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店頭POPは、コンビニエンスストアやドラッグストア、飲食店など、さまざまな店舗で利用されている販促ツールです。
本記事では、店頭POPを印刷会社に依頼すべき理由や納品までの工程、印刷会社の選び方などを紹介します。
店頭POPの印刷依頼を検討中であれば、ぜひ参考にしてください。
なお、店頭POPを製作するなら、販促特化型マッチングサイト「ハンソクエスト」がおすすめです。
店頭販促に最適なPOPをリサーチできるだけでなく、お探しの商品にぴったりな専門家とのマッチングが可能です。
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店頭POPを印刷会社へ依頼すべき理由
店頭POPの製作は、企画から印刷までに複数の工程を経て完成します。
さらに、店頭POPの製作スケジュールや予算などを事前に調整・整理する必要もあります。
POP製作の担当者は、複数の異なる工程を同時に進めなければなりません。
しかし、POP製作に携わった経験がなければ、自社だけですべてを対応することはハードルが高いものです。
仮にPOP製作ができたとしても、期待した通りの販促効果が得られない可能性があります。
もちろん、店頭POPを自社完結で製作して成功したケースはあります。
ただし、長期的に販促効果を得たい、効率的に望む結果を出したいのなら、印刷の専門家である印刷会社に依頼するのがおすすめです。
印刷会社へ依頼できる代表的な店頭POP16選
印刷会社へ依頼できる代表的な店頭POPは以下の通りです。
No. | 種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | 商品POP | 陳列棚に設置したり、商品に貼り付けたりするPOP |
2 | 棚帯POP・仕切りPOP | 棚に設置する帯状や仕切りのあるPOP |
3 | 卓上POP | 卓上に設置する自立型のPOP |
4 | 音声POP・ムービングPOP | 人の動きを検知して音声を流したり、動いたりするPOP |
5 | 電子モニター | 液晶モニターなどに映像を流すモニター |
6 | デジタルサイネージ | ディスプレイを用いて情報を発信する電子看板 |
7 | ステッカー | 壁面や窓などに貼るシール |
8 | トップボード | 陳列棚の上部に設置する大きめの発泡ボード |
9 | ポスター | 壁面に掲載するはり紙 |
10 | タペストリー・フラッグ | 壁に貼ったり、天井から吊るしたりする旗 |
11 | 什器 | 商品を陳列するための棚やショーケースなど |
12 | 等身大パネル | 実物と同じサイズのパネル |
13 | 販促バナースタンド | 看板のように活用できる自立式の旗や幕 |
14 | のぼり | 縦に長い布に棒をくくり付けた旗 |
15 | チラシ | 商品やキャンペーン情報などを印字した紙 |
16 | パンフレット・リーフレット | 商品やキャンペーン情報などをまとめた小冊子 |
店頭POPといっても、さまざまな形状や種類があります。
店頭POPの効果を得るためには、店頭POPそれぞれの特徴を把握することが大切です。
特徴を踏まえた上で、印刷会社へ依頼できる店頭POPを決めましょう。
店頭POPについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
店頭POPの企画から納品までの8つの工程
店頭POPを企画して納品されるまでは、以下8つの工程で進みます。
店頭POPの企画から納品までの8つの工程
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店頭POPを印刷するために最初におこなわれるのが、企画です。
印刷会社は、印刷物を製作する目的、商品・サービスのコンセプト、印刷物の仕様、予算、納期などをヒアリングします。
POP製作の目的やコンセプトを定めることは、POPのデザインや仕様に影響を与えます。
また、予算やスケジュールの共有も大切です。
印刷は複数の工程を経て完成するため、急なスケジュール変更に対応できない可能性もあります。
POP製作を依頼する前に、あらかじめ社内で印刷物に関する情報を整理するのがおすすめです。
POPの製造工程については、以下の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。
店頭POPの企画・提案から印刷まで相談できる製作会社3選
店頭POPの企画・提案から印刷まで相談できる製作会社3選
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ここで、印刷だけでなく企画から組み立てまでPOP製作の全般を相談できる、上記の3社を紹介します。
はじめての製作依頼はもちろん、一部の工程だけも相談できるので、ぜひ参考にしてください。
では、それぞれ解説します。
会社1.株式会社 タカラニコー
概要 | 販促POPのデザイン企画から設計・量産加工や納品までをワンストップで対応 |
---|---|
対応できるPOP例 |
株式会社 タカラニコーは、本社が東京都台東区に所在する販促物製作と印刷代行を行う企業です。
販促POPのデザイン企画から構造設計、量産加工、納品までを専門スタッフがワンストップで対応しています。
創業は1988年と30年以上の歴史があり、大手化粧品メーカーや大手印刷会社との取引実績も豊富です。
リアルタイムで印刷物の品質管理が可能で、低コストながらも高品質な販促物の提供しています。
会社2.株式会社新和製作所
「株式会社新和製作所」は、企画から納品まで一貫して依頼できる会社です。
企画やデザイン・設計から、生産まですべて依頼できます。
チラシ・ポスターから紙製ディスプレイなどの販促アイテムだけではなく、Web制作も可能です。
さらに、デザインや設計など一工程だけの相談もできるので、どのような依頼にも柔軟に対応しています。
会社3.森紙器株式会社
概要 | 段ボールケースやディスプレイ製品(POP・パッケージなど)の製造 |
---|---|
対応できるPOP例 |
森紙器株式会社は、1964年に創業した紙製品に特化した製作会社です。
吊り下げタイプからカウンターやフロアに設置する紙製ディスプレイ・等身大パネルなど、あらゆるPOPを製作しています。
自社にデザイナーが在籍しているので、オリジナルPOPの提案も可能です。
また、印刷機や打抜機などの製造設備も自社で保有しているので、限られた納期でも要望に応えられる体制づくりを強化しています。
>>森紙器株式会社について詳しく見る<<
なお、ハンソクエストでは「どの印刷会社に依頼すればいいかわからない」とお悩みの方に向けて、専門家による無料相談をおこなっておりますので、こちらからお気軽にお試しください。
また、その他のPOP製作会社については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
店頭POPの印刷会社を選ぶ5つのチェックポイント
店頭POPの印刷会社を選ぶ5つのチェックポイント
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ここで、印刷会社を選ぶポイントを順に解説します。
ポイント1.目的に合った店頭POPを製作できるか?
店頭POPの設置で得たい効果や目的によって、製作すべきPOPは違います。
目的に合った店頭POPを製作できるかをチェックしましょう。
商品を訴求したいのか、購買意欲を刺激したいのか、来店を促したいのかなど達成したい目標によってPOPの仕様は異なります。
たとえば、認知度アップならチラシを大量に配布する、ブランディング強化なら等身大パネルなどオリジナリティのあるPOPを製作しましょう。
自社工場がある印刷会社なら、リーズナブルな料金設定ながらも、スピーディーな対応を得意としています。
デザインを自社でおこない印刷を別の系列会社へ依頼する場合は、デザインが得意などそれぞれの会社に特徴がある点に留意してください。
ポイント2.依頼したい工程に対応できるか?
依頼したい工程に対応してくれるかどうかを確認しましょう。
低コストで発注できることを重視し過ぎると、デザインや印刷用紙の選択、印刷方法などもすべてで自分たちで決めなければならないケースがあります。
自社にPOP印刷に精通する人材がいなければ、せっかく製作した店頭POPも消費者に響かないかもしれません。
店舗がいくつかある場合、何万枚ものPOPを仕分けして発送しなければならないケースが多いです。
仕分け梱包は時間と手間がかかり、本来の業務に支障をきたす恐れもあります。
印刷するだけでなく、仕分け梱包などにも柔軟に対応してくれる会社を選ぶのもおすすめです。
また、店頭POPの印刷以外にも、企業のプロモーション活動は多岐に渡ります。
もし店頭キャンペーンもおこないたいのであれば、印刷物とWeb施策を組み合わせると、不特定多数の消費者にアピール可能です。
ランディングページ製作やInstagramやTwitterなどのSNS運用、動画製作など印刷以外のプロモーションサービスを扱っているかどうかもチェックしましょう。
ポイント3.想定したスケジュールや予算に合わせられるか?
想定した印刷スケジュールが店頭POP設置予定日と合わなければ、使いたいときに店頭へPOPを設置できません。
特に新製品のリリースやイベント・展示会で印刷物を使用したい場合に、納期が守れなければ自社の損失は大きいといえます。
また、どれほどイメージどおりの店頭POPを製作してくれる印刷会社であっても、そもそも予算が確保できないのであれば、社内稟議も通りません。
印刷機が自社内にあると、中間マージンが発生しないため予算を抑えて発注できます。
また、納期についても柔軟な対応が可能です。
ポイント4.試作や見本の確認ができるか?
せっかく印刷依頼した販促物が、思ったとおりのできあがりでなかったケースは避けたいところです。
店頭POPが完成する前に、印刷会社に試作や見本の確認ができるかどうかも忘れてはならないチェックポイントといえます。
印刷依頼のときに押さえておくべきポイントは以下を参考にしてください。
No. | ポイント | 概要 |
---|---|---|
1 | 試作 | 仕上がりと同じ素材・サイズで試作をつくる |
2 | 色校正 | 印刷する前に見本(色校正)を作成し、色を確認する |
3 | 刷り出し確認 | 実際に印刷し、刷り上がりがイメージに近いか見本で確認する |
4 | 梱包形態の見本確認 | 納品時の梱包形態を見本で確認する |
5 | 納品見本(納本)の確認 | 仕上がりや梱包形態が発注内容と合っているか確認する |
印刷物は、複数の工程を経て完成します。
価格やロゴデザインの間違いや誤字脱字、色合いの再現性なども忘れずに確認しましょう。
印刷会社に、試作や見本などを逐一確認できるとイメージとかけ離れたPOPが完成するリスクを軽減できます。
販促物の製作依頼で失敗を防ぐためのチェックポイントについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
ポイント5.フォロー体制が整っているか?
近年は、オンラインでやり取りが完結するネット印刷サービスが増えました。
電話やビデオ電話などで担当者が個別に相談にのってくれる、担当者が決まっているなどフォロー体制を確認しましょう。
急なデザイン変更や微調整が複数回に亘って発生するかもしれません。
担当者とスムーズに連絡が取れ、迅速に対応してくれる会社だと安心して印刷物を依頼できます。
店頭POP印刷は自社にあった印刷会社へ依頼しよう
店頭POPは、場所を問わず消費者の購買意欲を刺激したり、店舗の雰囲気を活性化したりする役割を担っています。
トラブルを回避するためにも、事前に印刷会社についてリサーチしましょう。
印刷会社によって、提供するサービスや料金は異なります。
1つの印刷会社で即決せずに、複数の印刷会社に見積りを依頼するのがおすすめです。
本記事を参考に、自社に最適な印刷会社に依頼しましょう。
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