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クリスマスに売り場を盛り上げる販促アイテム8選┃演出のコツも紹介

公開日 2022.09.19 更新日 2023.11.01

クリスマスは、消費者の購買意欲がアップするイベントの1つです。売上につなげるため、できるだけ魅力的な売り場をつくりたいと考えることはあると思います。

より多くの人を惹きつけるには、ターゲットのニーズを取り入れた売り場づくりが重要です。本記事では、クリスマスの装飾に効果的な販促アイテムを紹介します。

他店と差別化しクリスマスイベントを盛り上げるためにも、ぜひご一読ください。

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【事例】クリスマスの売り場づくりに効果的な販促アイテム8選

ここで、クリスマスの売り場づくりに欠かせない販促アイテムを、以下の8つ紹介します。

  1. クリスマスツリー・リース
  2. バルーン
  3. ポスター
  4. 天井吊り下げPOP
  5. ツリー型ハンガー什器
  6. ビニール垂れ幕・タペストリー
  7. ウィンドウステッカー
  8. テーブルクロス

では、順に見ていきましょう。

アイテム1. クリスマスツリー・リース

1つ目は、定番でもあるクリスマスツリー・リースです。店舗にひとつ置くだけで、華やかな雰囲気を演出します。

クリスマスツリーのオーナメントは、お店のコンセプトに合わせた選び方をするのがおすすめです。特に大きなクリスマスツリーは存在感が強いため、店舗インテリアのメインカラーと色をあわせるだけで統一した印象になります。

上記のツイートは自動車のショールームでの装飾です。大きな商品である車に合わせて大きなクリスマスツリーとリースを設置しています。

店舗の天井・床や展示車のカラーに合わせて色を限定し、洗練された雰囲気を演出しています。​​​​​​​

アイテム2. バルーン

丸みを帯びたバルーンは、やわらかい印象が特徴です。低コストで入手しやすいので、どの店舗でもすぐに取り入れられる販促アイテムです。

下記のように、複数のバルーンを組み合わせて大きな装飾を製作できれば、店頭でインパクトを与えられます。

ただ、多くのバルーンを組み合わせる装飾の製作には、ある程度の経験が必要です。

手軽に雰囲気を演出するのであれば、バルーンそのものにクリスマスのデザインが印刷されていたり、サンタクロースの形をしていたりする販促アイテムを活用がおすすめです。

デザイン性のあるバルーンなら、設置するだけで誰でも簡単に売り場を盛り上げられます。

アイテム3. ポスター

クリスマスの売り場づくりには、ポスターの活用も効果的です。壁に貼り付けたり天井から吊り下げたりするだけで、簡単に売り場を装飾できるメリットがあります。

紙製の販促アイテムなので、コストが限られていても取り入れやすい点も特徴です。同じデザインで大判のポスターや配布用のチラシなど、用途によってサイズを変えれば活用の幅が広がります。

また、キャッチコピーやデザインを工夫することで、来店客を惹きつけることが可能です。

上記のように来店客に共感してもらえれば、SNSでの拡散が期待できます。なお、クリスマスのキャッチコピーのアイデアについては以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

アイテム4. 天井吊り下げPOP

クリスマスに活用できる販促アイテムとして、天井から吊り下げるPOPもあります。天井から吊り下げることで遠くから見やすくなり、興味を持った来店客が売り場に足を運んでもらえる期待ができます。

天井から吊り下げられる販促アイテムは、トップボードやポスターなどさまざまです。例えば以下のプリーツハンガーは、天井でモチーフがゆらゆらと揺れて人目を引きます。

両端を天井に留めるだけで設置できるため、手軽に華やかさを演出できます。他にも吊り下げられるアイテムはあるので、目的に合わせて選んでみましょう。

アイテム5. ツリー型ハンガー什器

クリスマスツリーの形をした什器も、売り場を盛り上げるアイテムです。ハンガー什器とは、下記のように、壁や陳列棚などにフックを引っかけ、商品を陳列できる什器のことです。

一般的なハンガー什器
一般的なハンガー什器

上記はごく一般的な形状ですが、台紙がクリスマスツリーの形をしたものがあります。ハンガー什器は、陳列棚の両端(エンド棚)や柱などに設置できるため、デッドスペースの活用に有効です。​​​​​​​​​​​​​​

また、定番棚の商品の近くに設置すれば、クロスセルやついで買いの促進にもつながります。ツリー型の什器は吊り下げるタイプだけでなく卓上に置けるタイプもあるので、陳列したい場所などに合わせて選べます。

アイテム6. ビニール垂れ幕・タペストリー

天井を装飾する販促アイテムとして、垂れ幕やタペストリーがあります。ビニール垂れ幕は、壁面やワゴン什器に設置するアイテムです。

サンタクロースのイラストがプリントされているものや、通路に設置する台の足を隠せるようなレンガに似せた絵柄のものがあります。天井から吊るせるタペストリーも、店内の賑やかな雰囲気作りにおすすめです。

小さな旗を紐でつなげたガーランドから、大型の商業施設の雰囲気を盛り上げる大きなものまで種類が豊富です。

アイテム7. ウィンドウステッカー

ウィンドウステッカーとは、窓やガラスに貼る大きめのシールです。店頭の窓を装飾することで通行人を惹きつけられます。

デザインされたステッカーを貼るだけなので、広い面積の広い窓でも、経験値を問わず一定のクオリティで装飾できる点が魅力です。

上記のように、一枚貼るだけで絵になるタイプのメインのステッカーを貼り周りに細かい装飾を施すと、手軽にクリスマスを演出できます。

アイテム8. テーブルクロス

テーブルクロスは、その名のとおりテーブルにかけるクロス(布)のことです。販促においては、売り場で使用する机や陳列台に、クリスマスカラーである赤と緑のテーブルクロスをかぶせる活用方法があります。

また、ショーウィンドウにテーブルクロスを取り入れることも有効です。テーブルクロスは面積が大きいので、遠目からでもクリスマスを取り入れた売り場であることを伝えられます。

クリスマスに売り場の演出で収益を倍増させる5つのコツ

ここで、クリスマスの売り場による売上効果を高めるために有効な、以下5つのコツを解説します。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

  1. 目的・ターゲットを明確にする
  2. 定量調査や定性調査で消費者ニーズを把握する
  3. 売り場全体でコンセプトを統一する
  4. 売り場を写真撮影し客観的な視点で分析する
  5. 来店客の動線を妨げないよう設置する

では、順に解説します。

コツ1. 目的・ターゲットを明確にする

まずは、目的・ターゲットを明確にしましょう。目的やターゲットを定めずにサンタクロースやツリーの飾りを置くだけでは、届けたいメッセージが伝わらず誰にも興味を持ってもらえません。

例えば、幼稚園に通う子どもを持つファミリー層にクリスマスケーキを買ってもらうのであれば、小さな子どもでも楽しめるクリスマスパーティーを提案した売り場をつくります。

もし、フルーツや飾りを購入者が自分で乗せるケーキなら、子どもと簡単に手作りできるとメッセージを添えると、興味を持ってもらえる場合があります。

売場づくりで重要なのは「どの商品を誰に向けて売るのか」を具体的にすることです。なんとなくクリスマスの販促アイテムを置いて失敗しないためにも、まずは目的・ターゲットを具体的にしましょう。

コツ2. 定量調査や定性調査で消費者ニーズを把握する

目的・ターゲットを定めたら、次に必要なのは消費者のニーズの把握です。ターゲット本人でさえ気がついていない願望や欲求(インサイト)に訴えることで、購買行動につながります。

なお、定量調査と定性調査の違いは以下のとおりです。

定量調査定性調査
把握できること全体像個人
調査するデータ数値言葉(感情)
主な調査方法・ネットリサーチ
・会場調査
・郵送調査
・グループインタビュー
・デプスインタビュー
・行動観察調査

例えば、子どもが独立した50代夫婦には、クリスマスケーキを訴求するよりも、高級感のある生ハム・ワイン・チーズなどのプチ贅沢品を提案するほうが購買につながることがあります。

クリスマスは、消費者の購買意欲が高まる定番イベントの1つであるため、他店との競争が激しくなります。顧客アンケートやインやビューなどをおこない、ターゲットが求めているニーズを多角的に分析しましょう。

なお、商品の陳列方法については以下の記事にて解説していますので、合わせてご参考ください。

>>小売店でファンをつくる売場づくりの5つのコツ&陳列方法を完全ガイド!

コツ3. 売り場全体でコンセプトを統一する

来店客の目を引くためには、売り場全体のコンセプトを統一しましょう。雰囲気が統一されていれば、来店客が商品を購入した後の変化をより具体的にイメージできます。

売り場の装飾には、商品POPや什器・ポスターなどからクリスマスツリーのような装飾品まで、複数のアイテムを活用することがおすすめです。販促アイテムはそれぞれ特徴が異なるため、さまざまな視点から訴求できます。

なお、店舗装飾に使うカラーは、増やせば増やすほど賑やかな印象となり、少ないほどすっきり落ち着いた印象を持たせられます。いずれにしても、目的・ターゲットに合わせて、コンセプトを統一することが重要です。

コツ4. 売り場を写真撮影し客観的な視点で分析する

売り場をカメラやスマートフォンなどで写真撮影し、客観的な視点で分析することも重要です。来店客の目線に立って売り場を観察できるからです。

入り口や通路など導線ごとに複数のポイントから撮影し、改善点を分析しましょう。また、写真だけでなくターゲットに近いスタッフに率直な意見をもらうことも、ひとつの手です。

例えば、ターゲットが30〜40代の主婦層であれば同年代の女性スタッフに、率直な意見を聞いてみましょう。飾り付けをした自分では思いつかない視点から、アイデアをもらえることがあります。

時間をかけて売り場を作っても来店客が足を止めなければ意味がありません。客観的な視点をできるだけ持って、来店客の目に留まる売り場をつくりましょう。

コツ5. 来店客の動線を妨げないよう設置する

販促アイテムは、来店客の動線を妨げないよう設置しましょう。せっかくきれいに飾り付けても、来店客の通行を妨げたり商品が埋もれて手にできなかったりすれば、売上にはつながりません。

売り場づくりで注意しなければならないのが、装飾を飾りすぎて来店客がスムーズに目当ての商品を手に取れないことです。商品を積み上げすぎて落下するなどの事故も懸念されるので、設置場所には配慮が必要です。

装飾が取れていないかも定期的に確認し、安全な店内をつくりましょう。

効果的なディスプレイでクリスマスの売り場づくりをしよう

クリスマス時期は、人々の購買意欲が高まる時期でもあります。消費者のニーズを的確にとらえ、来店客の目に留まりやすい売り場をつくり、売上アップを狙いましょう。

特に、売り場全体のコンセプトを統一し、商品POPや什器・ポスターなどからクリスマスツリーのような装飾品まで、複数のアイテムを使いこなした売り場づくりがおすすめです。

いつもと違う特別感や楽しい雰囲気を演出し、消費者の購買意欲をより高められる売り場をつくりましょう。

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タグボイスは、Instagramの投稿からテキスト・ハッシュタグ・画像をAIが分析し、生活者の生の声をレポート化します。

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