身大パネルは顧客・消費者に臨場感やリアル感を提供できる宣伝ツールだと言えます。

等身大パネルの種類

ここからは、等身大パネルの素材や種類についてお伝えしていきましょう。

等身大パネルの素材

先ほどもお伝えしたとおり、等身大パネルの素材には一般的に以下のようなものが用いられます。

種類詳細主な設置場所
段ボール・低コスト
・カード紙(板紙)を表裏に貼る
・水、日光に弱いため屋内向け
・使用後の処分に困りにくい
屋内
スチレンパネル
・適度な強度がある
・表面がなめらか
・発泡スチロールと同じ材質
・屋外での使用には向かない
屋内
アルミ複合板・高い強度を持つ
・発泡プラスチックをアルミ板で挟んだ素材
・アクリル、塩ビ、金属などと比較して安価
・加工がしやすい
屋外

以下からひとつずつ解説していきます。

1.段ボール

梱包資材などによく使われる段ボールは、等身大パネルの素材としても活用されています。低コストで、使用後の処分にも困りにくいことがメリットです。

段ボールで等身大パネルを作る際は、「合紙」を用いられることが一般的です。​​​​​​​

合紙とは

「表紙・芯材・裏紙」といったように芯材を挟んで作った素材のこと。芯材の凸凹を隠すためや、表面をなめらかにするために紙が貼られる。

等身大パネルに用いられる合紙(段ボール)の場合は「カード紙(板紙)・段ボール・カード紙」といった具合。表面だけでなく裏面にも同じ紙を貼り付けることで反り防止になる。

段ボール素材の等身大パネルは水・日光に弱いため、屋内での使用がおすすめです。

2.スチレンパネル

スチレンパネルも、等身大パネルに用いられる素材のひとつです。スチレンパネルには「ポリスチレンフォーム」という発泡プラスチック素材が用いられています。

適度な強度があるため、段ボールよりも長期間パネルを設置する場合におすすめです。段ボールと同じく、カード紙を表裏に貼り合わせた合紙を用いられることが一般的です。

また、等身大パネルでは、表面をポリプロピレン(PP)でラミネート加工することも一般的に行われています。

加工を行うことで遠くからでも美しく見えるほか、パネルを汚れ・傷から守る効果もあります。ラミネート加工は段ボール・スチレンパネルにおいて行われることが多いです。

3.アルミ複合板

アルミ複合板は、等身大パネルのほか、看板の表示面や化粧板として用いられる素材です。

合紙と同様に三層構造で作られており、使用されている素材は上から「アルミ板・発泡プラスチック・アルミ板」になります。

表面がアルミ板のため強度が高く、屋外でも使用することが可能です。また、加工しやすいことも特徴のひとつです。

アルミ複合板はラミネート加工が難しいため、デザインを印刷した「フィルム法合成紙(プラスチックをフィルム状に加工したもの)」を貼り付けて制作します。

等身大パネルのスタンドの種類

種類詳細
段ボール製・軽量で持ち運びやすい
・使用後の処分に困りにくい
・低コストで短期間の設置におすすめ
スチール製・丈夫なので長期間の設置に向いている
・繰り返し使いたいときにおすすめ

等身大パネルには脚となるスタンドが必要となります。主に用いられているスタンドの種類は上記の2つです。

ではそれぞれ解説します。

1.段ボール製

段ボール製のスタンドは、軽くて持ち運びやすく低コストであることが特徴です。使用後の処分もしやすいでしょう。

数日間のイベント・展示会などで使用する場合に最適です。

2.スチール製

スチール製のスタンドは、段ボールと比較すると重さがあり、かさばりますが、非常に丈夫な点が特徴です。

等身大パネルを長期間設置する場合や、繰り返し設置を行う予定がある際におすすめです。店頭に設置する場合や、人通りが多い場所に設置する場合に用いるとよいでしょう。

等身大パネルのタイプ

ここからは、等身大パネルの4つのタイプを解説します。

種類詳細
上半身タイプ上半身のみをパネルにする
全身タイプ対象の全身をパネルにする
2人以上タイプパネルに対象を2人(2つ)以上掲載する
顔出しタイプ制作したパネルの顔の部分をくり抜く
くり抜いた部分から顔を出し、写真撮影などを行う

ひとつずつ詳しく確認していきましょう。

1.上半身タイプ

対象の上半身のみを等身大でパネルにするタイプです。50~100cm程度で、小さな物であれば机の上などにも飾っておけるでしょう。

イベント時に中座する際、イスに上半身タイプのパネルを置いておき、あたかも人が座っているような演出にも用いられます。

2.全身タイプ

対象の全身を等身大でパネルにするタイプです。

高さは人物であれば150~200cm程度、マスコットキャラクターなどであれば50~100cm程度であることが多いでしょう。

存在感があるため、多くの人の目を引きます。展示会やイベントの際のアイキャッチツール、案内板としての活用などが効果的です。

3.2人以上タイプ

2人以上の対象を等身大でパネルにするタイプです。高さに加え、幅も出るため設置スペースに余裕があるか考慮しておくとよいでしょう。

案内板やアイキャッチツールとして使用されるほか、フォトブースとしても用いられることが多いです。

4.顔出しタイプ

制作した等身大パネルの顔の部分をくり抜いて制作するタイプです。「顔はめパネル」とも呼ばれます。

くり抜いた部分から顔を出し、写真撮影・記念撮影などに使用されることが一般的です。2人以上が顔を出せるタイプも存在します。

注目を集める等身大パネル作りの6つのポイント

  1. イメージ通りの仕上がりになるようにデザインを考える
  2. 設置場所・期間に適した素材を選ぶ
  3. 映える写真・画像を使用する
  4. 使用する写真・イラストの著作権に注意する
  5. 設置・持ち運びに配慮する
  6. 安全な設計・設置方法を考える
  7. 全身タイプの場合、貼り合わせやすい分割位置を考える

ここからは、より注目を集めるための等身大パネルの作り方をお伝えします。ひとつずつ解説していきます。

1. イメージ通りの仕上がりになるようにデザインを考える

等身大パネルを制作する際は、イメージ通りの仕上がりになるようにデザインを考えることが大切です。

等身大パネルの対象となる素材は、人物・キャラクターなどがあります。とくにファンが多い芸能人やキャラクターは、固有のイメージがあるものです。

それなのに漠然と「イラスト・写真をそのまま等身大パネルに使用しよう」と考えてしまったらどうでしょうか。

ファンに求められている人物やキャラクターのイメージとは、かけ離れた仕上がりになる可能性があります。

失敗には以下のような例が考えられるでしょう。

  • サイズが寸足らずになり、リアリティのない仕上がりになってしまう
  • 印刷で細部が潰れてしまい、キャラクターの可愛さを表現しきれない

ファンからがっかりされないためにも、対象となる人物やキャラクターの持つイメージ通りに仕上がデザインを考えるとよいでしょう。

2. 設置場所・期間に適した素材を選ぶ

設置場所・期間に適した素材を選ぶことも大切なポイントです。ここまで説明してきた通り、等身大パネルはさまざまな設置場所や期間が考えられます。

また、用いられる素材もさまざまです。

店頭に長期間設置する場合は屋外用の丈夫な素材を用いるなど、設置場所・期間に適した素材選びを意識しましょう。

3. 映える写真・画像を使用する

等身大パネルにした時に「映える」写真を使用することも、大切なポイントです。以下のような画像は、等身大パネルに適した画像とは言えません。

  • ぼやけている
  • 全身が写っていないなど、バランスが悪い
  • 暗すぎる・明るすぎる
  • 不要なものが写っている

また前述の通り、等身大パネルは大きく印刷を行う分、解像度にも気を配る必要があります。印刷会社の指定をよく確認し、鮮明な画像を使用しましょう。

4. 使用する写真・イラストの著作権に注意する

一般常識ではありますが、使用する写真・イラストの著作権に注意することも大切なポイント。制作者や写っている本人の使用許可を得ていないイラスト・写真の使用はNGです。

自身で用意するか、使用許可を得た画像のみを使用しましょう。

5. 設置・持ち運びに配慮する

設置・持ち運びのことを考えて制作を行うことも大切です。実際に設置する場所のサイズを測った上で制作を依頼するとよいでしょう。

届いたらまずは組み立ててみるのがおすすめです。

特に展示会やイベントなどで使用する場合は、組み立て方を確認しておかないと当日スムーズに設置できず、進行に支障が出る可能性があります。

また運搬の必要がある場合は、運びやすい軽い素材やコンパクトに梱包できる設計になっているか、確認が必要です。

6. 安全な設計・設置方法を考える

安全な設計・設置方法を考えることも大切なポイントのひとつです。

キャラクターの等身大パネルを制作した場合、ファンが「近くで見たい」「触ってみたい」とパネルの近くに集まってくれることも考えられるでしょう。

その場合、パネルが倒れてしまう・破損してしまうことのないよう配慮が必要です。パネル周辺に人が集まる可能性がある場合は、ある程度の強度を持つ素材で制作しましょう。

重しなどを用いてスタンドを補強することもおすすめです。

7. 全身タイプの場合、貼り合わせやすい分割位置を考える

全身タイプの等身大パネルの場合は、貼り合わせやすい分割位置を考えることも大切です。全身タイプの場合、上半身・下半身で2分割して印刷を行うことがあります。

その場合は、器具を使用し2枚を貼り合わせてひとつの等身大パネルを完成させる作業が必要です。

絵柄を合わせる作業をスムーズに行うために、貼り合わせが簡単に行えるような分割位置を考えて印刷を依頼するとよいでしょう。

印刷が完了したら、使用する前にテストとして組み立ててみることもおすすめです。

販促に活躍する等身大パネル作りならJETPRINTがおすすめ

販促ツールとして活躍する等身大パネルの制作は、販促ツール制作専門の「JETPRINT」がおすすめです。

JETPRINTは、販促ツール制作を専門としています。今まで培ってきたノウハウをもとに、印刷から搬入まで一貫して対応可能です。

さらに自社工場で制作するため、販促ツールによっては最短3営業日でお届けもできます。

小ロットにも対応しているため、高品質な販促ツールをスピーディーかつ低コストで制作するお手伝いが可能です。

等身大パネル以外にもさまざまな販促ツールに対応しているため、興味がおありでしたらぜひ気軽に下記のサービスサイトチェックしてみてください。

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人の目を惹きつける等身大パネルの作り方を知って販促に活用しよう

<本記事のまとめ>

・等身大パネルは目的・ターゲット・設置場所を決めてから制作に取り掛かる
・種類・素材・タイプが複数存在するため、用途に合ったものを選択する
・パネルにする対象のイメージを大切に、解像度の合った映える写真を使用する
・設置場所に合わせて組み立てのテストを実施しておく

等身大パネルはその大きさ鮮やかさなどから、人の目を引きつける販促ツールです。

イメージキャラクターの雰囲気をリアルに共有し、店舗への来店やイベントなどをファンに楽しんでもらうことができます。

また等身大パネルの活用アイディアには、スマホアプリや人や物の位置情報を把握できる発信機Beacon(ビーコン)などと連携する方法もあります。

等身大パネルに近づけば手持ちのスマートフォンで情報を受け取れるなど、ファンとの距離を縮めるきっかけづくりに役立つアイディアです。

なお人の目を惹きつける等身大パネルを制作なら、販促ツール制作専門の「JETPRINT」がおすすめです。

JETPRINTは、販促ツールの制作を専門としています。

今まで培ってきたノウハウをもとに、高品質な販促ツールを低コストで制作するお手伝いが可能です。

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