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「注目の食品D2Cブランドを知りたい」
「食品D2Cにおけるジャンルや特徴を把握したい」
このようにお考えではありませんか?自宅で過ごす時間が増えた今、食品D2Cの注目度は急速に高まっています。
この記事では以下の内容をまとめました。
- 今注目の食品D2Cブランド10選
- 食品D2Cを成功させているブランドに共通する3つの特徴
食品D2Cサービスをはじめようと考えている方や、食品D2Cで成功を掴みたいという方はぜひ参考にしてください。
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外食機会の減少により食品D2Cブランドが注目されている
食品D2Cサービスは、D2Cサービスの中でも市場規模がどんどん拡大しています。(※参考)
その理由として、以下のようなものが挙げられるでしょう。
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外食機会が減少したことで、自宅で美味しいものを楽しみたいというニーズが高まっています。そこで、こだわりの食品を提供するD2Cブランドへの注目されているのです。
ちなみに、D2C(Direct to Consumer)とは、製造者と消費者の間に業者を挟まず、ダイレクトにやり取りを行うビジネスモデルのことを指します。
D2Cに関しては以下の記事で詳しく解説しています。D2Cビジネスを導入するメリット・デメリットや成功のコツもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
>>D2Cとは?ECとの違いからメリット・デメリットまで徹底ガイド
※参考:食品D2Cサービス市場に関する調査を実施(2021年)株式会社 矢野経済研究所
今、注目の食品D2Cブランド10選
No, | ブランド | 特徴 |
---|---|---|
1 | oisix(オイシックス) | 高品質で美味しい旬の食材を提供 |
2 | パルシステム | 安心・安全な生鮮食品や加工食品を提供 |
3 | キリン ホームタップ | 工場つくりたての味が楽しめるビールを提供 |
4 | nosh | ヘルシーかつ低糖質な食事を提供 |
5 | snaq.me | ナチュラルで健康志向なおやつの詰め合わせを提供 |
6 | HiO ICE CREAM | こだわりの「クラフトアイスクリーム」を提供 |
7 | THE ROAST BEEF | ホームパーティにぴったりのローストビーフを提供 |
8 | homeal | 悩みを解決できる美味しい幼児食を提供 |
9 | ブラウンシュガーファースト | 安心・安全・高品質のシロップや砂糖を提供 |
10 | BASE FOOD ® | 体に必要な栄養素が詰まった食品を提供 |
ここからは、今注目の10つの食品D2Cブランドをご紹介します。
1.生鮮食品:oisix(オイシックス)
「食材」宅配サービスoisix(オイシックス) は、オイシックス・ラ・大地株式会社が展開する食品D2Cブランドです。
厳しい安全基準をクリアした高品質な旬の食材が、定期的に自宅に届きます。
届く食材は主に野菜(有機・特別栽培農産物)ですが、卵や添加物を極力使わない加工食品も用意されています。
届いた食材を上手に活用できるレシピや、レシピと食材がセットになったサービスもあるため、毎日の献立に悩むことも減るでしょう。
2.生鮮食品:パルシステム
パルシステム生活協同組合連合会が展開している食品D2Cブランドが、パルシステムです。
農薬や薬品にできる限り頼らずに生産した野菜・肉や、化学調味料不使用の加工品など、体にやさしい商品が揃っています。
時短料理が可能なお料理セットや、環境にやさしい生活用品も販売しています。1日1日の食生活を大切にする人にうれしいD2Cブランドです。
3.飲料:キリン ホームタップ
キリン ホームタップは、キリンビール株式会社が提供している飲料D2Cブランドです。
利用することで自宅に専用ビールサーバーとビールが届き、自宅で工場作りたてのビールを手軽に楽しめます。
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— キリンビール / KIRIN BEER (@Kirin_Brewery) June 8, 2020
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自宅用生ビールサーバーから自分で注いで愉しむ、生ビールの新体験をあなたに。
「キリン ホームタップ」
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ビールは利用者の都合に合わせて月2回配達。月4Lコースか、月8Lコースから選べます。追加の注文や、配達のスキップも簡単に行うことが可能です。
ビールの種類は定番のものから、好みに合わせて数種類が用意されています。季節に応じて新しい種類のビールも登場します。
近年増加している、自宅で過ごす時間を豊かにできるD2Cサービスです。
4. 冷凍惣菜:nosh(ナッシュ)
ナッシュ株式会社が展開する食品D2Cブランドが、食事宅配サービスnosh(ナッシュ)です。「ヘルシーかつ低糖質な食事」がポイントで、健康的で美味しいお弁当が自宅に届きます。
自社のシェフと管理栄養士が、60種類以上の美味しい食事メニューを開発しています。
美味しい食事でありながらも、すべてのメニューが糖質30g以下・塩分2.5g以下になっているのがポイントです。
商品は自宅に届き、食べたい時はレンジで温めるだけという手軽さも魅力です。冷凍便で届き日持ちすることも支持されています。
1食分ずつパックになっているため、健康志向なひとり暮らしのユーザーを中心に人気を集めています。
5.菓子:snaq.me(スナックミー)
snaq.meは、株式会社スナックミーが展開している食品D2Cブランドです。
おやつ(菓子)を届ける定期便サービスで、2週に1回(または4週に1回)おやつの詰め合わせがポストに届きます。
届くおやつは「国産みかんチップス」「ショコラ和三盆」「ラズベリージャムクッキー」など、100種類以上が取り揃えられています。
🐿おやつ体験BOX「https://t.co/gaBxSzeQ1R」
— スナックミー🐿おやつの定期便🍪9/1(木)カンブリア宮殿放映📺 (@snaqme) January 4, 2021
自宅にいながら、国内外の生産者様がこだわりを持って作った安心安全おやつを楽しむことができる、サブスクサービスです
毎回変わるバラエティ豊富なおやつから、テクノロジーを駆使して、お客様の好みにぴったりな8種のおやつをセレクトしお届けします pic.twitter.com/5zCM20bzCq
すべてのおやつにおいて人工添加物・ショートニング・白砂糖を使用していない点が特徴です。ナチュラルかつ健康志向のおやつが手軽に楽しめるサービスになっています。
6.デザート:HiO ICE CREAM (ビオアイスクリーム)
HiO ICE CREAMは、素材にこだわった「クラフトアイスクリーム」が自宅に届食品D2Cブランドです。
株式会社HiOLIが展開しています。単品や定期購入もできるうえ、ギフト商品も用意されています。
📣10月のPint Clubフレーバー
— HiO ICE CREAM(ヒオアイスクリーム) (@hioicecream) September 24, 2021
『バナナミルク』と『和紅茶ミルク アールグレイ』をお届けいたします!
Atelier 自由が丘やStand 蒲田の店頭でも順次発売を予定です。店頭でお見かけになられましたら、ぜひご賞味ください。
Pint Club👇https://t.co/wFHYbQ9i7M pic.twitter.com/jLDSMJBomq
定番商品のほか季節限定のフレーバーも登場するため、どんな季節でもアイスクリームを楽しめるブランドです。
7.冷凍食品:THE ROAST BEEF (ザローストビーフ)
THE ROAST BEEFは、株式会社デクノバースが展開している食品D2Cブランドです。
「世界一アガる!ローストビーフを。」をテーマに、見た目・ボリューム・おいしさにこだわったローストビーフを冷凍配送で提供しています。
外食の機会が減っている今、ホームパーティーの機会が増加すると考え、自宅で過ごす時間を特別にするローストビーフを作りました。
ホームページでは、ローストビーフを使用した盛り付け例やレシピを公開しています。
note更新しました!✏️
— THE ROAST BEEF |ザローストビーフ (@TheRoastBeef_) September 23, 2021
【商品へのこだわり】第2話
ひみつの調理法をちょこっと教えちゃいます🤫✨
ぜひお楽しみください〜〜♪♪https://t.co/uKiJAwcUPI
ローストビーフのほか、ローストチキンやソース、パーティを彩る食器なども販売しています。
8.ベビー・幼児向け食品:homeal (ホーミール)
homealは、「幼児食の悩みをゼロに」をモットーに商品を展開しているD2Cブランドです。homeal 株式会社が展開しています。
幼児食に関しての「つくる悩み」「食べない悩み」「栄養の悩み」などを解決するための、味・栄養・時短がそろった料理を冷凍便で配送しています。
homealブランドサイトをリニューアルしました🎉
— homeal ホーミール|幼児食宅配サービス (@homeal_official) October 26, 2021
✅「幼児食の悩みをゼロに。」をブランドミッションに制定
✅homealを使うことで生まれる「家族の時間」をイラストや写真で表現
✅幼児食の4つの悩みとhomealがアプローチできることを表現
ぜひご覧くだされば幸いです🥕https://t.co/LnpHMoYOui
大人用のメニューも用意されており、子どもと一緒に食事を楽しむことも可能です。
9.調味料:ブラウンシュガーファースト
ブラウンシュガーファーストは、株式会社ブラウンシュガー1STが展開している食品D2Cブランドです。
「わが子に食べさせたいかどうか?」を基準に、母親目線での商品作りが特徴です。
オーガニックドリップコーヒー、オーガニックデーツ&くるみなど、厳選した食材で作られた高品質な食品を提供しています。
有機アガべシロップや有機ココナッツシュガーなど、調味料が中心です。親子で安心して食べられる、美味しく楽しい食材を提供しています。
10.完全食:BASE FOOD ®
BASE FOOD ®は、完全栄養の主食を販売しているD2Cブランドです。パン・パスタ・クッキーの3種類を販売しています。
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— [公式] ベースフード (@BASEFOOD) October 26, 2021
10月26日より
中部・関西のファミリーマートにて#BASEFOOD 販売開始🎉
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愛知・関西の皆さま、お待たせしました🙇♂️
Twitterの皆さまからのリクエストにお応えし
店頭での販売が始まります✨
出勤前の朝ごはんやオフィスランチに
ぜひベースフードをお楽しみください🙌https://t.co/gIOJsT2wsn pic.twitter.com/tByVK3lQeb
どれも、ただのパンやパスタではありません。
ビタミン・ミネラルやたんぱく質・食物繊維といった体に必要な栄養素が詰まった、「完全栄養食」です。
さまざまなメディアに取り上げられているほか、医学専門家にも推薦されています。
食品D2Cを成功させているブランドに共通する3つの特徴
ここからは、食品D2Cを成功させているブランドに共通する特徴を解説します。
- ターゲットとする顧客像が明確
- 食の多様なニーズに応えるブランドが多い
- 既存のビジネスを拡張している
ひとつずつ確認していきましょう。
1.ターゲットとする顧客像が明確
食品D2Cブランドは、ターゲットとする顧客像が明確です。顧客像を明確にすることで、消費者の細かなニーズに対応しています。
たとえば、ブランドごとに以下のようなターゲットが想定できます。
ブランドと想定されるターゲット像
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ターゲットを絞ることで、ニッチながら確実に需要がある範囲を狙ってサービスを展開しています。
2.食の多様なニーズに応えるブランドが多い
食品D2Cブランドには、さまざまな食のニーズに応えているブランドが多いです。現代は食の多様化が進んでいるため市場も多彩です。
食のニーズに合わせたサービス例
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食のニーズに合わせてコンセプトを限定することで、マーケティングが効率的に行いやすくなります。
また、美味しい食事は毎日の生活を豊かにするため、消費者からも支持されるでしょう。
3.既存のビジネスを拡張している
食品D2Cブランドを展開している企業は、すでにさまざまな食に関するビジネス展開しているケースが多いです。
たとえば「キリン ホームタップ」を運営している企業は、ビールで有名な株式会社キリンビールです。
また、豆や野菜をまるごと使った食品を販売する「ZENB」を運営しているのは、お酢で有名なミツカングループです。
もうすぐ #ハロウィン🎃
— ZENB JAPAN (@Zenb_jp) October 25, 2021
この時期にピッタリなのが、かぼちゃ本来の甘さがおいしいパンプキンスティック!
相性のいいシナモンをほんのりきかせ、クセになるおいしさに仕上げてます♪
素材のおいしさを活かす為、添加物に頼らず、砂糖不使用なのも◎
▶ https://t.co/PG285Rqfhu pic.twitter.com/QFp8HuSfPl
既存のビジネスからニーズがあるジャンルにフォーカスし、D2Cとして販売しています。
食品D2Cを理解してユーザーのニーズを満たそう
<本記事のまとめ>
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食品D2Cブランドは、
- ユーザーの多様化するニーズに応えている
- すでに実施しているビジネスを拡張している
という点が大きなポイントです。
既存のビジネス(資産)をユーザーのニーズを満たせる形で拡張することで、ユーザー・企業双方に利益のある食品D2Cブランドが生み出せるでしょう。
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