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展示会のコンセプトとは?例を交えて成功につながる作り方・4つのコツを解説

公開日 2025.06.26 更新日 2025.07.08

展示会に出展する際はコンセプトの設定が必要です。

しかし、出展に慣れていない等、どのようなコンセプトにしたらいいか悩んでしまう場合もあるのではないでしょうか。

そこで本記事では、展示会のコンセプトの例を紹介します。

作成するときのステップやコツも紹介しているので、参考にしてください。

もし「準備が思うように進んでいない」という場合は、展示会の出展サービス「展示会マスター」をご検討ください。

ブースづくりや販促物のデザインなど、コンセプトに沿った出展をするためのサポートが充実しています。

コンセプトに合わせて必要なサービスを無料で提案できますので、以下よりお気軽に問い合わせください。

展示会のコンセプトとは

展示会のコンセプトとは、出展において指針となる構想のことで「誰に・何を・どのように伝えるか」を示します。

展示会のコンセプトが必要な理由は、主に以下のとおりです。

  • ・出展に関わるスタッフ同士が共通の認識を持つため
  • ・ブースや販促物などの世界観をそろえるため
  • ・ターゲットに刺さる訴求をするため

コンセプトがあると、ブース設営や接客、販促物の制作など、出展に関わるスタッフが共通の認識を持って準備を進められます。

また、コンセプトに基づいてブースや販促物のデザインを統一すると、企業やブランドのイメージを印象付けることも可能です。

ターゲットと伝えたいメッセージを明確にして、来場者のニーズを満たす提案や体験の提供もできます。

準備を進める前に、まずはコンセプトを定めて出展の方針を決めましょう。

展示会のコンセプトの例

展示会のコンセプトはどのように定めればいいのか、以下の3つの例をもとに紹介します。

展示会のコンセプトの例
  1. 請求書の発行・支払い管理ツールの場合
  2. コワーキングスペースの場合
  3. 人材育成や研修サービスの場合

順に見ていきましょう。

1.請求書の発行・支払い管理ツールの場合

【コンセプトの例】
請求書の発行や支払いを紙やExcelで管理し、手間やミスが多い中小企業の経理担当者に、シンプルで直感的なデモ空間を通じて、クラウドツールでの請求・入金管理の自動化による時短とミス削減のメリットを伝え、無料トライアルにつなげる。

上記は、請求書の発行・支払い管理ツールで新規リードの獲得を目指す場合の例です。

ブースでは、PCやタブレットを準備し、来場者に以下の操作を体験してもらいます。

  • ・請求書を1分で作成して送信
  • ・未入金リストを参考に、自動でリマインドメールを送るよう設定

ツールを触ってもらうと、使いやすさや業務の効率化を実感してもらえます。

さらに、「月に〇時間を短縮」といったメリットや、「リマインド機能で入金漏れが減った」といったユーザーの声を紹介すると、実際の効果がわかりやすいです。

2.コワーキングスペースの場合

【コンセプトの例】
新しい拠点やサテライトオフィスの開設を検討している経営者に、自社のコワーキングスペースの要素を凝縮したブースで「ここで働く」感覚を短時間で味わってもらい、自社を認知させて候補リストに入れてもらう。

コワーキングスペースを運営する会社を例に、自社の商品やサービスの認知度アップを目的とした場合のコンセプトです。

ブース内にはデスクやイスを設置し、実際のコワーキングスペースに近い雰囲気を演出すると、来場者に居心地を体験してもらえます。

体験後にはロゴ入りの文房具などのノベルティを配布し、日常で自社の名前を目にしてもらう機会を増やしましょう。

3.人材育成や研修サービスの場合

【コンセプトの例】
顧客である人事担当者に、すぐに使える知識や明日話したくなるヒントを持ち帰ってもらうため、対話型セミナーでHRテックの動向や労働法改正のポイントを知らせる。また、人事部長の経験者によるキャリア相談で、現場に寄り添うパートナーであると肌感覚で伝える。

人材育成や研修サービスを提供する企業が、既存顧客との関係を深める場合の例を紹介します。

このコンセプトではセミナーを開催すると定めているので、出展の際には来場者が座れるよう席を用意したブースにします。

さらに、相談会のような個別に会話できる機会を設けると、顧客一人ひとりの課題やニーズの把握が可能です。

課題やニーズをもとに、自社のおすすめサービスや業界の最新情報を知らせると、より信頼のおける関係を築けます。

展示会のコンセプトを作成する6ステップ

展示会のコンセプトを考えるステップは、以下のとおりです。

展示会のコンセプトを作成する6ステップ
  1. 出展の目的を明確にする
  2. 訴求する商品やサービスを選ぶ
  3. ターゲットを設定する
  4. ターゲットのニーズを分析する
  5. ターゲットへ提供できる価値を考える
  6. コンセプトへ落とし込む

各ステップを順に解説します。

1.出展の目的を明確にする

コンセプトを決定するには、最初に出展の目的を明らかにします。

出展はあくまで目的を達成するための手段です。

そのため、目的がはっきりしないまま出展しても、各スタッフが異なる方向を向いているので、思ったとおりに準備を進められません。

まずは会社として展示会を通じて何を得たいのか、以下のように目的を定めましょう。

  • ・新規のリードや商談を獲得する
  • ・自社やサービスの認知度を上げる
  • ・既存顧客との関係性を深める

目的を明確にすると、展示会のコンセプトをより具体的に考えられます。

2.訴求する商品やサービスを選ぶ

出展の目的を明確にしたら、「誰に・何を・どのように伝えるか」の「何を」にあたる、訴求する商品やサービスを選びます。

自社に多くの商品やサービスがあったとして、全部をアピールするより、1~2つに絞ったほうが来場者の印象に残ります。

ブースの広さにも限りがあるので、訴求する商品やサービスは絞りましょう。

もし、既存の商品をアピールするのであれば、売れ筋の商品を選ぶのがおすすめです。

すでに売れている商品は実績や事例も豊富なため、初めて商品を知る来場者にも興味を持ってもらえる可能性があります。

幅広い商品を紹介するのではなく、厳選した商品のみをアピールしましょう。

3.ターゲットを設定する

次は「誰に・何を・どのように伝えるか」の「誰に」に当たるターゲットを設定しましょう。

ターゲットが明らかであれば、ブースのデザインや来場者へ声をかけるときの言葉、配布する資料の内容などを決めやすいためです。

例えば、企業向けに福利厚生を代行している会社の場合、以下のように出展の目的や訴求する商品を決めたうえで、ターゲットを定めます。

  • ・出展の目的:新規のリードや商談を獲得する
  • ・訴求する商品:オフィス向けのコーヒーマシン
  • ・ターゲット:中小企業の人事部や総務部の担当者

ターゲットを具体的にすると、「ブースは人事や総務の社員がリラックスできる雰囲気にする」など、大まかな内容が決まっていきます。

4.ターゲットのニーズを分析する

ターゲットを決めたら、「どのように伝えるか」を考えるためにニーズを分析します。

設定したターゲットが日頃どのような悩みを抱えているかを具体的に洗い出しましょう。

ターゲットの悩みを把握すると、どのようなニーズがあるかわかり、次のステップで検討する「提供できる価値」を考えやすくなります。

例えば、中小企業の人事や総務部の担当者がターゲットの場合、以下のような悩みが考えられます。

  • ・社員の離職率が高く、定着率を向上させたい
  • ・社員同士のコミュニケーションが減っているように感じる
  • ・福利厚生を充実させたいが、管理に手間がかかるものは導入したくない

ターゲットの悩みがわからない場合は、顧客と接する機会がある営業担当者などに聞くのも方法の1つです。

ニーズをつかんで、ターゲットを引きつける訴求やブースづくりに活かしましょう。

5.ターゲットへ提供できる価値を考える

ターゲットのニーズを洗い出した後は、自社商品でどのような価値を提供できるか検討します。

抱えている課題や悩みを自社の商品で解決できると伝えられれば、来場者に興味を持ってもらいやすいためです。

これまでの福利厚生の代行会社の例であれば、以下のような価値を提供できると考えられます。

  • ・オフィスでおいしいコーヒーが飲めて、社員の満足度が高まる
  • ・コーヒーマシンの周辺がひと息つける場所になり、社員同士の会話を促せる
  • ・マシンの設置や豆の補充などはすべて任せられるため、メンテナンスの手間がかからない

商品やサービスの価値を明確にすると、展示会で何をどのようにアピールすべきかが、より具体的に見えてきます。

6.コンセプトへ落とし込む

これまでのステップで定めたことを「誰に・何を・どのように伝えるか」の形式で、以下のようにまとめます。

社員の定着や社員同士の交流に悩んでいる人事・総務担当者へ、当社のコーヒーマシンで社員の満足度を高められる旨を、実際に淹れたてのコーヒーを体験してもらいながら伝える

コンセプトをもとに、ブースや販促物のデザインなどを定め、出展の準備を進めましょう。

展示会のコンセプトを決めるときの4つのコツ

コンセプトを決めるときのコツは、以下の4つです。

展示会のコンセプトを決めるときの4つのコツ
  1. 自社商品のコンセプトと連動させる
  2. 来場者の視点で考える
  3. 競合他社と差別化する
  4. 顧客にヒアリングする

順番に見ていきましょう。

1.自社商品のコンセプトと連動させる

展示会のコンセプトを検討する際は、自社商品のコンセプトと連動させましょう。

出展のコンセプトを商品のコンセプトと合わせると、来場者に一貫したブランドイメージを与えられるためです。

例えば、オーガニック商品を扱う企業の場合、以下のようにナチュラルな雰囲気でデザインを統一するのが理想です。

  • ・ブース全体を木目調にする
  • ・照明を太陽光に近い色にする
  • ・スタッフユニフォームの素材を生成りにする

上記のような世界観を作り上げるには、出展のコンセプトにも「自然をイメージさせるブースで」といったフレーズを盛り込みます。

ブースやスタッフの雰囲気から、直感で企業や商品のイメージをとらえられる場合があるため、商品と出展のコンセプトは合わせましょう。

2.来場者の視点で考える

自社の都合やアピールを優先しすぎず、来場者の視点を取り入れるのも重要です。

展示会は企業が商品やサービスをアピールする場所ですが、来場者の興味を引けなければ、ブースに立ち寄ってもらえません。

一方、来場者が抱える課題やニーズに焦点を当てたコンセプトなら、「このブースに行けば、悩みを解決するヒントが見つかりそう」と感じてもらえます。

例えば、先に挙げたコーヒーマシンの例であれば、単に「おいしいコーヒーが飲める」ではなく「従業員の満足度を高める」ことを伝えるコンセプトにしましょう。

来場者が「自分ごと」としてとらえられるメッセージを込めると、ブースへ足を運んでもらえる可能性が上がります。

3.競合他社と差別化する

競合他社との差別化を考えるのも、コツの1つです。

もし、他社にも当てはまるコンセプトにしてしまうと、来場者にとっては他社との違いがわからず、自社の魅力や印象が薄れる恐れがあります。

差別化を図るには、競合の商品を調べて、自社との違いを洗い出しましょう。

そのうえで「料金が最安水準」「契約期間の縛りなし」など、自社に強みがある部分をコンセプトに盛り込みます。

競合にはない独自の価値を打ち出して、来場者の記憶に残る出展をしましょう。

4.顧客にヒアリングする

顧客のニーズや自社商品が提供している価値、競合と差別化できる点がわからない場合、既存顧客へのヒアリングが可能です。

商品やサービスを利用している人の声は、コンセプトを考えるうえで参考になる情報が詰まっています。

ヒアリングをするときは以下をたずねると、顧客のニーズや自社商品の価値を聞き出せます。

  • ・顧客が商品を利用する前に抱えていた悩みや課題
  • ・自社の商品を選んだ理由

直接話を聞く以外にも、ユーザーアンケートを実施するのも効果的です。

顧客の声を取り入れて、よりターゲットに響くコンセプトを作成しましょう。

コンセプトに沿って出展の準備をするなら「展示会マスター」

展示会のコンセプトを決めたものの、どのように出展準備を進めれば良いのかわからない場合は、展示会のプロに依頼するのも方法の1つです。

展示会の出展サービス「展示会マスター」では、コンセプトに沿って必要なサービスを提案できます。

【例】
・コンセプトが「販促物を使って新商品の認知度アップを狙う」:販促物の企画・作成
・コンセプトが「実際に商品を使ってもらう」:運営スタッフを手配

​​​​​​​​​​​​​​他にも、コンセプトに合わせたオリジナルユニフォームや配布ノベルティも提案いたします。

コンセプトに沿って、出展や運営に必要な準備を進めたいとお考えでしたら、以下より展示会マスターにお問い合わせください。

コンセプトを定めて展示会を成功させよう

展示会のコンセプトは、出展の方針を示し「誰に・何を・どのように伝えるか」を表したものです。

スタッフ同士の認識を合わせてブースや販促物の世界観をそろえ、ターゲットに刺さる訴求をするためにも、コンセプトは欠かせません。

出展の際にはコンセプトを作成して、展示会を成功させましょう。

もし、コンセプトに沿ったブースづくりや運営リソースにお悩みなら、出展サービス「展示会マスター」への相談がおすすめです。

ブース製作をはじめ、販促物の作成や運営スタッフの手配など、展示会に必要なサポートを用意しています。

コンセプトをヒアリングしたうえで出展に必要なサービスを無料で提案しますので、以下よりお気軽にお問い合わせください。

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