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街中やショッピングモールでよく目にするようになった「デジタルサイネージ」。映像で訴求できるため、アイディア次第で顧客の心をよりつかむ情報発信ができるツールです。
この記事では、
- デジタルサイネージとは
- デジタルサイネージの種類
- デジタルサイネージ導入までの7STEP
などを解説します。顧客の購入意欲促進や、情報発信ツールとしてデジタルサイネージの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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デジタルサイネージとは
デジタルサイネージ(Digital Signage)は、一般的に電子看板のことを指します。日本では電車やバス、駅やバス停などの公共交通機関に設置されていることが多いです。
最近では、ショッピングモールやエレベーターの中などに設置されていることもあります。
主な特徴は、大型ディスプレイのような電子的な表示機器を利用し、映像で情報を発信できる点です。
機能も多様で、タッチパネル形式のものやビル看板など超大型のものも存在します。
デジタルサイネージの仕組み
デジタルサイネージは、以下の4つの要素によって構成されています。
- 表示装置
- 大型ディスプレイなどの、電子表示機器を指します。
- デジタル通信部
- 配信元から広告や映像コンテンツを受信するための部分です。
- コントロール部
- 受信した広告・映像コンテンツを制御する部分です。
- ストレージ部
- 受信した広告・映像コンテンツを保存しておく部分です。
デジタルサイネージでの配信の流れは以下のようになります。
①配信したい広告や映像コンテンツをサイネージのデジタル通信部で受信 ↓ ②受信したコンテンツをコントロール部で制御 ↓ ③同時にストレージ部で保存 ↓ ④表示装置を通じて電子看板・広告として表示 |
大まかな仕組みを理解したところで、デジタルサイネージを使用する目的をお伝えします。
デジタルサイネージを設置する目的
近年増加しているデジタルサイネージ。
しかし、「テレビのように動画を流すだけでも同じ効果が得られるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
なぜ、デジタルサイネージを使用するのでしょうか。その答えは、「デジタルサイネージだからこそ得られるメリットがある」からです。
デジタルサイネージを設置することで、以下のようなメリットを得られます。
- 屋外・リモートで稼働状況が確認できる
- 機種によっては情報収集が可能になる
- 時間や閲覧者に合わせたコンテンツの出し分けが容易になる
ひとつずつ解説していきましょう。
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1.屋外・リモートで稼働状況が確認できる
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先ほどお伝えした通り、デジタルサイネージによっては配信元から情報を受け取る「デジタル通信部」があります。
そのため、ネットワーク(インターネット)につなげることで、電子看板から離れた場所でも稼働状況を制御・確認できるようになるのです。
単にテレビで動画を流すだけの場合、現場に行かないと正常に動画が流れているか確認することは難しくなってしまいます。
しかし、デジタルサイネージを利用している場合は、屋外やリモートでも稼働状況を確認できるのです。
複数箇所に大量に電子看板を設置している場合や、リモートワークに対応している場合などは、管理が楽になるためぴったりだと言えるでしょう。
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2.機種によっては情報収集が可能になる
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デジタルサイネージの機種によっては、閲覧者や広告・映像コンテンツに関する情報収集が可能になります。
情報を管理する機能が備わっているデジタルサイネージであれば、以下のような情報収集ができるからです。
デジタルサイネージできる情報収集の例
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一方、テレビで動画を流す場合、1日の再生回数を管理するには工夫が必要です。
デジタルサイネージを使用することによって得られた情報をマーケティングに活かし、さらに効果的な広告や映像コンテンツを作り出すことができるでしょう。
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3.時間や閲覧者に合わせたコンテンツの出し分けが容易になる
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デジタルサイネージなら、時間や閲覧者に合わせた広告・映像コンテンツなどの出し分けが簡単になります。
あらかじめ配信内容を設定したり、搭載カメラでユーザーを判別したりできる機種があるからです。例として、以下のような使い方が挙げられます。
コンテンツ出し分けの例:電車内
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広告を配信する際、ターゲットを意識することは非常に重要です。
このように、ターゲットやタイミングによって広告を容易に出し分けることができる特徴は、デジタルサイネージならではのメリットだと言えるでしょう。
では、実際にデジタルサイネージを導入したい場合、どのような準備が必要で、どの程度の費用がかかるのでしょうか。
次の項から解説していきましょう。
デジタルサイネージの導入に必要な準備と費用
- ディスプレイ代
- STB(受信装置)の費用
- CMS(配信を管理するシステム)の費用
- コンテンツ企画・制作の費用
- 工事費用
ここからは、デジタルサイネージの導入に必要な準備とその費用に関して解説します。
1. ディスプレイ代
ディスプレイは、デジタルサイネージを構成する「表示装置」にあたります。「看板」としての役割を果たすため、比較的大きなディスプレイを使用するケースも考えられます。
屋外用は防塵・防水設計のため、屋内用のディスプレイよりも高価なことが多いです。また、屋内用・屋外用に共通して、以下のような要素で価格が変動します。
価格の変動にかかわる要素の例
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基本的に、広告や映像を表示したときの鮮明さ、美しさを追求すると価格が上がっていきます。
2. STB(受信装置)の費用
STB(受信装置)は、「セットトップボックス」の略称です。信号を受信し、ディスプレイにコンテンツを映すための機器を指します。
縦置き型・ネットワーク接続可能型など、スリム・多機能なものになると価格が上がる傾向があります。
3. CMS(配信を管理するシステム)の費用
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、デジタルサイネージに映したいコンテンツの管理・運用を行うためのシステムです。
通常、パソコンなどの端末にインストールして使用します。現在はクラウドサービスでの提供が多く、月額使用料が必要になるケースもあります。
4. コンテンツ企画・制作の費用
コンテンツの企画・制作は、デジタルサイネージに映すコンテンツを作り上げるために必要です。
- 自社で企画・制作を行うノウハウがない
- 高品質なコンテンツを制作したい
このような場合は、専門家への依頼(外注)が必要になるかもしれません。
外注する場合、スライドショーのような静止画像・文章を用いた動画よりも、テレビCMのような動画の方が制作費が高額になります。
外注するのであれば、「どのようなコンテンツを制作したいか」を明確にした上で依頼先を選定することがおすすめです。
5. 工事費用
デジタルサイネージには、設置のための工事費用が発生するケースがあります。
たとえば、天井に吊り下げる「天吊り」、壁に設置する「壁掛け」などは、天井や壁に工事を施す場合があるからです。
工事費用は以下の要素によって異なります。
- 設置場所
- 壁・天井の材質
- ディスプレイに応じた取り付けパーツ(専用の金具など)
- 作業員の人数
- 出張費用
特に作業員の人数(作業員ごとの日給)や出張費用は、工事を行う会社によって大きく異なるため、実際に見積もりを取るまで費用がわからないことがほとんどです。
一方、スタンド型のデジタルサイネージは工事不要です。工事費用がかからず導入しやすいため、小売店や飲食店などでも多く活用されています。
デジタルサイネージの運用に必要な準備と費用
- 電気代
- コンテンツの更新費用
- 保守やサポートの費用
- サーバーの使用料
次に、デジタルサイネージの運用に必要な準備と費用を解説します。
1. 電気代
デジタルサイネージは電子機器のため、電気代が必要です。電気代は、デジタルサイネージの数によって大きく変動します。
複数のデジタルサイネージを導入する場合は、電気代をしっかり計算しておくことをおすすめします。
2. コンテツの更新費用
デジタルサイネージの運用を行う際には、定期的なコンテンツの更新が必要です。ターゲットの興味・関心は徐々に変化していきます。
それなのに、同じコンテンツを流したままにしていては、集客効果が下がってしまう恐れがあるからです。
先述したコンテンツの管理・運用を行うためのシステム「CMS」を導入することで、更新やデータファイルの管理は容易に行うことができるでしょう。
また、コンテンツを外注で制作した場合、新たに外注費用が発生するケースがあるので注意が必要です。
3. 保守・サポートの費用
デジタルサイネージの運用にあたっては、定期的な保守・サポート費用が発生します。
電子機器のため、コンテンツが正常に表示されるか、配線周りに不具合がないかなどの点検が必要になるからです。
1ヵ月ごとの定期点検を行っている場合は、毎月、保守点検費用が発生することもあります。
4. サーバーの使用料
デジタルサイネージを利用する際には、通信を行うためのサーバーが必要となる場合が多いです。
サーバーを利用する場合は、1ヵ月単位で利用料を支払う必要があります。多くのサーバー提供会社が存在するため、事前に料金を確認しておくのがおすすめです。
デジタルサイネージの導入・運用には費用がかかる!
ここまでお伝えしてきた通り、デジタルサイネージの導入~運用には費用がかかります。また、導入と運用では違った費用項目が発生するため、注意が必要です。
- デジタルサイネージの導入・運用に関する予算はどの程度なのか
- それぞれの項目にどの程度の費用がかけるのか
この2点を明確にした上で、導入・運用に取り掛かりましょう。
デジタルサイネージと電子POPとの違い
ここからは、デジタルサイネージと電子POPとの違いに関して説明していきましょう。電子POPとは、主に店内でPOPのように使用できるモニターのことを指します。
デジタルサイネージと電子POP、それぞれの特徴を以下にまとめました。
種類 | 特徴 |
---|---|
デジタルサイネージ | ・電子看板とも呼ばれる ・大型のディスプレイを使用している場合が多い ・イベントの告知や場所案内などに使用される ・人の往来が多い場所や屋外に設置される ・無音の場合も多い |
電子POP | ・小型のモニターであることが多い ・商品説明や商品の広告を映す ・店頭や商品棚など、基本的に屋内に設置される ・音が出る場合が多い |
「デジタルサイネージ」と「電子POP」には以上のような違いがありますが、もっとも大きな違いは「期待されている効果・役割」です。
商品の宣伝などに使用する場合、顧客の購買意欲をアップさせる存在であることは共通しています。しかし、使用シーンや期待される効果が大きく異なります。
種類 | 期待されている効果・役割 |
---|---|
デジタルサイネージ | ・購買前の顧客への訴求 ・売り場への送客 |
電子POP | ・購買直前の顧客への訴求 ・売り場にいる顧客の購買意欲促進 |
電子POPは、デジタルサイネージと比較して安価に導入できるためおすすめの販促ツールです。
しかし、得られる効果や役割が異なるため、自社に必要なツールがどちらなのか、あるいは両方なのか、考えた上で導入を検討するとよいでしょう。
電子POPについては、以下の記事でも特徴や選び方を詳しく解説しています。興味がありましたら、ぜひ参考にしてください。
>>電子POPとは?デジタルサイネージとの違いや6つの選定ポイントを紹介!
デジタルサイネージの種類は主に3つ
ここからは、デジタルサイネージについてさらに深堀りしていきましょう。デジタルサイネージには、主に以下の3種類があります。
No. | 種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | スタンドアロン型 | ・プレーヤー内蔵のディスプレイ ・インターネットなどのネットワークにつなげる必要がない ・表示装置とデータメモリのみで利用できるため、他の種類と比較して安価 |
2 | ネットワーク型 | ・インターネットなどのネットワークにつながっている ・複数のデジタルサイネージを運用する場合に最適 ・ネットワークを用いるタイプと専用のアプリケーションを用いるタイプがある |
3 | インタラクティブ型 | ・基本はネットワーク型と同様 ・外部からの操作に反応できる ・タッチパネル、モーションセンサーなどが搭載されている |
以下から、ひとつずつ解説していきます。
1. スタンドアロン型
項目 | 詳細 |
---|---|
スタンドアロン型とは | ・プレーヤー内蔵のディスプレイ ・インターネットなどのネットワークにつなげる必要がない ・表示装置とデータメモリのみで利用できるため、他の種類と比較して安価 |
メリット | ・データメモリを内蔵しているディスプレイであれば、即日運用できる ・受信機やインターネット環境が不要 ・比較的安価に導入できる |
デメリット | ・放映できるコンテンツに制限がある ・コンテンツの更新に手間がかかる ・離れた場所からの稼働状況の確認ができない |
活用例 | ・個人経営の店 ・小規模なチェーン店 など |
スタンドアロン型は、映像プレーヤーを内蔵しているディスプレイを使用したデジタルサイネージです。
そのため、インターネットにつなげることなく使用できます。
データメモリを内蔵しているディスプレイを使用すれば、即日運用も可能です。さらに、他のタイプと比較して安価な点など、比較的手軽に導入できることが大きなメリットです。
デメリットとしては、放映できるコンテンツに制限がある点、離れた場所から管理が難しい点などが挙げられます。
「デジタルサイネージならでは」のメリットを十分に享受できるとは言えませんが、初めてデジタルサイネージを導入する場合は選択肢に入れておくこともおすすめです。
2. ネットワーク型
項目 | 詳細 |
---|---|
ネットワーク型とは | ・インターネットなどのネットワークにつながっている ・複数のデジタルサイネージを運用する場合に最適 ・ネットワークを用いるタイプと専用のアプリケーションを用いるタイプがある |
メリット | ・離れた場所から動作確認や表示内容の変更ができる ・リアルタイムに内容を更新できる ・つながっているサイネージの稼働状況を一箇所から把握できる |
デメリット | ・STB、CMS、サーバーなど導入のための準備が必要になるため即日展開が難しい ・上記設備が必要になるためコストが高くなる |
活用例 | ・駅、バス停 ・公共交通機関の車両内(電車、バスなど) ・屋外ビル など |
ネットワーク型は、インターネットなどのネットワークにつながっているデジタルサイネージです。
複数のディスプレイを一箇所から管理できるため、複数のデジタルサイネージを運用する場合に適しています。
また、映すコンテンツの内容をリアルタイムに変更でき、更新も容易です。
接続するネットワークや管理用のパソコン、コンテンツ管理のためのCMSサービスなどを用意する必要があるため、即日運用を開始することは難しいでしょう。
スタンドアロン型と比較して、コストが高くなる点もデメリットと言えます。
3. インタラクティブ型
項目 | 詳細 |
---|---|
インタラクティブ型とは | ・基本はネットワーク型と同様 ・外部からの操作に反応できる ・タッチパネル、モーションセンサーなどが搭載されている |
メリット | ・ユーザーの操作情報をデータとして記録でき、マーケティングに活かせる ・ユーザーにマッチした広告や映像を放送できる ・多機能なためさまざまな場面で活躍できる |
デメリット | ・高機能なためコストが比較的高い ・タッチパネル付きモニターなど、準備費用が高額になりやすい |
活用例 | ・大型ショッピングモールのフロアガイド ・空港の案内板 など |
インタラクティブ型は、ネットワーク型に加えて外部からの操作に反応できる機能が搭載されているデジタルサイネージです。
モニターにタッチパネルやモーションセンサーなどを搭載することで、ユーザーからの操作を受け入れることができます。
ユーザーが直接操作を行うため、操作した内容や閲覧したコンテンツなどをデータとして保存することが可能です。
データを新たなコンテンツづくりに活かすことで、さらに効果的なマーケティングが実現できるでしょう。
一方で、高機能なモニターを導入しなければならないため、導入費用や保守点検費用が高額になってしまう点がデメリットとして挙げられます。
また、操作情報などのログ取得・管理にもコストがかかる場合があるでしょう。
デジタルサイネージ導入までの7STEP
以下の7つのステップを踏むことで、失敗しないデジタルサイネージの導入が可能になるでしょう。
- 導入の目的・ターゲットを明確にする
- 制作会社を選ぶ
- 目的・ターゲットに合わせて必要なシステムを選ぶ
- コンテンツ制作する
- デジタルサイネージを設置する
- 操作方法・運用方法などをトレーニングする
- 運用を開始する
特に念入りに行いたいのは「1.導入の目的・ターゲットを明確にする」です。
- なぜデジタルサイネージを導入したいのか
- デジタルサイネージを導入することでどのような目標を達成したいのか
この2つを明確にしておくことで、導入後の運用でも効果検証が行いやすくなるはずです。
ひとつひとつのステップに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
>>デジタルPOPの制作手順を全解説!販促で成功させる3つのポイントとは?
デジタルサイネージの事例3選
- POP用紙のデジタルサイネージ化
- ショッピングモールでデジタルサイネージを導入
- 自販機に後付けでデジタルサイネージを導入
ここからは、実際にデジタルサイネージを導入した事例を3つご紹介します。
1. POP用紙のデジタルサイネージ化
POP用紙をデジタルサイネージ化した事例です。
スーパー・ドラッグストアなどでもよく見かけるタイプで、小売店の販促に活用しやすいデジタルサイネージだと言えるでしょう。
- 商品の情報
- 商品を購入するメリット
- 商品の活用方法
といった情報を表示し、顧客の購買意欲を促進します。アナログのPOPと比較して、以下のような特徴があります。
- 商品の売れ行きなど状況に応じて内容を更新できる
- ペーパーレス化によるコスト削減が可能になる
スーパーなどの小売店は天候などさまざまな要因で商品の売れ行きが変化するため、表示する情報を即座に変更できるという点は大きなポイントです。
2. ショッピングモールでデジタルサイネージを導入
次は、ショッピングモールでデジタルサイネージを導入した事例です。
- 消費者が複数のショップを訪れる確立(回遊率)が低い
- エレベーターの待ち時間が長い
といった課題を抱えたショッピングモールがデジタルサイネージを導入。以下のような情報をピックアップして配信を行ったそうです。
- イベント情報
- キャンペーン情報
- プロモーション
- 新店情報
- 他フロアの店舗情報
すると、顧客の回遊率が向上。さらに、エレベーターの体感での待ち時間を軽減に成功しました。
また、インタラクティブ型のデジタルサイネージを施設のエントランスに設置した例もあります。高齢の方や海外から訪れた方から「わかりやすい」と好評でした。
3. 自販機に後付けでデジタルサイネージを導入
既存の装置に後からデジタルサイネージを導入したケースもあります。自動販売機に後付けできるデジタルサイネージは、以下のような特徴があります。
- 自販機自体を交換する必要がない
- ワイヤーで自販機上部に固定するため簡単に設置できる
- 画面を分割して、動画と静止画のスライドショーを混在できる
自販機上部以外に新たなスペースを確保する必要がなく、手軽に導入しやすいメリットがあります。
また、画面を分割できる機種もあるため、動画と静止画を組み合わせてコンテンツを映すこともできます。
「重要な広告は動画、長期間にわたるキャンペーンは静止画」といった使い分けができ、非常に有用な広告塔として活用できるでしょう。
以下の記事では上記で紹介した以外の事例も詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
>>POPをデジタルサイネージ化した成功事例6選│知っておくべき注意点とは?
デジタルサイネージを導入して業績アップさせよう
<本記事のまとめ>
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ここまで、デジタルサイネージの仕組みや導入するメリット、必要な費用や導入事例などをお伝えしてきました。
デジタルサイネージは従来の看板と比較すると非常に多くの機能を有しています。同時に、多くの可能性を秘めている販促ツールであるとも言えるでしょう。
一方で「すぐにデジタルサイネージや電子POPを導入することは難しい」というのであれば、POPのリニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。
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