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これだけは押さえておきたい!ノベルティ製造にまつわる注意点まとめ

公開日 2022.03.31 更新日 2023.10.31

ノベルティ製作では、ユーザーの安全を守るため製品に合った配慮が必要です。例えば、ぬいぐるみや衣類などの繊維製品や、時計・計算機などの電気機械器具では、注意するべき品質表示の規程が異なります。

本記事では、品質基準の制度や、品質表示におけるポイントを対象となるノベルティ例とともにまとめました。ユーザーへ安全なノベルティを届けるためにも、ぜひご一読くださ​​​​​​​い。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

またノベルティについて相談先をお探しなら、「ハンソクエスト」がおすすめです。専門の会社に進行方法や品質面など、無料で相談できます。興味がありましたら、まずはこちらからご覧ください。

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ノベルティ製作で品質基準を満たすことは重要

ノベルティ製作において品質基準を満たすことは重要です。一方、ノベルティグッズには品質表示の義務はありません。

ですが、安全なグッズを配布していることが消費者へ伝わらないと、消費者の安全を脅かすだけでなく、企業の信頼を失う恐れがあります。

ノベルティを扱う企業は、品質表示を法律・制度にしたがって正しくおこなうことで、消費者の信頼感を得て効果を最大限に発揮できます。

ノベルティの品質基準となる制度一覧

制度ノベルティ例
玩具安全マーク(STマーク)・積木・パズル・おもちゃ
RoHS指令・時計・電動歯ブラシ・炊飯器
重金属八元素の溶出試験・鉛筆・インク液・粘土・フィンガーペイント
食品衛生法・お菓子・調味料・使い捨て手袋

上記は、品質基準の代表的な制度です。なお他にも、色落ちのしにくさを確かめる「堅牢度テスト」や、かばんの持ち手の強度を確認する「耐荷重試験」など、基準となる制度はあります。

ここでは、代表的な4つの制度を紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。

制度1.玩具安全マーク(STマーク)

14歳以下の子どもが遊ぶおもちゃの安全性に配慮した制度の1つが、玩具安全マーク(STマーク)です。一般社団法人日本玩具協会が定めた「玩具安全基準(ST基準)」に合格することで表示できます。

検査項目は以下の3つで、第三者検査機関により審査がおこなわれます。

  • 機械的安全性
  • 可燃安全性
  • 化学的安全性

ノベルティグッズにSTマークが表示されていることで、安全面について注意されたおもちゃであることを伝えられます。

制度2.RoHS指令

RoHS指令は、EUで生まれた制度です。RoHS(ローズまたはロース)指令と呼ばれ、電気・電子機器において、特定有害物質の使用制限が決められています。

ノベルティでは、下記のような電化製品を指します。

  • 時計
  • 計算機
  • 電動歯ブラシ

化学物質によって、人の健康や環境への悪影響を抑える目的ではじまった規制です。

制度3.重金属八元素の溶出試験

重金属の溶出試験とは、おもちゃに含まれる有害な重金属の溶出量を測定する試験です。対象金属8元素とは、人体に有害なアンチモン・バリウム・ヒ素・カドミウム・鉛・水銀・クロム・セレンを指します。

子ども用の玩具のうち、口に入れる恐れのある部品にこれらの有害物質が含まれないようにするための制度です。

制度4.食品衛生法

食品衛生法は、口に触れると想定される製品が対象です。飲食や誤飲・誤食による危害の発生を防ぐために制定されました。

適用範囲は、食品だけに限らず容器包装や幼児用のおもちゃも対象となります。また、食品や容器包装を扱う場合は、営業許可が必要になるのでご注意ください。

ノベルティでトラブルを防ぐ2つのポイント

ノベルティでは、事故を防ぐため下記2つへ注意することが重要です。

1.誤飲・窒息などの危険を防止する
2.外装表示を記載する

詳しくみていきましょう。

ポイント1.誤飲・窒息などの危険を防止する

子どもは、手につかんだものを口に入れたり、誤って飲み込んだりすることがあります。誤飲や窒息を防ぐために、しっかりと安全対策をおこなうことが重要です。

安全対策の例として、下記があげられます。

  • 電池の収納部分が簡単に開けられないように、ネジで止める
  • 子どもの手が届かない場所での保管を促すため、注意書きを同封する

子どもだけでなくペットについても同じ配慮が必要です。万が一の事故を防止できるよう、対策を取りましょう。

ポイント2.外装表示を記載する

消費者が把握しやすいよう、外装表示を記載することもポイントです。外装表示の例には、下記があります。

  • 使用の注意
  • 素材
  • サイズ
  • 販売元

なお、上記はあくまで一例です。ノベルティの種類によっては記載すべき項目が変わるので注意が必要です。

次で、よくある3つのパターンを簡単に紹介します。

1.玩具の場合
2.エコバッグの場合
3.食品の場合

では、それぞれお伝えします。

1.玩具の場合

玩具の場合は、保護者への使用上の注意を必ず記載します。破損や劣化を防ぐだけでなく、間違った使い方による思わぬケガを予防するためです。

健康被害につながる化学製品の使用の有無を知らせるため、使用素材も明記することも大切です。消費者の不安を解消できるよう、販売元の社名や相談窓口情報も追記しましょう。

2.エコバッグの場合

エコバックは、原材料をわかりやすく表示しましょう。エコを意識した原材料を使用しているのなら、環境に配慮した企業であることを伝えられます。

素材の使用率がわかるようにパーセンテージで表すと、自社の誠実さを強く印象づけられます。

3.食品の場合

ノベルティを使用する消費者の健康を守るために、「栄養成分表示」を記載する必要があります。その際、熱量および、栄養成分の表示の順番に決まりがあるので確認が必要です。

なお表示値は、分析値のほか、計算によって求めた値を表示することもできます。

安全で高品質なノベルティを製作しよう

ノベルティには、品質表示の義務はありません。しかし、非売品であっても企業の名前や商品を知ってもらうための重要なアイテムです。一方、生活者に直接届くという特性から、ミス・ロス・トラブルのリスクは通常の販促物よりも高くなるかも知れません。まずは気軽に相談できる、ノベルティに精通した専門企業とコンタクトしてみてはいかがでしょうか?​​​​​​​

>>ノベルティ専門の会社を見てみる

安全と品質を正しく管理し、消費者から信頼してもらえるノベルティを製作していきましょう。

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