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「販促の効果を上げるためにアンケートを実施したいけど、どのようにアンケートを取ればいいのだろう?」と思うことはありませんか?
アンケートで収集した顧客の意見を販促に活用できれば、業績アップが期待できます。
本記事では、販促で成果を出すためのアンケートの作り方をまとめました。アンケートを販促に活かすため、ぜひ最後までご覧ください。
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販促で狙った成果を上げるならアンケートの実施が有効
販促において重要なのは、ターゲットの情報を把握し取り入れることです。
アンケートをおこなえば、一人ひとり異なる顧客の価値観や意見など、下記のような定量的な情報を集められます。
- 認知から購入後までの消費者行動
- 顧客視点での自社の強み・弱み
また、インタビュー調査やモニタリング調査にはコストがかかりますが、アンケートならだれでも手軽に実施が可能です。
アンケートの回答をもとにターゲットに刺さる販売戦略を立てて、施策の費用対効果をアップさせましょう。
もし顧客満足度を調査については下記で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
販促に有効なアンケートを作成する5ステップ
販促に活かすアンケートは、下記の5ステップで作成します。
販促に有効なアンケートを作成する5ステップ
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まずは販促アンケートの目的とターゲットを定めます。目的やターゲットが定まっていないと、質問を決めにくくなるためです。
下記は、目的とターゲットの一例です。
- 目的:新しいコーヒー飲料の冬季キャンペーン実施のため
- ターゲット:30代〜40代男性
また、調査方法やアンケートの内容も、目的やターゲットに沿って決めます。
調査方法であれば、下記のように回答者に馴染みのある媒体を使うと、答えてもらいやすくなります。
- 20~50代:インターネット上のアンケート
- シニア層:郵送アンケート
アンケート実施後は、結果を分析して販促に反映しましょう。
販促に活用できるアンケートの質問7選
販促に活用するアンケートの質問例としては、下記の7つが挙げられます。
販促に活用できるアンケートの質問7選
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上記のような、商品の強みを探る質問や、ユーザーがどのような人なのかを明らかにする質問をしましょう。
商品の新たな訴求ポイントやターゲットの発見につながる可能性があります。
また、回答が選択式ばかりでは答えにくい質問もあるため、必要に応じて記述欄の設置をおすすめします。
なお、選択肢で「その他」と回答した人にも記述欄を設けるとベターです。アンケートの作成側が想定していない回答を得られる可能性があるからです。
今まで気付いていなかった、商品の強みが見つかるかもしれません。
アンケートで販促の成果を倍増させる4つのコツ
アンケートで販促の効果を高めるためのコツは、下記の4つです。
アンケートで販促の成果を倍増させる4つのコツ
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それぞれのコツを順番に見ていきましょう。
コツ1.アンケート結果からブランドの強み・弱みを把握する
まずは、集計したアンケート結果から自社ブランドの強みや弱みを把握しましょう。アンケートには、顧客視点で意見が集まっています。
企業の視点ではなく顧客の視点で強み・弱みがわかれば、まさに生活者が求めている販促アイデアのヒントが見つかります。
例えば、アンケート回答で多かった自社の魅力をキャッチコピーに取り入れれば、商品POPなどで購買意欲を刺激することに有効です。
企業内で仮説を立てることはもちろん重要ですが、あくまで顧客視点での魅力を理解しましょう。
コツ2.ブランドの強みだけでなく弱みも販促に取り入れる
販促には、ブランドの強みだけでなく、弱みも取り入れることがおすすめです。あえて弱みを伝えることで生活者が親近感を覚え「応援したい」とファン化するケースがあります。
弱みを取り入れた訴求には、以下の例があります。
実は、過去にこっそりソロデビューをしていた #ピノアーモンド。
— pino(ピノ)/ 森永乳業 (@morinaga_pino) November 23, 2020
苦い過去を乗り越え、ようやく迎えた #ピノアーモンドソロデビュー。決意をこめて、北海道で新聞広告を出しました。
今度こそ売れたい。売れますか?売れますよね?
買ったら「#ピノアーモンドちゃんと買ったよ」をつけて教えてね! pic.twitter.com/knxoazMvqm
森永乳業株式会社のアイスクリーム『pino(ピノ)』といえば、スーパーやコンビニなどでよく見かける商品です。あえて有名と伝えず控えめなメッセージを発信することで、ユーザーを惹きつけ1,791件の引用ツイートを獲得しています。
企業としては強みを積極的に伝えたいと考えるかもしれませんが、顧客と視線が同じであれば弱みは欠点とは限りません。
アンケート結果をもとに、生活者が思わず応援したくなるようなブランドの弱みにも着目しましょう。
コツ3.想定したペルソナとアンケート結果のギャップを検証する
自社で想定したペルソナと、アンケート結果で判明したペルソナとのギャップを検証することも重要です。
企業がイメージしたペルソナと、顧客アンケートから浮かび上がったペルソナがかけ離れていては、いくら販促に力を入れても狙ったターゲットに刺さりません。
ただ、最初から完璧なペルソナの設定を目指すわけではありません。自社の仮説とアンケート結果を比較することで、何がどのように違ったのか知ることが重要です。
違いを少しずつ理解することで、単なる企業の想像ではなく、実在する人物像に近づけていきましょう。
コツ4.施策案がどれくらいのターゲットに響くか検証しておく
自社で仮説を立てた施策が、どれくらいのターゲットに響くかあらかじめ検証しておきましょう。販促施策は、一度で成功するとは限りません。
例えば、施策案を一定数の顧客に提示して、アンケートをおこなってみる方法です。仮説を複数立ててそれぞれに対する意見を集めたり、アンケートを依頼する対象者の属性を変えたりすると多角的に分析できます。
狙った効果を得るには施策の修正が重要と考え、できるだけ少しずつ進めましょう。
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アンケートは、企業規模にかかわらず誰でもおこなえる調査です。ただ、効率的に顧客の生の声を集めるのであれば、リサーチツールの活用をおすすめします。
「AIGENIC」はAIが自動で情報収集・分析をおこなうSNS解析サービスです。下記のように各部署ごとに必要な情報のピックアップもできます。
整理されたレポートデータをもとに施策を考えられるうえ、継続的に施策をブラッシュアップすることも可能です。
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アンケートで顧客理解を深めて売上アップを目指そう
販促に活用するアンケートは、下記の5ステップで作成します。
<本記事のまとめ>
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なお、回答者が質問へ簡単に答えられるよう、選択式の回答を取り入れたり、質問の順番を時系列にしたりするなどの工夫も必要です。
アンケートで顧客の声を聞き出し、販促へ活かし売上アップへつなげましょう。
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