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「展示会ブースに人を集めたいけど、アイデアが思い浮かばない」と悩んだことはありませんか?
本記事では、展示会で集客を成功させるアイデアをまとめました。
集客に失敗してしまう理由や、展示会後のフォローアップ方法についても紹介していますので、ご一読ください。
なお、人を集められる展示会ブースを作りたいと考えているなら、展示会パッケージ「はじめての展示会」がおすすめです。
集客に必要な販促物がそろっているうえ、アイテムの追加や変更もできますので、以下よりお気軽にご相談ください。
展示会で集客に失敗してしまう4つの理由
展示会ブースへ集客できない理由として、主に以下の4つが挙げられます。
展示会で集客に失敗してしまう4つの理由
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順に見ていきましょう。
理由1.前もって集客をしていない
1つ目の理由は、事前に集客をしていないためです。
自社が展示会に出展することを知らなければ、そもそも会場にお客様が来ない恐れがあります。
来場していたとしても、展示会には多くの企業が出展しているため、事前に告知をしなければ自社のブースに気付いてもらえません。
そのため、以下で展示会への出展情報を発信するのがおすすめです。
- ・SNS
- ・メールマガジン
- ・自社のWebサイト
1回だけの告知では見逃してしまう人もいるため、1ヵ月前・1週間前・展示会の前日など複数回、タイミングを分けて告知しましょう。
計画的に告知をすれば、より多くの人が展示会への出展を認識し、ブースへの来場を促せます。
理由2.出展が目的になっている
展示会への出展自体が目的になっている点も、失敗する理由の1つです。
出展がゴールになっていると、集客方法を決める指針がなく、最適な施策を実施することができません。
展示会を成功させるには、まず最初に「なぜ出展するのか?」という目的を明確化しましょう。集客方法やブース設計をするのは、その後です。
例えば、「実際に商品を試したい」という問い合わせが多い場合、展示会の目的は「商品を使ってもらうこと」に設定するなどです。その場合、配布するサンプルの作成が必要になりますし、ブースも「サンプル配布実施中」と訴求する必要があります。
このように具体的な目的を設定すると、必要な準備や販促物が明らかになり、集客しやすくなります。
理由3.ブースが目立たない
以下のような目立たないブースにも、なかなか人は集まりません。
- ・周囲と似たようなデザインのブース
- ・会場の奥に位置しているブース
来場者に気付いてもらえず、せっかく出展しても足を運んでもらえない恐れがあります。
おしゃれなブースにしたり、会場の内外でチラシを配ったりして、自社のブースに気付いてもらえるような工夫が必要です。
なお、来場者の目を引くブースづくりについては、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。
理由4.雰囲気や構造的にブースへ入りにくい
ブースの雰囲気や構造が原因で、集客できていない恐れもあります。
以下は来場者が立ち寄りにくいと感じるブースの一例です。
- ・ブース内の様子がよくわからない
- ・ブースに他の来場者が誰もいない
- ・入口が狭い
誰でも足を運びやすいブースを作るには、ブースの構造を決める段階から、来場者が気軽に立ち寄れる設計を心がける必要があります。
例えば、ブース内の様子が外からよく見えるようにしたり、入口のスペースを広くとったりするなど、オープンで入りやすい雰囲気を目指しましょう。
展示会で集客力をアップさせる3つのポイント
展示会で集客力を高めるポイントは以下のとおりです。
展示会で集客力をアップさせる3つのポイント
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上から順番に紹介します。
ポイント1.展示会に出展する目的を明確にする
展示会での集客を成功させるためには、まず出展する目的を明らかにすることが大切です。
目的が定まっていれば、その目的に合わせた集客方法を考えられます。
例えば、新製品のPRが目的の場合は、以下のように製品を強調したブースデザインやプロモーションを実施できます。
- ・ブースの壁面に製品名やキャッチコピーを大きく書く
- ・製品の特徴をわかりやすく伝えるデジタルサイネージを設置する
- ・ブランドカラーを基調としたブースデザインで統一感を出す
- ・製品の機能や特徴を紹介する動画を常に流す
また、既存顧客との関係を強化したいのであれば、以下のように特別なイベントを企画すると、より自社に興味を持ってもらえます。
- ・実際に商品を使用できる体験会を実施する
- ・顧客限定の商品説明会や新製品発表会を開催する
- ・既存の顧客限定の特典や割引を用意する
目的が曖昧なまま出展すると、ブースのデザインや来場者への対応に一貫性がなくなってしまいます。
出展の目的に沿って具体的な施策を考え、狙った成果につなげましょう。
ポイント2.ターゲットを絞り込む
展示会で成果を上げるには、ターゲットを絞ることも欠かせません。
自社商品のユーザー層や来場予定の業界関係者などを参考に、具体的なターゲットを設定しましょう。
ビジネスパーソン向けの展示会なら、以下のように来場者の課題解決につながるブース設計が効果的です。
- ・商談スペースを設けたブース
- ・ショーケースで商品を展示したブース
また、以下のようなセミナーの開催もおすすめです。
- ・今年の業界トレンドを予測したセミナー
- ・自社商品の導入による成功事例を紹介するセミナー
セミナー内で自然に商品を訴求できたり、商品への理解を深めてもらえたりします。
ポイント3.立ち寄りやすいブースを製作する
最後のポイントは、以下のような立ち寄りやすいブースを製作することです。
- ・人通りの多い場所にブースを設置する
- ・開放的なレイアウトのブースを作る
それぞれ解説します。
人通りの多い場所にブースを設置する
展示会で集客するには、ブースの設置場所が鍵を握ります。
可能であれば、人通りの多い入口付近や、目に入りやすい広いスペースを確保しましょう。
人の目に触れる機会が多いほど、ブースに来てもらえるチャンスも増えます。
特に会場の入口近くは、ほとんどの来場者が通過する場所なので、立ち寄ってもらえる可能性が高まります。
ただし、入口付近や広いスペースのブースは出展費用が高額になる場合が一般的です。
そのため、予算を超えない範囲で、できるだけ立地の良い場所を選びましょう。
開放的なレイアウトのブースを作る
展示会のブースデザインでは、開放的なレイアウトを心がけることが重要です。
「出入口が1つだけ」「壁が高くブース内の様子が見えない」など閉鎖的なブースは、来場者が警戒して立ち寄らない恐れがあります。
以下のようにレイアウトを工夫し、開放的な雰囲気を作りましょう。
- ・複数の出入口を設けて、さまざまな方向から出入りできるようにする
- ・パーテーションなど外からの視界を遮るものは極力使わない
- ・照明を使って明るい雰囲気を演出する
来場者が気軽に立ち寄れるブースであれば、通りすがりの来場者が興味を持つ可能性があります。
「展示会前」の3つの集客アイデア
この章では展示会前に実施できる集客のアイデアを3つ紹介します。
「展示会前」の3つの集客アイデア
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順に見ていきましょう。
アイデア1.SNSで展示会への出展を知らせる
1つ目のアイデアは、SNSでの集客です。
展示会の概要など情報をまとめて投稿するのが基本的な使い方ですが、以下のような使い方もできます。
SNS | 例 |
展示会の情報を含む投稿を作成し、ターゲットに向けて広告として配信 | |
X(旧Twitter) | ハッシュタグを使って投稿を作成し、特定のキーワードで検索するユーザーにアプローチ |
展示会の準備過程や展示品の一部を撮影した写真・動画を投稿 |
SNSを使って展示会へ集客したいなら、自社のターゲットがどのSNSを使っているかをアンケートなどで把握し、その媒体でアカウントを運用するのがおすすめです。
アイデア2.メールマガジンで出展を告知する
メールマガジンの配信も展示会へ集客する方法の1つです。
メールマガジンに登録している人は、すでに自社へ興味を持っている可能性が高いといえます。
以下を記載し、展示会で得られる情報や参加するメリットを具体的に伝え、来場の意欲を高めましょう。
- ・展示会の開催日時や場所
- ・出展の内容・展示会やブースの見どころ
- ・来場者向けの特典
また、展示会の開催日が近づくたびにメールマガジンを配信すれば、リマインドにもなります。
アイデア3.Webサイトで展示会の情報を公開する
コーポレートサイトなど自社のWebサイトでも、展示会への出展を告知しましょう。
トップページやニュース欄で出展を知らせると、サイトを訪れる既存の顧客に加え、検索結果から流入してきたユーザーにも情報を届けられます。
さらに、ポップアップを使えば、より多くのユーザーに展示会に出展することを伝えられます。
事前登録フォームを設置すれば、来場を予定している人の把握も可能です。
「展示会当日」の4つの集客アイデア
ここからは展示会当日にできる集客のアイデアを紹介します。
「展示会当日」の4つの集客アイデア
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順に見ていきましょう。
アイデア1.スタッフの当日の対応を確認する
展示会ブースの運営スタッフの対応を確認しましょう。
当日、来場者と実際に接するのはスタッフなので、スタッフの対応がブースの集客を左右します。
まずは展示会の数日前までに、スタッフ全員に来場者への対応や商品について説明し、接客の練習をしてもらいます。
そのうえで展示会当日の朝にあらためて、具体的な声掛けの内容や、配布する販促物の確認をおこないましょう。
以下は当日に確認したい内容の一例です。
- ・来場者への声掛け方法・スクリプト
- ・商品やサービスのアピールポイント
- ・よく聞かれる質問への回答例
- ・チラシやノベルティの内容と配布するタイミング
スタッフ全員で認識を合わせて、来場者が満足する接客をする体制を整えましょう。
アイデア2.著名人などのゲストを招待する
業界の著名人をゲストとして招待するのも集客方法の1つです。
化粧品関連の展示会であれば、以下のような著名人を招いたセミナーやトークイベントの開催が考えられます。
- ・美容本の著者
- ・美容系YouTuberなどのインフルエンサー
著名人によるイベントを実施すれば、まだ自社を知らない来場者にも足を運んでもらえる可能性が高まります。
業界のトレンドや専門的なノウハウを、著名人から直接聞けるという付加価値があれば、幅広い層への訴求が可能です。
アイデア3.ノベルティやチラシを配布する
ノベルティやチラシを配布して集客する方法もあります。
特に、人通りの少ない場所にブースを設置する場合は、自社ブースを知ってもらうためにもチラシの配布がおすすめです。
ノベルティは以下のように、来場者が欲しくなるグッズや、日常でも使えるアイテムを用意しましょう。
- ・オリジナルデザインのおしゃれな筆記用具
- ・会場でもらったパンフレットを入れられるトートバッグ
来場者の興味を引くノベルティを用意すれば、ブースに訪れるきっかけを作れます。
なお、展示会におすすめのノベルティは以下の記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
アイデア4.スタッフの役割を分担する
効率的にブースへ集客するには、スタッフの役割分担も大切です。
すべてのスタッフが同じ動きをするのではなく、それぞれの強みを活かして以下のような配置を考えましょう。
- ・ブースの入口:明るい接客が得意な、呼び込み担当のスタッフ
- ・ブース内:商品やサービスの詳しい説明ができる、専門知識を持つスタッフ
役割をはっきりと分担すれば、スタッフは担当の役割だけに集中できます。
来場者としても満足度の高い接客や、詳しい商品説明が受けられるので、あらかじめ誰が何を担当するか決めましょう。
「展示会後」の3つのフォローアップ方法
展示会の終了後は、以下のフォローアップも欠かせません。
「展示会後」の3つのフォローアップ方法
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それぞれ解説します。
方法1.早めにお礼メールを送る
展示後のフォローアップとして、まずはできるだけ早いタイミングでお礼メールを送りましょう。
展示会には多くの企業が出展しているため、時間が経過するにつれて、自社の印象が薄くなってしまいます。
展示会の当日や翌日など、来場者の記憶が新鮮なうちにアプローチするのがおすすめです。
お礼メールを送る際は「ご質問いただいた新商品の機能について」など会話の内容を振り返ると、自社を思い出してもらいやすくなります。
一人ひとりお礼メールの内容を変えるのが難しい場合は、「特に自社へ興味を持っていそうな人には個別でメールを送る」といった対応も検討しましょう。
方法2.SNSで展示会の様子を投稿する
SNSでブースの様子を投稿することも、フォローアップの方法として効果的です。
ブースの写真や動画などをシェアすれば、「展示会でブースに寄った会社だ」と来場者があらためて自社を思い出すきっかけになります。
また、来場者の反応や製品デモの様子など、展示会の臨場感が伝わる投稿をして「次の展示会は行ってみよう」と思ってもらえれば、次回の来場を促せます。
投稿する際は展示会の公式ハッシュタグを使うと、より多くの人の目に触れやすくなります。
方法3.名刺を整理する
展示会で集めた名刺のチェックも大切です。
名刺を整理して情報をデータベース化すれば、以下のような成果を数値化できます。
- ・何社のリードを獲得できたのか
- ・どの業界からの来場者が多かったのか
情報を整理すれば、次回の展示会に向けた改善点も見えてきます。
また、MAツールなどに顧客の情報を取り込むことで、来場者の関心に合わせたフォローアップが可能です。
例えば、商品に強い関心を示した方には打ち合わせの予約フォームを、関心のない方にはサービス資料をメルマガで送付するなどです。
展示会でもらった名刺を整理して、商談や成約につながる可能性を高めましょう。
集客できる展示会ブースを作るなら「はじめての展示会」
展示会での集客に課題を感じているなら、展示会パッケージ「はじめての展示会」がおすすめです。
そもそも魅力的なブースでなければ、どれだけ集客に手間暇をかけても来場者に足を運んでもらえません。
「はじめての展示会」なら3つのパックから選ぶだけで、展示会で来場者を惹きつけるブースを製作できます。
各パッケージには集客に必要なアイテムが含まれていますが、集客方法や展示内容に合わせて、アイテムの追加や変更も可能です。
展示会での集客にお悩みでしたら、以下より無料で相談できますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
集客のアイデアを参考に展示会を成功させよう
展示会で集客するには、展示会当日はもちろん展示会前の準備も大切です。
SNSなどでの告知やノベルティの配布など、さまざまな集客アイデアを組み合わせることで、展示会の成功につながります。
展示会後にはお礼メールを送るなどのフォローアップも忘れないようにしましょう。
もし「展示会の出展や集客について、右も左もわからない」とお悩みなら、展示会出展サービス「展示会マスター」がおすすめです。
展示会マスターでは、集客の課題をヒアリングしたうえで必要なサービスを提案します。
ブース内への呼び込みや接客が得意なスタッフの手配も可能です。
展示会で配るノベルティについても予算に合わせて提案できますので、以下よりお気軽にご相談ください。
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