本記事では、展示会への出展で押さえておきたい5つの基本的なポイントをまとめました。
この5つをしっかり確認すれば、出展まで時間がない場合でも、すぐに対応を進められますので、ご一読ください。
もし「すぐにでも準備を進めないと間に合わない!」という場合は、展示会パッケージ「はじめての展示会」を検討しましょう。
パッケージブースのため、ゼロから製作するよりも短期間でブースの準備が完了します。
お急ぎの場合はご相談にも応じていますので、まずは以下のボタンよりお気軽に問い合わせください。
Contents
展示会の基本的な5つのチェックポイント
出展にあたり押さえておきたい基本的なポイントは、以下の5つです。
展示会の基本的な5つのチェックポイント
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順に紹介します。
1.会場の場所はどこか
出展する際にまずチェックしてほしいのが、会場の場所です。
展示会が開催される場所は、東京ビッグサイトのように大きな展示場から、地域の産業センターまでさまざまです。
場所によって、ブースの設営などでできること・できないことに違いが出てきます。
例えば「ブースの天井の高さを2.7m以内に抑えなければいけない」といったような制限が設けられている会場もあります。
私たちのような展示会のプロは、過去の経験からそれぞれの会場の制限を把握している場合がありますよ!
ブース製作を依頼されるときは、最初に「〇〇(会場名)で開催される展示会に出展します」と会場を伝えるようにしてくださいね。
2.搬出入はいつ・どこでおこなうのか
次のポイントは、ブースの搬出入についてです。
いつ・どこから・どうやって資材を運び込んだりブースを作ったりするか、確認が必要です。
もし、ブースの搬出入に関して把握していないと、必要な資材が当日会場に運び込めない恐れがあります。
特に、「どこから運び込まれるのか?」「何時から搬入できるのか?」を把握していないと、当日のスケジュールを立てられません。
施工業者さんともうまく連携がとれず、当日の設営が間に合わないケースも考えられます。
事前にしっかりブースの搬出入に関して確認し、スムーズに作業を進めましょう。
3.設営や撤収の日時はいつか
展示会の準備で意外と見落としがちなのが、設営できる日時と撤収しなければならない日時です。
開催日は皆さん覚えているのですが、設営や撤収の日時を把握していない方がいらっしゃいます。
施工業者さんに設営や撤収を依頼する場合は、人手を確保するため、特に日にちを押さえておきましょう。
そのうえで業者の方と綿密にタイムスケジュールを打ち合わせしてくださいね。
4.コマ数はどれくらいか
次に、コマ数がどれくらいなのかを確認します。
コマ(小間)とは ブースの基本的な大きさの単位のこと。区画のようなイメージ。 |
展示会によって1コマの大きさは異なるのですが、基本的には「1コマ=幅3m×奥行3m」が一般的で、2コマなら幅6m×奥行3mです。
なお、ブースの高さは会場によって制限があります。
そして「コマ」を選ぶ際にもう1つ重要なのが、開放面(空いている面の方角)です。
例えば、以下のように両隣が他のブースで、通路側にしか面していない場合は「一面開放」といいます。
一方、角のコマで右側・正面が通路に面している場合は「二面開放」です。
開放面によってブースの設計や費用が変わるので、コマ数と開放面を踏まえてブースを設計しましょう。
コマについては以下で詳しく解説しているため、あわせてお読みください。
5.予算はいくらか
予算がどれくらいかも、把握しておきましょう。
展示会への出展にかかる費用の目安としては、1コマあたり80万~100万円くらいで、以下のようにさまざまな費用がかかります。
- ・施工費用
- ・ブース代
- ・搬出入にかかる費用
- ・装飾費
- ・ツールの費用
思っていたよりも費用がかさんでしまわないよう、まずは何にどれくらいの費用がかかるのかを事前に把握しましょう。
ブースを自作するメリットとデメリット

続いては、ブースを自作するメリットとデメリットについて、以下のとおりお伝えします。
ブースを自作するメリットとデメリット
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では、順に見ていきましょう。
1.出展コストを抑えられるが、工数はかかる
ブースを自作すると、出展コストを抑えられますが、工数はかかります。
業者さんに頼まず、自社でブースを製作した場合、ツール費用と出展料しか発生しません。
そのため、1コマ100万円かかる場合は、50万円ほどに抑えられる場合があります。
ただし、その分社内の担当者が設営や撤収に時間を割く必要があり、残業になってしまうケースも考えられます。
なお、業者さんに依頼した場合の相場は以下のとおりです。
- ・2コマ:120万円
- ・6コマ:300万円以上
出展に慣れていないのであれば、いきなり大きい規模にする必要はありません。
まずは1〜2コマで経験を積んでから、コマ数を増やすのがおすすめです!
2.社員のチームワークを高められるが、質に不安が残る
自作ブースは、皆で協力して作り上げるので、社員同士の結束は強くなりますが、質や工数が見合うかは疑問が残るところです。
ブースのクオリティが低いと、悪目立ちする恐れがあり、商談のチャンスを逃しかねません。
プロに任せたほうが、クオリティの高いブースが作れます。
チームワークを優先するか、ブースの質を優先するか、そのバランスをよく考えてみてくださいね。
展示会の準備における初心者とプロの違い

ここからは、展示会の準備における初心者とプロの違いについて説明します。
プロの場合は、空間のプロデュース方法を熟知しているといえます!
「どうすれば来場者の興味を引けるか」を把握しているんです。
展示会は、せっかくブースを出しても、来場者に足を止めてもらったり、ブースに立ち寄ってもらえないと、あまり意味がありません。
しかし、自社でブースを作ると入りにくいブースになってしまう恐れがあるので、最初は割り切ってプロに任せるのがおすすめです。
なお、自社で製作する場合でも、プロに依頼する場合でも共通して「早めに動き始めること」が重要です。
時間がないとできることが限られてしまうので、なるべく早めに行動を開始してくださいね。
初心者もできる展示会で人の足を止めるコツ

展示会で人の足を止めるには、ノベルティを用意してみましょう。
ノベルティを欲しい人が、ブースを訪れてくれる場合があります。
しかし、ただノベルティを用意すればいいわけではありません。
クリアファイルやボールペンのように、もらう機会が多いノベルティは、工夫が必要です。
例えば、デザインをおしゃれにする、丈夫で書きやすいものを選ぶなど、機能性を高めましょう。
もし、「名刺を獲得するためなら多少コストがかかっても良い」という場合は、名刺交換を条件に、珍しいものや人気のある商品をノベルティとして渡すのも効果的です。
一例として、眠気覚ましになるガムやタブレット菓子などが挙げられます。
来場者が欲しいと思うノベルティを配布して、ブースに訪れるきっかけを作ってくださいね。
出展に慣れていないなら「はじめての展示会」
展示会への出展が初めて、もしくはあまり経験がない場合、何から手をつけていいかわからず、不安に感じるものです。
私たちも、準備に苦労されている企業の担当者さまをたくさん見てきました。
そこでおすすめしたいのが、展示会のパッケージ「はじめての展示会」です。
費用やコマ数に合わせて3つのパッケージブースから1つを選ぶだけで、デザインから施工までを任せられ、準備がスムーズに進みます。
パッケージ化されているので、展示会まで時間がない場合でも、間に合う可能性がありますよ。
パッケージブースとはいえ、各企業のイメージカラーやロゴに合わせて、デザインを変えられます。
そのため、自社のイメージに沿ったブースの製作が可能です。
初めて、もしくは慣れない出展で不安な方は、一度「はじめての展示会」へお気軽に問い合わせください!
展示会に出展するときの基本を押さえよう
展示会に出展するときに確認したいポイントは以下のとおりです。
展示会の基本的な5つのチェックポイント
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上記は基礎の基礎ではありますが、焦っているときは冷静に準備を進められない場合があります。
5つのポイントでわからないものがあれば、まずはそのポイントを最初に確かめましょう!
「基本的なポイントはわかったものの、やはり準備を進められるか不安」と感じている場合は、展示会パッケージ「はじめての展示会」をおすすめです。
「はじめての展示会」では、出展に関するお悩みに応え、出展の効果を高める3つのプランをプロが用意しています。
コマ数や予算に合うブースを1つ選ぶだけで、展示会の出展に慣れていない方でも準備をすぐに終えられるので、以下よりお気軽に問い合わせください。
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