手書きPOPの書き方|売れる基本構成・作成手順・NG例を解説
公開日 2026.09.27 /更新日 2026.09.27

手書きPOPは温かみがあり目を引きやすい反面、コツを知らずに書くと、情報が多すぎたり文字が読みにくかったりして、売上につながりません。
本記事では、売れる手書きPOPの基本構成から、準備する道具、作成手順、文字やイラストのコツ、よくあるNG例までを、焼き菓子のPOPを例に順番に解説します。
なお「日々の業務が忙しくてPOPを作る時間がない」「プロのクオリティで本格的なPOPや売り場を作りたい」という方は「ハンソクエスト」にお気軽にご相談ください。
Contents
売れる手書きPOPの基本構成

売れる手書きPOPには、共通する基本の形があります。
売れる手書きPOPの基本構成
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この3つがそろうと、お客様の足を止め、商品の良さを伝え、安心して購入してもらうまでの流れが1枚のPOPで作れます。
1.キャッチコピー
キャッチコピーは、通りがかったお客様の足を止めるための言葉です。
POPの一番上や中央など、最初に目が向く場所に、最も大きな文字で書きます。面積はPOP全体の約4割が目安です。
ここでは商品を詳しく説明する必要はありません。お客様に「これは自分のための商品だ」と直感してもらえれば十分です。
言葉は短く、気持ちがまっすぐ伝わるものを選びます。たとえば「店長が本気で惚れ込みました」「もうこれなしの冬には戻れません」といった一言です。
書いた人の実感がこもった言葉ほど、お客様の目に留まります。
2.商品説明・おすすめ理由
商品説明では、商品の特徴やおすすめする理由を1〜3行にまとめます。キャッチコピーで興味を持ったお客様に、「どこが良いのか」を伝える部分です。
製造方法や専門的な成分ばかりを並べるのは避けてください。専門用語はお客様がイメージしにくく、読む気をなくす原因になります。
書くべきなのは、その商品を使うとお客様の生活がどう変わるかです。
化粧品なら「ビタミン配合」よりも「夜に塗って寝るだけで、翌朝の肌がもっちり変わります」のほうが、使ったときのうれしさが具体的に伝わります。
3.商品名・価格
商品名と価格は、購入を決める前にお客様が必ず確認する情報です。正確な商品名と税込価格を、誰が見てもわかるように書きましょう。
キャッチコピーがどれだけ魅力的でも、価格がわかりにくいとお客様は不安になり、購入を見送ってしまいます。
「税抜」と小さく書くより、税込の合計金額をはっきり示したほうが、安心して手に取ってもらいやすいです。
また、値引きや限定特典がある場合は、お得さを数字で見せます。
「通常1,200円のところ980円(税込)」のように、普段との差を赤文字などで強調すると、今買う理由がはっきりお客様に伝わります。
手書きPOPを作る前に準備するもの

手書きPOPに必要な道具は、文房具店や100円ショップ、ASKULなどのオフィス用品の通販で手軽にそろいます。
特別な道具がなくても始められるため、店舗全体で作りやすい環境を整えておきましょう。
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ここでは、そろえておきたい道具を4つ紹介します。
ペン・マーカー
ペンは太さの使い分けが基本です。タイトルや価格など目立たせたい部分は太めのペン、商品説明は細めのペンで書くと、文字に強弱がつきます。
選ぶときは、色だけでなく線の太さやインクの濃さも見ておきましょう。同じ黒でも、種類によって見え方がかなり違います。
本番の前には、実際に使う紙で試し書きをしてください。
インクがにじまないか、裏まで透けないか、少し離れても文字が読めるかを確かめておくと、清書で失敗しにくくなります。
POPに適した紙
用紙は、置く場所や掲示期間、取り付け方に合わせて選びます。
白い紙だけでなく、色付きの紙やクラフト紙を使うと、売り場の雰囲気に合ったPOPになります。
| 紙の種類 | 合う売り場・商品 |
| クラフト紙 | ベーカリー・カフェ・惣菜・オーガニックコスメ |
| 黒画用紙・ブラックボード | バー・バル・本日のおすすめ・高単価商品 |
| パステル色画用紙 | ドラッグストア・日用品・ファミリー向け雑貨 |
ただし、紙の色によっては文字が見えにくくなります。背景と文字の色にはしっかり差をつけてください。
湿気や汚れが気になる場所では、紙の丈夫さも確認が必要です。屋外や水がかかりやすい場所、長く掲示する場所には、合成紙や耐水紙が向いています。
下書き用ツール
いきなりペンで書き始めると、文字やイラストの位置がずれたり、途中でスペースが足りなくなったりします。
ペンの線は消せないため、一度のミスで最初から作り直すことにもなりかねません。
そこで用意したいのが、鉛筆・消しゴム・定規の3つです。先に鉛筆で全体の配置を決めておけば、ペンでは下書きをなぞるだけで済みます。
定規は区画線を引いたり、文字の高さをそろえたりするときに使います。鉛筆は薄く書けて消しやすいものを選ぶと、清書の後に線が残りにくいです。
下書きのやり方は、後の「手書きPOPの作成手順」で詳しく解説します。
POPを長持ちさせるラミネート用品
長く使うPOPは、ラミネート加工をしておくと安心です。紙を水や汚れ、擦れから守れるため、お客様がよく触れる場所や、長期間貼っておくPOPに向いています。
反対に、セール価格やキャンペーン情報のように短い期間で内容が変わるPOPには、必ずしも必要ではありません。
加工した後は、実際に貼る場所で見え方を確かめてください。ラミネートの表面は光を反射しやすく、照明や見る角度によっては文字が読みにくくなります。
手書きPOPの作成手順

ここでは、手書きPOPを作る手順を5つに分けて解説します。
手書きPOPの作成手順
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例として、「特選 焼き菓子アソート」のPOPを作ってみます。
1.目的・ターゲット・置き場所を書き出す
POPを書き始める前に、まずは次の5つをメモに書き出します。
「何のためのPOPか」「誰に向けたものか」「POPを貼る場所」「商品の特徴」「一番のアピールポイント」です。
焼き菓子アソートの場合は、次のように整理できます。
| 何のためのPOPか | 「失敗しない手土産」としての安心感・価値を伝える |
| 誰に向けたものか | 取引先や実家への手土産に悩んでいる人 |
| POPを貼る場所 | レジ横の手土産特設コーナー |
| 商品の特徴 | 発酵バター使用・常温で日持ち30日 |
| 一番のアピールポイント | 当店ギフト人気No.1 |
この準備を飛ばして書き始めると「文字が入りきらない」「結局何を言いたいのかわからない」といった失敗につながります。
先に目的と伝える相手をはっきりさせておくことで、書く内容や言葉選びに迷いにくくなります。
2.伝えたいことを書き出し、優先順位をつける
次に、商品について伝えたいことを箇条書きですべて書き出します。こだわりや味、人気の高さなど、思いつくものは遠慮せずに並べましょう。
焼き菓子アソートの場合は、次のような内容が挙げられます。
| ・発酵バターの豊かな香り ・誰にでも喜ばれる定番の味 ・個包装で配りやすい ・当店ギフト人気No.1 ・賞味期限が長くて安心 ・常温で日持ち30日 |
書き出したら、内容に1位から順位をつけます。「1位はキャッチコピー、2位以下は商品説明に回す」というルールで振り分けると、迷わずに整理できます。
| ・キャッチコピー(1位):「当店ギフト人気No.1」 ・商品説明(2位以下):「個包装で配りやすい」「発酵バターの豊かな香り」「誰にでも喜ばれる定番の味」 |
何も思いつかないときは、次のような切り口で考えてみてください。
| ・累計販売個数などの数字 ・お客様からよく聞かれる質問(日持ちする?配りやすい?など) ・スタッフが実際に食べた感想 |
3.レイアウトを決めて下書きをする

紙に書く前に、鉛筆で薄く区画線を引いておきましょう。
上からキャッチコピー、商品説明、商品名、価格の順に場所を分けておくと、後の作業が楽になります。この段階では、定規で細かく測る必要はありません。
配置が決まったら、実際に書く文字の大きさと位置を、鉛筆で薄く下書きします。この大まかな目印を「アタリ」と呼びます。
アタリを入れておけば、キャッチコピーの文字が小さくなりすぎたり、価格の数字が紙からはみ出したりする失敗を防げます。
下書きの段階なら、消しゴムで何度でも直せます。文字のバランスや改行の位置が気になったら、この段階で書き直しておきましょう。
4.清書する
下書きができたら、ペンで清書します。順番は、キャッチコピー→商品説明→商品名→価格と、紙の上から下へ進めるのが基本です。
上から書いていけば、手が文字に触れてインクが擦れたり、文字同士が重なったりしにくく、初めてでもきれいに仕上がります。
焼き菓子アソートの場合は、次のように書き分けます。
| キャッチコピー | 濃いブラウンや黒のペンで「当店ギフト人気No.1」と一番大きく書く |
| 商品説明 | 「発酵バター使用」「常温で日持ち30日」などの説明文は、細字ペンで読みやすく書く |
| 商品名 | 「特選 焼き菓子アソート」を、太字のペンでしっかり書く |
| 価格 | 価格を赤や濃いオレンジなど目立つ色の太字ペンで大きく書き入れる |
| イラストや枠線 | 焼き菓子の温かみに合わせて、薄いブラウンやベージュ系のペンで枠線やリボン風の飾りを入れる |
枠線やイラストは、文字をすべて書き終えてから入れると、全体のバランスを見ながら描けます。
5.イラストや線を足して余白を埋める

清書が終わったら、イラストや線で余白を埋めていきます。
クッキーやマドレーヌの小さなイラストやリボンを描いたり、吹き出しで「スタッフおすすめ!」と書き添えたりすると、POPがにぎやかになります。
特に伝えたい言葉には、強調線を引いて目立たせましょう。焼き菓子アソートなら「個包装で配りやすい」「発酵バターの豊かな香り」などが当てはまります。
それでも余白が目立つ場合は、マスキングテープや、切り抜いたお菓子の写真を貼ってみてください。温かみや高級感が出て、POPが間延びして見えにくくなります。
ただし、飾りを増やしすぎると、一番伝えたい情報が埋もれてしまいます。色数は全体で3色以内(例:こげ茶・赤・ゴールドや黄色などのアクセント色)に抑えましょう。
失敗しない!手書きPOPデザインの黄金ルール

POPの見やすさは、書く内容だけでなく、色の使い方や情報の並べ方でも大きく変わります。
失敗しない!手書きPOPデザインの黄金ルール
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ここでは、デザインで失敗しないために押さえておきたい2つのルールを紹介します。
1.使用する色は3色以内に抑える
POPに使う色は、3色以内に抑えるのが基本です。色を増やしすぎると、どこを見ればよいのかわかりにくくなり、一気に読みにくくなります。
重要な部分を目立たせたいときは、色を増やすのではなく、文字の太さや大きさを変えてみましょう。色数が少なくても、十分に強弱をつけられます。
また、背景と文字の色の組み合わせにも注意してください。たとえば、薄い色の背景に白い文字を載せると、文字が背景に溶け込んで読めません。
濃い背景には明るい文字、明るい背景には濃い文字を合わせると、パッと見ただけで文字が目に入ります。
2.吹き出しや矢印で視線を誘導する
人は紙面を見るとき、「左上→右上→左下→右下」と、アルファベットの「Z」を描くように視線を動かす傾向があります。
この動きに合わせて情報を並べると、お客様は無理なく内容を読み進められます。視線の流れを手助けするのが、矢印や吹き出しです。
たとえば、おすすめポイントから価格に向けて赤い矢印を添えると、お客様は迷わず価格まで目を移せます。店員のイラストの口元から吹き出しを伸ばすのも効果的です。
矢印や吹き出しを使って、読んでほしい順番にお客様の視線を導きましょう。
プロっぽく仕上がる文字の書き方3つのコツ

手書きPOPの印象を大きく左右するのが文字です。字に自信がなくても、書き方を少し変えるだけで、遠くからでも読みやすく、目を引く文字になります。
プロっぽく仕上がる文字の書き方3つのコツ
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ここでは、すぐに試せる文字の書き方のコツを3つ紹介します。
1.文字のすき間を埋めて丸っこく書く

漢字の「口」や「日」のような四角い部分は、普段より内側の空間を詰めて書いてみてください。文字全体が丸っこくなり、力強く見えます。
細くてすき間の多い文字は、上品に見える反面、遠くからは読み取りにくいです。
POPは離れた場所から目に入ることが多いため、ぎゅっと詰まった文字のほうが向いています。
文字の形を四角い箱に収めるようなイメージで書くと、自然と隙間が埋まり、形もそろいやすいです。
2.メリハリをつける

文章を全部同じ大きさで書くと、単調になり、どこが大切なのかが一目で伝わりません。単語ごとに大きさの差をはっきりつけて、メリハリのある紙面を作りましょう。
目安は、強調したい言葉の大きさを100%としたとき、「は」「の」「を」「に」などの助詞を30〜40%ほどに抑えることです。
たとえば「圧倒的になめらかな書き心地」と書く場合は、「圧倒的(特大)に(極小)なめらか(特大)な(極小)書き心地(大)」のように強弱をつけます。
文字の大きさに差があると、お客様は一文字ずつ読まなくても、大事な言葉だけをすぐに理解できます。
そのため、立ち止まる時間が短いお客様にも、伝えたいことがしっかり届きます。
3.袋文字で目立たせる

袋文字とは、文字を書いた後に、その外側を別の色で縁取る書き方です。手軽に文字を目立たせられるため、POPでよく使われています。
書き方は以下の手順です。
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乾く前に縁取ると、インクが混ざってにじむ原因になるので注意しましょう。
黒い文字の周りに明るい色の枠ができることで、シールを貼ったような立体感が生まれ、遠くからでもよく目立ちます。
袋文字は、一番伝えたいキャッチコピーに使うのがおすすめです。POP全体のなかでも、自然と視線が集まる部分になります。
手書きPOPに使える簡単なイラスト4選

イラストを少し添えるだけで、POPはぐっと目に留まりやすくなります。とはいえ、凝った絵を描く必要はありません。
手書きPOPに使える簡単なイラスト4選
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ここからは、イラストが苦手な人でも描きやすく、POPに取り入れやすい4つのイラストと、その使い方を紹介します。
1.スター(星)

星のイラストは、「おすすめ」「注目」「人気」などの情報を目立たせたいときに使いやすい飾りです。
文字の横や周りに小さく描くだけでも、重要な情報が見つけやすくなります。
ただし、星をたくさん描きすぎると、どこが本当に重要なのかわかりにくくなります。
特に目立たせたい部分だけに使い、ほかの情報との違いをはっきりさせましょう。
星は直線をつなぐだけで描けるため、イラストが苦手な人でも取り入れやすい形です。まずは星から試してみるのがおすすめです。
慣れてきたら、中を塗りつぶしたり、大小を組み合わせたりして変化をつけると、POPの雰囲気に合わせやすくなります。
2.ハート

ハートは、親しみやすさや「おすすめしたい」という気持ちを表しやすいイラストです。
お菓子や雑貨、美容商品など、かわいらしい雰囲気の商品と相性がよく、手書きPOPにもよく合います。
文字の周りに小さなハートを添えるだけで、硬い印象がやわらぎます。
一方で、高級感や落ち着いた印象を大切にしたい商品には、合わない場合があります。
商品の雰囲気や、買ってほしいお客様の層によっては、かえって商品のイメージとずれてしまうためです。
イラストだけで見た目を決めるのではなく、文字や色、商品のイメージと合わせて使うかどうかを考えましょう。
3.吹き出し

吹き出しは、スタッフのコメントやおすすめポイントを、会話のように見せたいときに便利です。
「スタッフおすすめ」「こんな使い方もできます」といった補足を入れると、通常の商品説明とは違う形で情報を伝えられます。
吹き出しのなかには、短くわかりやすい文章を入れましょう。文章が長くなると吹き出し自体が大きくなり、ほかの情報のスペースを圧迫してしまいます。
伝えたいコメントが複数ある場合は、特に伝えたいものを1つに絞るか、内容ごとにPOPを分けると、お客様にも内容が伝わりやすくなります。
4.チェックマーク

チェックマークは、商品の特徴やメリットを箇条書きで見せるときに役立ちます。複数の良いところを並べることで、お客様に短い時間で商品の魅力を確認してもらえます。
たとえば「持ち運びやすい」「使いやすい」「大容量」など、購入を考えるときに役立つ情報の前に付けるイメージです。項目の頭がそろうため、見た目も整って読みやすくなります。
ただし、チェックマークだけでは何を表しているのかわかりません。必ず具体的な言葉を添えて使いましょう。
並べる項目は3つ程度に絞ると、1つひとつの情報がしっかり目に入ります。
手書きPOPでよくある6つのNG例

時間をかけて作ったのに、お客様に見てもらえないPOPには、いくつか共通する原因があります。ここでは、手書きPOPでよくある6つのNG例と、その直し方を紹介します。
手書きPOPでよくある6つのNG例
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作ったPOPを見直すときのチェックにもご活用ください。
1.情報を詰め込みすぎている
商品説明、価格、特徴、キャンペーン、スタッフのコメントなどをすべて1枚に載せると、お客様はどこから読めばよいのかわからなくなります。
伝えたいことが多いほど、結果的に何も伝わらないPOPになりがちです。
情報が多い場合は、文字を小さくして無理に詰め込むのではなく、POPを分けましょう。
詳しい説明は、チラシや商品のそばに置く説明カードなど、別の販促物に載せる方法もあります。
手書きPOPは「目を引いて興味を持ってもらう」、別の販促物は「詳しく説明する」というように役割を分けることで、手書きPOPを読みやすく保てます。
2.文字が小さくて読みにくい
情報をたくさん入れようとして文字を小さくすると、POPから少し離れただけで読めなくなります。
店頭や通路に置くPOPは、立ち止まらずに通り過ぎながら見るお客様も多いため、遠くからの見え方を確認することが大切です。
作ったPOPは実際に置く場所に貼り、数歩離れた位置から見てみましょう。キャッチコピーや価格がすぐに読み取れるかどうかを確かめてください。
文字の大きさを決めるときは、まずキャッチコピー、商品名、価格など、最初に見てほしい情報を十分な大きさで配置します。
そのうえで、空いたスペースに補足の情報を加えましょう。
3.色を使いすぎて重要な情報がわからない
カラフルにすればするほど目立つと思われがちですが、色が多いと、どこが一番大切なのかわかりにくくなります。
まずは基本の文字色を決め、そのうえで重要な情報に使う色を決めましょう。
たとえば、価格や特典だけを別の色にすると、お客様はどこを見ればよいのかすぐにわかります。
店舗のブランドカラーを使う場合も、色の雰囲気を優先しすぎず、文字が読みやすいかを必ず確認してください。
目立たせる方法は、色だけではありません。文字の大きさや太さを変えたり、囲み線を付けたりする方法も組み合わせると、色数を増やさずに重要な情報を強調できます。
4.商品名や価格だけで商品の魅力が伝わらない
商品名と価格だけを書いたPOPでは、お客様にその商品を選ぶ理由が伝わりません。
たとえ価格が安くても「どのような商品なのか」「どこが便利なのか」がわからなければ、購入のきっかけになりにくいです。
商品名と価格に加えて、主な特徴やおすすめする理由を1つ入れましょう。
選ぶ内容は「何が良いのか」「どのように使えるのか」「誰に向いているのか」など、購入を考えている人が知りたい情報です。
一言でも商品の魅力が書き添えてあれば、お客様が手に取る理由になります。迷ったときは、スタッフが実際に使ったり食べたりした感想を書くのも1つの方法です。
5.古い情報のまま更新されていない
価格やキャンペーン期間、特典、在庫状況、季節の商品などが変わった後もPOPを残していると、実際の販売条件と表示が一致しなくなります。
お客様の混乱やトラブルの原因にもなるため、特にセールや期間限定商品のPOPには気をつけましょう。
また、折れ曲がったPOPや、日焼けして文字が薄くなったPOPをそのままにしておくと、お客様に「活気のないお店」「売れ残りの商品」と思われてしまいます。
POPは作って終わりではありません。定期的に売り場を見回り、傷んだものや内容が古くなったものは早めに貼り替える習慣をつけることが大切です。
6.POPを貼りすぎて情報が埋もれている
POPを1枚ずつ丁寧に作っても、店内のあちこちに大量に貼ってしまうと、お客様はどれを見ればよいのかわからなくなり、その結果、どのPOPにも目を留めてもらえません。
POPは、本当におすすめしたい商品や、今伝えたい情報がある商品に絞って使いましょう。
枚数を絞ることで1枚あたりの存在感が高まり、お客様の目に留まりやすくなります。
新しくPOPを貼るときは、同じ売り場にある古いPOPや、役目を終えたPOPを外せないかも一緒に見直してください。
手書きPOPを販促に活用して商品の魅力を伝えよう!

手書きPOPは、紙とペンがあればすぐに作れて、売り場でお客様の足を止められる販促物です。
売れるPOPにするには、キャッチコピー・商品説明・商品名と価格の3つを基本に、伝えたいことを絞り込むことが欠かせません。
まずは、一番売りたい商品を1つ選んで、手書きPOPを1枚作ってみてください。
「たくさんの店舗で使うPOPをまとめて作りたい」「看板など、ほかの販促物も相談したい」という場合は、「ハンソクエスト」の活用もご検討ください。
ハンソクエストなら、POP制作をはじめとする販促の専門企業を探せるだけでなく、売り場づくりの悩みを直接相談できます。
自作の手書きPOPで温かみを出しつつ、要所ではプロに作ってもらった販促物も取り入れて、お客様に選ばれる売り場を作りましょう。
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