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環境に配慮した取り組みとして、SDGsを取り入れたノベルティを製作する企業が増えています。
本記事では、SDGsに貢献できるエコバッグ5選を紹介します。自社でSDGsを取り入れたエコバッグの製作をお考えでしたら、ぜひご一読ください。
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エコバッグは8割以上の人が常に携帯しているSDGs関連アイテム
環境省の調査によると、エコバッグは8割以上の人が常に携帯しているアイテムです。2020年7月1日から開始されたレジ袋有料化により、約8割の人がプラスチックごみ問題への関心を寄せています。
そのため、SDGs関連アイテムとなるエコバッグは生活者の興味関心が高いアイテムとなっています。SDGsとは、「持続可能な開発目標」のことです。環境を守り貧困や差別をなくすため、2030年の達成に向けて17の目標を掲げています。
エコバッグの使用は、以下の目標達成に該当する取り組みです。
- 12番目「つくる責任 つかう責任」
- 14番目「海の豊かさを守ろう」
エコバッグの普及はプラスチックごみの削減につながり、海の環境や限りある資源の持続的な確保が可能になります。そのためエコバッグでSDGsに貢献できるよう、環境に配慮した素材を選びましょう。
【素材別】SDGsに貢献できるエコバッグ5選
SDGsに貢献できるエコバッグの素材を5つ紹介します。
- フェアトレードコットン
- リサイクルコットン
- オーガニックコットン
- 麻(ジュート)
- 再生PET
では、1つずつ見ていきましょう。
素材1. フェアトレードコットン
フェアトレードコットンの使用は、発展途上国への支援や、生産・労働環境の改善に貢献できます。
フェアトレードとは、直訳で「公平・公正な貿易」のことです。経済的に立場の弱い途上国では、生産者や労働者に公正な対価が支払われておらず問題になっています。
そこで、フェアトレードによる適正価格の購入が継続できれば、労働環境の改善や生活水準の向上につながります。
フェアトレードコットンの製品には認証ラベルが使用でき、エコバッグを手に取った人へ取り組みをPRできるのもメリットです。また、発展途上国の環境や労働問題に取り組む企業として価値も高まります。
素材2. リサイクルコットン
色が付いた綿くずを使うリサイクルコットンは、環境にかかる負荷を減らし環境保全に貢献できる素材です。色の種類が豊富で生地によって風合いも異なるため、エコバッグ製作の幅が広がるのメリットもあります。
廃棄となる繊維を再利用するため、染色に必要なCO2の排出量や水の使用量が大幅に削減されます。また、資源の使い捨てを防げるため、限りある資源を守る働きにも貢献できます。
自社で環境保全に関わる事業をしている場合は、同じ目標を達成できるリサイクルコットンの活用が有効です。
素材3. オーガニックコットン
化学肥料や農薬を使わずに有機栽培で生産したオーガニックコットンは、生産者や地球環境に配慮した素材です。普通のコットンと比べると、以下の違いがあります。
- 雨水や土壌の水分を使うため水の使用量が少ない
- 機械に頼らず手摘み収穫のためCO2排出量が少ない
- 農薬を使用しないため生産者の健康被害が小さい
特に農薬を使用しないメリットは大きく、水質汚染の解消や有毒ガス発生によるCO2排出削減も可能です。企業として気候変動問題の解決に取り組んでいる場合は、オーガニックコットンを通してSDGsへ貢献ができます。
素材4. 麻(ジュート)
麻(ジュート)は耐久性や通気性に優れているため、エコバッグに活用しやすい素材です。また、匂いや汚れが付きにくいため長く使用できるメリットもあります。
いくら環境に優しい素材でも、耐久性が低ければ破損の原因となってしまいます。廃棄ごみを増やしてしまえば、SDGsの取り組みとはいえません。エコバッグの素材は長く快適に使い続けてもらうものを選びましょう。
他にも、麻(ジュート)は燃やしても有害物質が発生しないため、廃棄しても環境に負担がかかりません。環境保護を考えている場合は、最後までSDGsに貢献できるかを考えましょう。
素材5. 再生PET
使用済みペットボトルやポリエチレン容器をリサイクル原料とした再生PETは、限りある資源を有効活用できる素材です。廃棄しても自然分解されないため、エコバッグに使用すればプラスチックごみの削減につながります。
また、ペットボトルを粉砕して繊維にできるため新たに作り出すための石油成分も不要です。生活で使うものが原料のため、再生PETのエコバッグでSDGsへの貢献を身近に感じてもらえるメリットもあります。
プラスチックごみ削減に向けては、企業によって以下の対策がおこなわれています。
- プラスチックストローの廃止
- マイボトルの導入
- 包装をプラスチックから紙へ変更
再生PETのエコバッグは、自社で取り組むプラスチックごみ対策としても有効な手段です。
なお、エコバッグ以外のノベルティについては以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
エコバッグ製作でSDGsへ貢献する3つのポイント
エコバッグ製作にSDGsを取り入れるには、以下3つのポイントがあります。
- 企業の社会的責任(CSR)やボランティアとの違いを理解する
- 企業理念と掲げる課題を統合する
- ターゲットのニーズに合わせてアイテムを選ぶ
それぞれのポイントを解説します。
ポイント1. 企業の社会的責任(CSR)やボランティアとの違いを理解する
企業がおこなうSDGsへの貢献は、あくまでビジネスです。自社の事業を社会問題の解決に貢献させるためには、CSRやボランティアとの違いを理解しておく必要があります。
- SDGs:経済や環境・社会に対する持続可能な開発目標
- CSR:企業の経営活動をとおして果たすべき社会的責任
- ボランティア:自主的に取り組む無償の奉仕活動
自社の事業がどのようにSDGsと関わるのかをしっかり認識し、CSRやボランティアと混同させないことが重要です。
ポイント2. 企業理念と掲げる課題を統合する
SDGsへの貢献は、あくまでも企業理念をもとにおこないましょう。自社の業務とSDGsへの取り組みがともなわないと、「SDGsウォッシュ」と判断されるケースがあります。
その結果、企業のイメージダウンや顧客の信頼を失い、商品やサービスの不買にもつながりかねません。SDGsウォッシュを防ぐには、今おこなっている事業や理念がSDGsのどの解決課題を解決できるかを考えましょう。
また、企業が最大限SDGsに貢献できる指針を5つのステップで提示した「SDGコンパス」の活用も有効な対策です。
これからは企業の業績だけでなく、社会問題に取り組みながら成長できるビジネスモデルを検討していく必要があります。
ポイント3. ターゲットのニーズに合わせてアイテムを選ぶ
エコバッグを製作しても、ターゲットが使いたいと思えるものでなければ、興味を持ってもらえません。
環境省の調査によると、生活者がレジ袋をもらっている場所は以下のようにさまざまです。
エコバッグなら何でもいいのではなく、自社がターゲットとしている人を明確にすることが大切です。
そのうえで、ターゲットがどのようなお店で使うのかを具体的にし、必要とされるエコバッグを製作しましょう。ターゲットの手に取ってもらえなければ、SDGsへの貢献もできません。
SDGsに貢献できるオリジナルのエコバッグを製作しよう
SDGsに貢献できるエコバッグは、企業として社会問題に取り組むきっかけになりSDGsの活動を多くの人にPRできるアイテムです。環境問題に関心を寄せている人の手に取ってもらえれば、イメージアップや販促効果も期待できます。
活動がSDGsウォッシュと指摘されないよう企業理念とSDGsの課題解決を統一させ、確実な活動を通して企業価値を高めていきましょう。
なお、SDGsに貢献できるノベルティをお探しなら、国内唯一の販促特化メディアサイト「ハンソクエスト」がおすすめです。SDGsに最適な販促品を効率よくリサーチできるだけでなく、お探しのツールにぴったりの専門家とマッチングできます。
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