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【POP歴20年のプロが解説】売上が2倍変わる、陳列とPOPのノウハウ
公開日 2026.01.28 /更新日 2026.02.03

お店の売り場を作るとき「どうすれば商品がもっと売れるようになるのかな」と悩んだことはありませんか?
一所懸命に商品を並べても、なかなかお客さんに手に取ってもらえないと、どのように改善すればいいか迷ってしまいます。
実は、売れる売り場を作るためには「商品の並べ方」と「POPの活用」をセットで考えることが大切です!
この2つをうまく組み合わせることで、商品の魅力はお客さんへもっと伝わるようになります。
そこで今回は、売上を伸ばすために欠かせない6つの並べ方について、わかりやすく解説します。
もし「売り場に合った陳列方法がわからない」「どのようなPOPと組み合わせたら良いか教えてほしい」という場合は、ハンソクエストの無料相談をご活用ください。
ハンソクエストの相談員が、過去の事例やノウハウをもとに、あなたの商品や売り場に合った陳列方法やPOPの作り方を紹介します。
Contents
POPはただの値札ではなく「購買時点の広告」

POPは単なる値札や商品名の表示ではありません。消費者の購買を動機づける「広告」としての役割を持っています。
たとえば「10%オフ」と書かれた赤いPOPが貼られているだけで、消費者は「こっちのほうが安い」と認識し、その商品に手を伸ばす動機が生まれます。
このように、POPは消費者の購買行動に直接的な影響を与える重要な販促ツールです。
プロが教える!売れる売り場を作る陳列手法6選

売れる売り場を作るためには、POPの活用だけでなく商品の「並べ方(陳列)」との組み合わせが不可欠です。
ここでは、プロが実際に使っている6つの陳列手法を紹介します。
プロが実際に使っている6つの陳列手法
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それぞれの特徴を理解して使い分けることで、売り場の魅力を最大限に引き出せます。
1.縦陳列

縦陳列は、同じカテゴリーの商品を縦方向にまとめて並べる手法で、小売店における基本的な陳列方法です。
たとえば味噌売り場では、棚の上から下までを1つの列として使い、米味噌・麦味噌・合わせ味噌などを縦方向に並べます。
縦陳列で整理されていれば、売り場に到着した瞬間に商品を認識できるため、パッと見て目当ての商品を見つけやすいです。
このように縦陳列は、消費者が商品カテゴリーを素早く見つけられるよう配慮された陳列手法であるといえます。
2.横陳列

横陳列とは、カテゴリーごとに縦で区切られた売り場の中で、商品を横方向に並べる陳列手法です。
たとえばチョコレート売り場では、左からA社、中央にB社、右にC社といった形でメーカー別に区切り、それぞれのメーカーの商品を横方向に連続して配置します。
各メーカーの陳列エリア内では、価格帯や主力商品順に商品を並べることが一般的です。
このようにメーカーごとに横方向へ商品を並べることで、消費者は視線を横に移動させるだけで、ブランドごとの特徴や価格帯の違いを比較・検討しやすくなります。
実際にチョコレート売り場では「A社は95円の商品を中心に展開」「B社は高級志向で150円前後の商品を展開」といった形で、メーカーごとに横並びで陳列されるケースが多くみられます。
また、横陳列ではメーカーごとに陳列位置やフェース数が明確になるため、売り場を見るだけで各メーカーの存在感や取り扱い規模を把握可能です。
そのためメーカーが販促施策を検討する際や、流通側が売り場構成を判断する際の前提となる基本的な陳列手法といえます。
3.島陳列(アイランド陳列)

島陳列(アイランド陳列)は、売り場の一部に特定メーカーの商品を集めて「○○フェア」という形で展開する手法です。
通常の棚とは別に独立した展示スペースを設けることで高い視認性を確保できるため、キャンペーンを効果的に展開できる点が特徴です。
たとえば夏場に飲料メーカーが主導で「熱中症予防フェア」を実施する場合は、1つの島陳列の中をメーカー別に区切って商品を展開するケースもあれば、A社・B社・C社がそれぞれ独立した島陳列を展開するケースもあります。
島陳列は高い視認性と訴求力を活かせるため、ハロウィンやバレンタインといった季節催事に合わせて実施されることが多い陳列手法です。
4.ひな壇陳列

ひな壇陳列とは、ひな祭りのひな人形のように段差をつけて商品を陳列する手法です。
段違いに商品の「顔(パッケージ)」が見えるため、売り場に強い視覚的インパクトを与えられます。
これにより「売れている感」を演出したり「手に取ってみたい」という気持ちを刺激する効果が期待できます。
こうした視覚的な訴求力を最大限に活かすため、ひな壇陳列では、カウンターディスプレイとPOPを組み合わせた展開が効果的です。
たとえばドラッグストアの化粧品売り場では、流通様で「ここにマスカラを置きたい」といった特定の設置エリアがあらかじめ決められているケースも少なくありません。
一方、メーカー様からは「世界観を少しでも伝えたい」「劇盛できるマスカラと自然なマスカラをひとまとめにして、ビジュアルも落とし込んで作りたい」という要望が寄せられます。
こうした両者の意図をすり合わせる手段として、ひな壇を多用したカウンター什器が採用されることが多いです。
ひな壇陳列にはほかにもポイントがあるため、詳しく知りたい方は以下までお問い合せ下さい。
5.エンド陳列

エンド陳列は、売り場の通路と通路が交差するところに商品を陳列する手法です。
通路の両側から商品を視認できるため、来店客の目に留まる機会が格段に増え、購買行動につながります。
たとえば「母の日」や「新発売」など、季節性のある商品や重点的に売りたい商品には、エンド陳列が効果的です。
ワイド900のボード(一般的にサイズが900mm×300mmが多い)や棚帯POP、両サイドに展開するスイングPOPなどで「新発売」「カロリーオフ」などの訴求文言を掲出することで、売り場全体の視認性とインパクトをさらに高められます。
また、ひな壇陳列の手法も取り入れたい場合には、棚の上にカウンター什器を設置することもあります。
業種や商材によって最適な手法は異なるため、具体的な展開方法についてはぜひ一度ご相談ください。
6.投げ込み陳列(ジャンプル陳列)

投げ込み陳列は、ワゴンやバスケットのなかに商品を雑多に詰め込む手法です。販促業界では「ジャンブル陳列」とも呼ばれています。
見た目のインパクトを重視した陳列方法で「たくさんある」「お買い得」といった印象を直感的に伝えられる点が特徴です。
そのため、価格訴求や衝動買いを促したい売り場づくりに適しています。
具体的には、お菓子や歯ブラシ、歯磨き粉など、日常的に購入されやすい商品で多く用いられます。
定番棚では埋もれがちな商品であっても、通路上にワゴン什器などを設置することで視線を集めやすくなり、購入のきっかけを生み出しやすいです。
よって、投げ込み陳列はミニ島陳列とも捉えることができます。
しかし、投げ込み陳列はすべての商品に適しているわけではありません。高級路線や健康志向の商品では、雑多な見せ方がブランドイメージを損なう恐れがあります。
そのため、商品の特性やブランドコンセプトを踏まえたうえで、慎重に使い分けることが重要です。
陳列とPOPでお困りなら「ハンソクエスト」にご相談を

ここまで、POPの役割と6つの陳列手法をお伝えしてきましたが「理論はわかったけど、売り場で実践できるだろうか?」と不安に感じられた方もいるかもしれません。
私たちも、販促や陳列・POP作りに悩む店舗の担当者様やメーカー様を多く見てきました。
商品の特性や売り場の状況によって最適な手法は変わるため、どの陳列方法を選べばよいか、POPをどう組み合わせればよいか迷ってしまうのは当然のことです。
そこでおすすめしたいのが「ハンソクエスト」の無料相談です。
ハンソクエストの販促相談員が、過去の事例やノウハウをもとに、あなたの商品や売り場に合った陳列方法やPOPの作り方などを紹介します。
売り場作りに取り組む方や、売上につながるアイデアを探している方は、以下のボタンから「ハンソクエスト」へお気軽にご相談ください。
POPと陳列を極めて「売れる売り場」へ

POPは「無意識の広告」として、消費者が知らない間に見ていることも多い販促ツールです。
そのため、POPと今回紹介した6つの陳列方法を組み合わせることで、売上を大きく伸ばすことができます。
どの陳列方法を選ぶかは、商品の特徴や、その時の販売目的によって変わります。
商品特性や販促目的に応じて最適な陳列方法を選択し、効果的なPOPと組み合わせることが、売れる売り場作りの鍵です。
店頭に足を運んだ際には、ぜひ今回紹介した陳列方法とPOPの使い方を意識して観察してみてください。新たな発見があるはずです。
もし、自社商品に合う並べ方とPOPの組み合わせをもっと詳しく知りたいときは、一人で悩まずに私たちPXCへお気軽にご相談ください。
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