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展示会営業で成果を出す方法!よくある失敗と対策、逆営業の対処法も解説
公開日 2026.06.26 /更新日 2026.07.02

Contents
展示会営業を成功させるための事前準備

展示会営業を成功させるためには、綿密な事前準備が欠かせません。しかし「何をどう準備すれば良いかわからない」という方が多いのではないでしょうか。
ここでは、必要な事前準備として、以下の5つを紹介します。
展示会営業を成功させるための事前準備
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1.足を止めてもらう導線の作成
展示会ブースは、単に目立てばよいわけではありません。ターゲットが自然と入りたくなる導線を意識して設計することが重要です。
展示会場では、多くの来場者が短時間で複数のブースを見て回ります。通路を歩く来場者が1つのブースを見る時間はわずか数秒程度です。
この短い時間の中で「自分に関係がある」と思ってもらえるかどうかが、来場者獲得率を大きく左右します。
ブースの第一印象は3秒以内に決まるといわれます。視覚的なインパクトと入口の開放感を意識した設計を心がけましょう。
| 足を止めてもらう導線の設計ポイント |
詳しくは以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
2.チラシやノベルティの準備
チラシやノベルティは、配布すること自体が目的ではありません。
チラシは「持ち帰って読まれるか」ノベルティは「捨てられずに使われるか」を基準に選定することが大切です。
どれだけ大量に配布しても、すぐに捨てられてしまうものは費用のムダになってしまいます。
| チラシ | ・A4両面よりも、情報を絞ったA5用紙1枚のほうが読まれやすい ・QRコードを記載し、LPやデモ動画への誘導も効果的 |
| ノベルティ | ・付箋・ボールペン・スマホスタンドなど、業務で実際に使えるものが定番 ・会社ロゴを入れることで継続的な認知効果が期待できる |
来場者の手元に残るものこそが、後日の想起やフォロー効果を生み出します。
展示会チラシの作り方やノベルティの具体例は、以下の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
3.トークスクリプトの作成
ブース担当者は「話しかけやすさ」と「課題ヒアリング力」を基準に選定し、全員が同じトークスクリプトを使える状態にしておくことが重要です。
担当者によって説明内容や質問の深さにバラつきが出ると、獲得できるリード情報の質にもムラが生じてしまいます。
| トークスクリプトの構成 |
| 声かけ(1〜2文)→課題の問いかけ(1問)→ヒアリング(2〜3問)→資料渡し・デモ案内 →名刺交換→アポ打診 |
当日にこのスクリプトをスムーズに使えるよう、ロールプレイを最低3回実施し、全担当者が一定の水準以上で対応できる状態にしてから本番に臨みましょう。
4.メルマガでの案内と事前アポの打診
もし貴社がメルマガを運用しているのであれば、既存のメルマガリストに出展案内を送り、展示会前に商談アポを確保しておくことは、商談数を底上げする最短ルートです。
当日その場で声をかけるだけでは、確実な商談数を見込みにくいのが実情です。
事前に「会う約束」を取り付けておくことで、当日の商談数を担保できます。
| メルマガでの案内と事前アポの打診例 |
5.獲得したリードに対するフォロー方法の検討
フォローの方法・タイミング・担当者の分担を、展示会前に決めておくことで、終了直後から即座にアクションを取れるようになります。
展示会終了後は疲弊と通常業務の再開が重なり「後でやろう」と先延ばしにした結果、数日〜数週間も対応が遅れてしまうケースが少なくありません。
そのため、事前に以下の項目を決めておきましょう。
| 事前に決めておく事項 |
展示会当日に使える営業の3つのポイント

事前準備が整ったら、次は当日の立ち回りです。
ここでは、展示会当日に実践できる営業の3つのポイントを解説します。
展示会当日に使える営業の3つのポイント
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順番に見ていきましょう。
1.説明より「問いかけ」で来場者の足を止める
「〇〇のご案内です」という説明型の声かけよりも、「〇〇でお困りではないですか?」という問いかけ型のほうが、来場者の足を止める確率が高くなります。
人は、自分ごととして感じた情報にしか反応しません。課題を連想させる問いかけは、「これは自分の話だ」という感覚を瞬時に生み出すことができます。
| 声かけ例 |
2.名刺交換からアポ獲得までの流れをイメージしておく
名刺交換を「ゴール」にせず、「ヒアリングの入口」と位置づけ、その場でアポを取り付けるところまでを1セットの流れとして設計しておきましょう。
名刺だけを集めて終わってしまうと、後日フォローする際に「どこで会いましたっけ?」という状態になりやすく、商談化率が大幅に下がってしまいます。
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クロージングの際は、その場でスマートフォンのカレンダーを開き、具体的な日時を提案することで返答率が上がります。
3.ブース内デモ・講演で関心を高める
ブース内でデモや短時間の講演(15〜20分程度)を実施することで、来場者を集客しつつ、製品への関心が高まった状態で名刺交換につなげることができます。
来場者目線ではある程度自社やサービスに対して認知している状態から始まるため、声かけへの抵抗感が下がり、ヒアリングに入りやすくなります。
方法としては、毎時00分と30分に定期デモを実施する方法が効果的です。
事前に「デモ実施中」の掲示を出しておくことで、通路を歩く来場者にも開催を周知でき、時間になると自然と人が集まる状態を作れます。
デモ終了後に「ご質問のある方は名刺をお持ちください」と誘導を入れることで、自然と名刺交換へつなげられます。
商談へつなげるための展示会後のフォロー方法

展示会の成果は、終了後のフォロー品質によって最終的に決まります。名刺獲得は、あくまで「スタートライン」にすぎません。
ここでは、商談へつなげるための展示会後のフォロー方法を紹介します。
商談へつなげるための展示会後のフォロー方法
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順に見ていきましょう。
1.名刺のリスト化と温度感の仕分けを実施する
優先度の高いホットリードから順に、展示会終了当日〜翌朝までに全名刺をデジタル化し、ヒアリング内容をもとに「ホット・ウォーム・コールド」に分類しましょう。
リストが整備されていないと、フォロー漏れや、優先度の低いリードへの過剰対応が発生してしまいます。
ホット・ウォーム・コールドの振り分け方法は各社のルールを設定いただければと思いますが、例えば以下のとおりです。
| ホット | その場でアポを取り付けた、具体的な課題・予算・時期が確認できた |
| ウォーム | 関心はあるが時期未定、情報収集段階 |
| コールド | 名刺交換のみ、明確な課題感なし |
展示会後のフォローアップについては以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
2.温度感別にフォロー戦略を整理する
リードの温度感に応じてアプローチの手段と頻度を変えることで、限られたリソースのなかで最大の商談数を創出できます。
すべてのリードに同じ対応をしてしまうと「せっかくのホットリードを逃してしまう」「コールドリードに過剰にリソースを割く」という二重のマイナスが生まれてしまうためです。
例えば以下のように、フォロー戦略を分けましょう。
| ホット | 48時間以内にお礼メール+架電→商談設定を最優先 |
| ウォーム | お礼メール後、2週間以内にニュースレター・事例送付→1ヵ月以内に再度電話 |
| コールド | メルマガに追加し、長期ナーチャリングへ移行 |
温度感別のフォロー手法は、以下の記事でも詳しく紹介しています。
3.ホットリードには48時間以内にお礼メール+架電する
ホットリードには、展示会後48時間以内にお礼メールと電話の両方でコンタクトを取ることを推奨します。
記憶が最も鮮明な48時間以内に接触することで「あの展示会で話した会社だ」と思ってもらいやすく、逆に時間が経つほど「何の会社?」「記憶にないな」という反応になってしまいます。
| お礼メール構成例 |
| 件名「〇〇展示会でご来場いただいたお礼と〇〇のご案内」 本文 ①お礼 ②ヒアリング内容の要約(「〇〇のご課題についてお聞きしました」) ③次のステップ提案(デモ日程など) ④署名 |
メールだけで終わらせず、翌日〜2日以内に電話でのフォローをおこなうことで、返答率が大幅に上がります。作成方法の詳細は以下の記事からご確認ください。
展示会での逆営業とは?対処法とマナー

「逆営業」とは展示会でよく起きる現象であり、来場者から自社の商品・サービスを売り込まれることを意味します。
逆営業に時間を取られると、本来ターゲットにすべき来場者への対応機会を失ってしまうため、事前に対処法を知っておきましょう。
逆営業の意味と禁止される理由
逆営業とは、出展者のブースに訪問した来場者が、逆に出展者に営業をかける行為のことです。
展示会は「出展者が来場者にPRする場」として主催者がルールを設定しております。
来場者による営業行為(逆営業)は、多くの展示会において公式に禁止されているわけではありませんが、マナー違反とみなされるケースが多く、主催者が明確に禁止している展示会もあります。
禁止行為をおこなうと、退場処分や次回来場禁止になる場合もあるため、出展者・来場者の双方がルールを認識しておきましょう。
逆営業をかわしながら自社ターゲットに集中するコツ
逆営業には、「丁重に断る定型フレーズ」を用意しておき、会話を短く切り上げることで対応時間を最小限に抑えることができます。
相手を傷つけない形で素早く対処しないと、1件の逆営業対応で現場の実感として5〜10分ほどの時間を失うことになります。
例えば「本日は対応が立て込んでおりますので、後日メールでご連絡ください」と伝える方法があります。また、「担当部署へお問い合わせください」と案内する方法も有効です。
いずれの場合も、名刺を渡しながら丁重に伝えることで、相手との関係を損なわずに会話を短く切り上げられます。
展示会営業でよくある失敗と対策

最後に、展示会営業で陥りやすい失敗パターンと、その対策を確認しておきましょう。
展示会営業でよくある失敗と対策
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1つずつ解説していきます。
1.名刺獲得数だけを追ってしまう
名刺枚数はあくまで中間指標であり、それだけでは展示会の成果を正しく判断できません。
「名刺を多く集めること」自体が目的化すると、課題感のない来場者とも無差別に名刺交換してしまい、フォロー工数だけが増えて、結局商談化しないリードが積み上がってしまいます。
| ・NG設定:「今回の展示会の目標は名刺200枚」 ・OK設定:「名刺獲得100枚・うちアポ取得10件・商談化5件・受注1件」 |
このように、商談化率・アポ率・受注率をKPIとして設定し、リードの「質」を担保することが重要です。
2.営業トークが製品説明中心になっている
2つ目は、営業トークが製品説明中心になっているケースです。
来場者は製品のスペックを聞きたいわけではなく、「自分の課題が解決できるかどうか」を知りたいと考えています。
そのため展示会ブースでの会話は、「製品説明」よりも「課題ヒアリング」を中心に設計するべきです。
一方的な説明は来場者の関心を失わせ、離脱につながるため注意しましょう。
3.展示会後のフォローが遅れる
展示会が終わってから最初のアプローチをするまでに、1週間以上経ってしまうのも避けるべき失敗です。
時間が経てば経つほど来場者の熱は冷めていき、「あの時話した内容はどんなだったかな?」と忘れられてしまいます。
さらに、同じ展示会に出展していた競合他社が先にフォローを済ませてしまうと、商談機会そのものを丸ごと奪われるリスクもあります。
熱が冷めてから連絡をしても、あらためて最初から説明し直さなければならず、商談につなげるのが難しいです。
そのため、展示会の会期中からフォローの準備を並行して進めましょう。
展示会後のフォロー体制を含めて展示会の準備を整えたい方は、ブース設営から集客アイテム、営業体制まで幅広くサポートする「展示会マスター」の無料相談を活用ください。
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展示会営業で成果を出すためには、事前準備、当日の対応、展示会後のフォローを一連の流れとして考えることが重要です。
どれか1つだけに力を入れても、安定した成果は得られません。来場者がブースに立ち寄り、課題を共有し、その後の商談へ進む流れを設計することが大切です。
展示会を単なる名刺交換の場で終わらせず、継続的な商談創出の機会として活用していきましょう。
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