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注目の食品D2Cブランド5選!食品D2Cのジャンルや特徴も解説

公開日 2021.10.31 更新日 2023.11.01

「注目の食品D2Cブランドを知りたい」
「食品D2Cにおけるジャンルや特徴を把握したい」

このようにお考えではありませんか?自宅で過ごす時間が増えた今、食品D2Cの注目度は急速に高まっています。

この記事では以下の内容をまとめました。

  • 今注目の食品D2Cブランド10選
  • 食品D2Cを成功させているブランドに共通する3つの特徴

食品D2Cサービスをはじめようと考えている方や、食品D2Cで成功を掴みたいという方はぜひ参考にしてください。

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外食機会の減少により食品D2Cブランドが注目されている

食品D2Cサービスは、D2Cサービスの中でも市場規模がどんどん拡大しています。(※参考)

その理由として、以下のようなものが挙げられるでしょう。

  • 自宅で食事をする機会が増加したため
  • 食は日常生活に欠かせないもののため
  • 健康に気を使う、高品質な食品を求める人が増加したため

外食機会が減少したことで、自宅で美味しいものを楽しみたいというニーズが高まっています。そこで、こだわりの食品を提供するD2Cブランドへの注目されているのです。

ちなみに、D2C(Direct to Consumer)とは、製造者と消費者の間に業者を挟まず、ダイレクトにやり取りを行うビジネスモデルのことを指します。

D2Cに関しては以下の記事で詳しく解説しています。D2Cビジネスを導入するメリット・デメリットや成功のコツもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

>>D2Cとは?ECとの違いからメリット・デメリットまで徹底ガイド

※参考:食品D2Cサービス市場に関する調査を実施(2021年)株式会社 矢野経済研究所

今、注目の食品D2Cブランド10選

No,ブランド特徴
1oisix(オイシックス)高品質で美味しい旬の食材を提供
2パルシステム安心・安全な生鮮食品や加工食品を提供
3キリン ホームタップ工場つくりたての味が楽しめるビールを提供
4noshヘルシーかつ低糖質な食事を提供
5snaq.meナチュラルで健康志向なおやつの詰め合わせを提供
6HiO ICE CREAMこだわりの「クラフトアイスクリーム」を提供
7THE ROAST BEEFホームパーティにぴったりのローストビーフを提供
8homeal悩みを解決できる美味しい幼児食を提供
9ブラウンシュガーファースト安心・安全・高品質のシロップや砂糖を提供
10BASE FOOD ®体に必要な栄養素が詰まった食品を提供

ここからは、今注目の10つの食品D2Cブランドをご紹介します。

1.生鮮食品:oisix(オイシックス)

画像出典:https://www.oisix.com/

「食材」宅配サービスoisix(オイシックス) は、オイシックス・ラ・大地株式会社が展開する食品D2Cブランドです。

厳しい安全基準をクリアした高品質な旬の食材が、定期的に自宅に届きます。

届く食材は主に野菜(有機・特別栽培農産物)ですが、卵や添加物を極力使わない加工食品も用意されています。

届いた食材を上手に活用できるレシピや、レシピと食材がセットになったサービスもあるため、毎日の献立に悩むことも減るでしょう。

2.生鮮食品:パルシステム

画像出典:https://www.pal-system.co.jp/

パルシステム生活協同組合連合会が展開している食品D2Cブランドが、パルシステムです。

農薬や薬品にできる限り頼らずに生産した野菜・肉や、化学調味料不使用の加工品など、体にやさしい商品が揃っています。

時短料理が可能なお料理セットや、環境にやさしい生活用品も販売しています。1日1日の食生活を大切にする人にうれしいD2Cブランドです。

3.飲料:キリン ホームタップ

画像出典:https://hometap.kirin.co.jp/

キリン ホームタップは、キリンビール株式会社が提供している飲料D2Cブランドです。

利用することで自宅に専用ビールサーバーとビールが届き、自宅で工場作りたてのビールを手軽に楽しめます。

ビールは利用者の都合に合わせて月2回配達。月4Lコースか、月8Lコースから選べます。追加の注文や、配達のスキップも簡単に行うことが可能です。

ビールの種類は定番のものから、好みに合わせて数種類が用意されています。季節に応じて新しい種類のビールも登場します。

近年増加している、自宅で過ごす時間を豊かにできるD2Cサービスです。

4. 冷凍惣菜:nosh(ナッシュ)

画像出典:https://nosh.jp/

ナッシュ株式会社が展開する食品D2Cブランドが、食事宅配サービスnosh(ナッシュ)です。「ヘルシーかつ低糖質な食事」がポイントで、健康的で美味しいお弁当が自宅に届きます。

自社のシェフと管理栄養士が、60種類以上の美味しい食事メニューを開発しています。

美味しい食事でありながらも、すべてのメニューが糖質30g以下・塩分2.5g以下になっているのがポイントです。

商品は自宅に届き、食べたい時はレンジで温めるだけという手軽さも魅力です。冷凍便で届き日持ちすることも支持されています。

1食分ずつパックになっているため、健康志向なひとり暮らしのユーザーを中心に人気を集めています。

5.菓子:snaq.me(スナックミー)

画像出典:https://snaq.me/

snaq.meは、株式会社スナックミーが展開している食品D2Cブランドです。

おやつ(菓子)を届ける定期便サービスで、2週に1回(または4週に1回)おやつの詰め合わせがポストに届きます。

届くおやつは「国産みかんチップス」「ショコラ和三盆」「ラズベリージャムクッキー」など、100種類以上が取り揃えられています。

すべてのおやつにおいて人工添加物・ショートニング・白砂糖を使用していない点が特徴です。ナチュラルかつ健康志向のおやつが手軽に楽しめるサービスになっています。

6.デザート:HiO ICE CREAM (ビオアイスクリーム)

画像出典:https://hioicecream.com/

HiO ICE CREAMは、素材にこだわった「クラフトアイスクリーム」が自宅に届食品D2Cブランドです。

株式会社HiOLIが展開しています。単品や定期購入もできるうえ、ギフト商品も用意されています。

定番商品のほか季節限定のフレーバーも登場するため、どんな季節でもアイスクリームを楽しめるブランドです。

7.冷凍食品:THE ROAST BEEF (ザローストビーフ)

画像出典:https://the-roast-beef.jp/

THE ROAST BEEFは、株式会社デクノバースが展開している食品D2Cブランドです。

「世界一アガる!ローストビーフを。」をテーマに、見た目・ボリューム・おいしさにこだわったローストビーフを冷凍配送で提供しています。

外食の機会が減っている今、ホームパーティーの機会が増加すると考え、自宅で過ごす時間を特別にするローストビーフを作りました。

ホームページでは、ローストビーフを使用した盛り付け例やレシピを公開しています。

ローストビーフのほか、ローストチキンやソース、パーティを彩る食器なども販売しています。

8.ベビー・幼児向け食品:homeal (ホーミール)

画像出典:https://homeal.co.jp/

homealは、「幼児食の悩みをゼロに」をモットーに商品を展開しているD2Cブランドです。homeal 株式会社が展開しています。

幼児食に関しての「つくる悩み」「食べない悩み」「栄養の悩み」などを解決するための、味・栄養・時短がそろった料理を冷凍便で配送しています。

大人用のメニューも用意されており、子どもと一緒に食事を楽しむことも可能です。

9.調味料:ブラウンシュガーファースト

画像出典:https://bs1stonline.com/

ブラウンシュガーファーストは、株式会社ブラウンシュガー1STが展開している食品D2Cブランドです。

「わが子に食べさせたいかどうか?」を基準に、母親目線での商品作りが特徴です。

オーガニックドリップコーヒー、オーガニックデーツ&くるみなど、厳選した食材で作られた高品質な食品を提供しています。

有機アガべシロップや有機ココナッツシュガーなど、調味料が中心です。親子で安心して食べられる、美味しく楽しい食材を提供しています。

10.完全食:BASE FOOD ®

画像出典:https://basefood.co.jp/

BASE FOOD ®は、完全栄養の主食を販売しているD2Cブランドです。パン・パスタ・クッキーの3種類を販売しています。

どれも、ただのパンやパスタではありません。

ビタミン・ミネラルやたんぱく質・食物繊維といった体に必要な栄養素が詰まった、「完全栄養食」です。

さまざまなメディアに取り上げられているほか、医学専門家にも推薦されています。

食品D2Cを成功させているブランドに共通する3つの特徴

ここからは、食品D2Cを成功させているブランドに共通する特徴を解説します。

  1. ターゲットとする顧客像が明確
  2. 食の多様なニーズに応えるブランドが多い
  3. 既存のビジネスを拡張している

ひとつずつ確認していきましょう。

1.ターゲットとする顧客像が明確

食品D2Cブランドは、ターゲットとする顧客像が明確です。顧客像を明確にすることで、消費者の細かなニーズに対応しています。

たとえば、ブランドごとに以下のようなターゲットが想定できます。

ブランドと想定されるターゲット像
  • snaq.me:太りたくないけど美味しい(できれば体にいい)おやつが食べたい女性
  • nosh-ナッシュ:手軽に自宅で健康的な食事が食べたい一人暮らしの人
  • oisix(オイシックス):健康に良い手料理を食べてもらいたいけれど時短したい働くパパ・ママ

ターゲットを絞ることで、ニッチながら確実に需要がある範囲を狙ってサービスを展開しています。

2.食の多様なニーズに応えるブランドが多い

食品D2Cブランドには、さまざまな食のニーズに応えているブランドが多いです。現代は食の多様化が進んでいるため市場も多彩です。

食のニーズに合わせたサービス例
  • オーガニック志向:oisix(オイシックス)
  • 糖質オフ、健康志向:nosh-ナッシュ
  • サステナブル志向:ZENB

食のニーズに合わせてコンセプトを限定することで、マーケティングが効率的に行いやすくなります。

また、美味しい食事は毎日の生活を豊かにするため、消費者からも支持されるでしょう。

3.既存のビジネスを拡張している

食品D2Cブランドを展開している企業は、すでにさまざまな食に関するビジネス展開しているケースが多いです。

たとえば「キリン ホームタップ」を運営している企業は、ビールで有名な株式会社キリンビールです。

また、豆や野菜をまるごと使った食品を販売する「ZENB」を運営しているのは、お酢で有名なミツカングループです。

既存のビジネスからニーズがあるジャンルにフォーカスし、D2Cとして販売しています。

食品D2Cを理解してユーザーのニーズを満たそう

<本記事のまとめ>
  • 食品D2Cには生鮮食品・飲料・惣菜など多彩なジャンルがある
  • 多様化する食のニーズに応える形でD2C展開している
  • 既存ビジネスから特定のジャンルをD2C化し、細かいニーズに応えている

食品D2Cブランドは、

  • ユーザーの多様化するニーズに応えている
  • すでに実施しているビジネスを拡張している

という点が大きなポイントです。

既存のビジネス(資産)をユーザーのニーズを満たせる形で拡張することで、ユーザー・企業双方に利益のある食品D2Cブランドが生み出せるでしょう。

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