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商品のPOP・ポップとは?店頭で販促活用する4つのコツも伝授

公開日 2023.05.25 更新日 2023.10.31

商品ポップは、消費者の購買意欲を刺激したり、店舗が活気づいたりと重要な役割があります。

ただし、商品ポップはやみくもに製作しても思ったとおりの効果が得られないかもしれません。

本記事では、商品ポップの知識や効果、活用事例、製作のコツなどを紹介します。

商品ポップを使って売上を上げたいと検討中であれば、ぜひ参考にしてください。

のぼりや横断幕、ラベルなどの販促物に関するお見積りやサンプル依頼は、以下からお気軽にご覧ください。

>>POPについて詳しく見てみる

店頭で商品の販促に用いるPOP・ポップとは?

POPとは

店舗の陳列棚やレジ周りなどに設置する販促物のこと。「Point of Purchase advertising」の略。

一般的に店舗で利用されるPOP・ポップは、陳列棚・レジ周りなどで活用する販促物を指します。

主な役割は、商品名や価格、商品のセールスポイントや説明文などを伝えることです。

ただ商品の情報を消費者に伝えるのではなく、消費者の購買意欲を刺激したり、商品の魅力を訴求したりと役割を担っています。

プライスカードからフライヤーや卓上スタンド、のぼり、看板などがPOP・ポップの一例です。

POPの素材も紙や布、プラスチックとさまざまで、近年はデジタルサイネージを利用して動画広告を流すなど、紙媒体以外のPOPもあります。

販促の意味や事例などの基礎知識については、以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

POP活用で期待できる4つの効果

商品POPを活用することで期待できる効果は以下の4つです。

POP活用で期待できる4つの効果
  1. ブランドや商品の魅力を訴求する
  2. コンセプトや商品の説明を補助する
  3. 売り場のイメージをアップする
  4. 購買意欲を刺激する

POPは、ブランドや商品の魅力を直感的に訴求し、商品購入を後押しする効果が期待できます。

商品の概要やセールスポイントを記載してPOPを活用することで、従業員が一人ひとりの来店客に対応せずに説明ができます。

POPを使えば、店舗のレイアウトや内装に大幅な時間は取られません。

たとえば、季節やイベントに関連したPOPを店内に設置するだけで、店舗のイメージは変更できます。

来店促進や入店率アップを期待するなら、POPのデザインをターゲット層の好みに合わせるのもおすすめです。

販売促進に欠かせないPOPの効果についての詳細は、以下の記事を参考にしてください。

店頭で商品の販促に活用するPOP16選

店頭で商品の販促に活用できる主なPOPは以下の通りです。

No. 種類 概要
1 商品POP 陳列棚に設置したり、商品に貼り付けたりするPOP
2 棚帯POP仕切りPOP 棚に設置する帯状や仕切りのあるPOP
3 卓上POP 卓上に設置する自立型のPOP
4 音声POPムービングPOP 人の動きを検知して音声を流したり、動いたりするPOP
5 電子モニター 液晶モニターなどに映像を流すモニターPOP
6 デジタルサイネージ ディスプレイを用いて情報を発信する電子看板
7 ステッカー 壁面や窓などに貼るシール
8 トップボード 陳列棚の上部に設置する大きめの発泡ボード
9 ポスター 壁面に掲載するはり紙
10 タペストリー・フラッグ 壁に貼ったり、天井から吊るしたりする旗
11 什器 商品を陳列するための棚やショーケースなど
12 等身大パネル 実物と同じサイズのパネル
13 販促バナースタンド 看板のように活用できる自立式の旗や幕
14 のぼり 縦に長い布に棒をくくり付けた旗
15 チラシ 商品やキャンペーン情報などを印字した紙
16 パンフレット・リーフレット 商品やキャンペーン情報などをまとめた小冊子

店頭で商品の販促に活用できるPOPの種類は、さまざまです。

たとえば、店舗の入り口近くに設置するPOPは、遠くいる消費者にも目立つようにのぼりやポスターなど存在感があるPOPがおすすめです。

一方でレジ周りや商品棚に設置するPOPが大きすぎると、導線の邪魔になったり、店内のレイアウトに悪影響を与えたりする可能性があります。

設置する場所も踏まえて、それぞれの店頭POPの特徴を把握して、目的に最適なPOPを活用しましょう。

店頭POPの種類についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご一読ください。

商品の販促として設置したPOPの活用例3選

商品の販促として設置したPOPの活用例を3つ紹介します。

商品の販促として設置したPOPの活用例3選
  1. 株式会社 丸善ジュンク堂書店
  2. キリンビバレッジ株式会社
  3. 株式会社ヤマダデンキ

活用例1.株式会社 丸善ジュンク堂書店

上記の書店では、書籍の内容やおすすめポイントを記載した手のひらサイズのPOPを活用しています。

書店に立ち寄ったときに、POPを読んで本を手に取った経験はありませんか?

書店員が製作する個性溢れるPOPは、来店客の興味関心を促し、競合他社との差別化を図るのに有効です。

商品POPや手書きPOPカードを活用したい方は、以下からお問い合わせください。

>>商品POPについて詳しく見る<<

>>手書きPOPカードについて詳しく見る<<

初心者でもおしゃれなPOPデザインを自作できる方法については、以下の記事を参考にしてください。

活用例2.キリンビバレッジ株式会社

ここで、キリンビバレッジ株式会社の事例を紹介します。

以前は、地域や店舗ごとに手書きのPOPを製作していましたが、属人化している課題がありました。

そこで、消費者に刺さるPOPづくりを実現するために取り入れたのが、AIを活用したクリエイティブ制作です。

商品に関するSNS投稿をAIが解析したデータをもとにデザインを考案し、よりターゲット層に響く店頭POPを完成させました。

ポスターや卓上POPの製作依頼をご検討中なら、以下のサイトをご覧ください。

>>ポスターについて詳しく見る<<

>>卓上POPについて詳しく見る<<

活用例3.株式会社ヤマダデンキ

上記のようにイベントに合わせて、POPのコンセプトを統一することで、メインターゲットの来店促進が可能です。

株式会社ヤマダデンキでは、大小さまざまなPOPや電子モニター、販促物なども活用して、商品の情報や魅力をあらゆる角度から来店客に伝えています。

消費者の来店を促進し、店のファンになるような店舗づくりのために、店舗POPを積極的に活用しましょう。

印象に残るトップボードや什器の製作依頼については、以下のサイトからお問い合わせください。

>>トップボードについて詳しく見る<<

>>什器について詳しく見る<<

商品の販促効果をアップするPOP製作の4つのコツ

商品の販促効果をアップするPOP製作の4つのコツ
  1. 目的とターゲットを明確にする
  2. ターゲットが興味を持てるキャッチコピーを考える
  3. 写真やイラストを用いる
  4. トレンドや季節のイベントを取り入れる

商品の販促効果をアップするPOPを製作するためのコツは、上記の4つです。

では、1つずつ見ていきましょう。

コツ1.目的とターゲットを明確にする

POP製作の際は、誰に何をどのように伝えるかが重要です。

目的やターゲットを明確にしないと、目的の達成に必要なPOPを制作できず、ターゲットに必要なアクションを起こしてもらえません。

目的の例は、認知度アップ、売上アップなどです。

またターゲットは、性別や年齢、居住地、家族構成、興味関心などを具体的に決めましょう。

具体的には、30代後半の都内に住む女性で、2人の子どもがいる共働き世帯、週末は作り置きおかずを作るのが習慣のように詳細に設定します。

消費者に刺さるPOPを製作するためには、目的やターゲットを明確にしましょう。

コツ2.ターゲットが興味を持てるキャッチコピーを考える

ターゲットが興味を持てる、印象に残る商品のキャッチコピーを考えることも重要です。

商品の説明文が抽象的な表現だと、消費者は自分ごととして捉えられず、商品に興味を持ってもらえません。

「瘦せたい人は必見」や「7秒に1個売れている人気商品」などターゲットの悩みや願望に訴えるられるのが理想です。

来店客は、「これを探していた」「この商品なら良さそう」など購入後がイメージできるので、購買意欲を刺激できます。

キャッチコピーをつくるコツは、消費者に商品を購入することで得られる具体的な効果やメリットを伝えることです。

消費者の心を掴むキャッチコピーの作り方については、以下の記事をチェックしてください。

コツ3.写真やイラストを用いる

消費者が商品に興味を持ってもらうために、写真やイラストを使用するのもおすすめです。

文字で伝えられる情報には限りがあり、訴求したい商品の内容によっては、文章だけでは魅力が伝わらないケースがあります。

また、文字数が多いと情報量が多くなってしまい、伝えたいメッセージが伝わりません。

そこで、写真やイラストを一緒にPOPに掲載することで、消費者は商品の情報を一目で判断できます。

消費者は購入後に得られる効果やメリットを想像しやすく、視覚的に消費者の購買意欲を高めることが可能です。

消費者の欲求をくすぐる、おしゃれなPOPデザインについては、以下の記事をチェックしてください。

コツ4.トレンドや季節のイベントを取り入れる

POPには、最新トレンドや季節のイベントなどを取り入れましょう。

ターゲットが商品を知らなくても、トレンドや季節のイベントをとおして、興味を持ってもらえるからです。

夏なら、夏休みや熱中症対策、冬ならクリスマスやお正月など、トレンドや季節のイベントを意識しましょう。

また、AIが生活者のトレンドをSNS分析し、消費者のニーズに沿った客観的なデータを販促活用する方法もあります。

詳細については、以下の記事で紹介しているので合わせてご一読ください。

POPで販促効果を狙うならプロへの依頼がおすすめ

実は、POPとポップは以下のように異なります。

種類 製作者と概要 製作の目的
POP(ピーオーピー) メーカーが製作する広告宣伝物 メーカーが定めたメッセージや商品の魅力を多くの人に伝えること
ポップ 各店舗の担当者が自作する装飾品 自店舗の売上をアップすること

POPとは、「Point Of Purchase(ポイント・オブ・パーチェス)」の略で、購買時点広告と訳します。

一方でポップは、各店舗のスタッフが手づくりする装飾品を指します。

POPとポップは目的や位置づけが異なるため、設置する目的に合わせて最適なものを選択することが重要です。

もし、POPで長期的に販促効果を得たいなら、販促特化型マッチングサイト「ハンソクエスト」がおすすめです。

「どのPOPを選べばいいのかわからない」「どのようなPOPが自社に合っているのか知りたい」という場合でも、販促のプロが無料でサポートしますので、まずは以下からお気軽にご相談ください。

惹きつけるPOP・ポップを製作して商品の売上をアップしよう

POP・ポップは、消費者に商品の性能や魅力を訴求できる販促には欠かせないアイテムです。

消費者が思わず見入ってしまったり、買いたい気持ちを後押しできたりするPOP・ポップを製作して、商品の売上アップを狙いましょう。

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