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「販促什器ってどんなもの?」
「具体的な種類や選び方のポイントが知りたい」
こんな疑問をおもちではないでしょうか?販促什器とは、商品やカタログなどを陳列・設置するための器具を指します。
そこで本記事では、以下の内容を解説します。
本記事でわかること
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販促什器は素材やサイズが多様なため、陳列する商品や売り場に適した種類を選ぶことが重要です。販促什器を上手に活用して売上アップにつなげるためにも、ぜひご一読ください。
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販促什器とは
販促什器とは
商品やカタログなどを陳列・設置するための器具のこと |
販促什器は、販売促進のために用いられます。来店客の目に入る位置に販促什器を置くことで、商品の存在を知らせます。
来店客が商品を手に取る際は、何か目的があるはずです。商品POPと販促什器を連動させることで、お客様の目的に寄り添った訴求がしやすくなります。
なお、販促に関しては下記の記事で詳しく紹介しています。業界別の成功事例もまとめてありますので、ぜひご覧ください。
什器の役割
什器の役割
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上記が、販促什器の主な役割です。
店舗の規模によっては、十分な陳列スペースを確保できずに苦戦するケースがあります。そんなとき、什器を活用すれば商品の置き場を増やすことが可能です。
また、販促什器は商品の魅力を引き立てることもできます。来店客の目にとまる陳列ができれば、商品を手にしてもらう後押しとなるでしょう。
来店客にとって魅力的な販促を行うことで、商品の売上アップにも貢献できます。
什器の素材
什器に使用される素材の一例は、下記の通りです。
素材 | 概要 |
---|---|
スチール・アルミなど金属 | スタンダードな素材で、ボード・メッシュタイプなど什器の種類も豊富 |
ダンボール | 低コストで加重や衝撃に強い |
木材 | 木材の雰囲気を活かした店舗づくりに役立つ |
アクリル | 透明なので商品そのものを見せたい陳列に適している |
什器に使用される素材はさまざまですが、素材によって価格や表現力などが異なります。そのため、陳列する商品の種類や目的に応じて適した素材を選ぶようにしましょう。
販促什器の主な種類7つ
ここからは、販促什器の主な種類を7つ紹介していきます。
No. | 種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | ゴンドラ什器 | 商品陳列をするための什器 |
2 | フロア什器 | 島陳列できる自立式の什器 |
3 | ディスプレイ什器 | 商品などをより目立つように展示するのがディスプレイ什器 |
4 | ジャンブル什器 | 商品を投げ込んで陳列する什器 |
5 | カウンター什器 | レジ横や棚の上などに設置される小型の什器 |
6 | 吊り下げ什器 | 設置スペースが狭い場合・人の動線を遮りたくない場合に用いられる什器 |
7 | ネット什器 | フック状のものを引っかけて商品を陳列する什器 |
では、1つずつ見ていきましょう。
種類1. ゴンドラ什器
項目 | 詳細 |
---|---|
特徴 | ・スーパーやドラッグストアなど、ほとんどの小売店で活用 ・スチール製で組み替えが可能 |
活用例 | ・スーパーで食品を陳列する商品棚 ・ドラッグストアの通路に面した商品棚(エンド棚) |
ゴンドラ什器は、商品陳列をするための什器です。ほとんどの小売店で活用されており、売り場作りの基本部分になることも多いです。
フックや仕切などの付属備品を使うことで、さらに多くのバリエーションに対応できます。
種類2. フロア什器
項目 | 詳細 |
---|---|
特徴 | ・サイズの大きな床置きタイプ ・商品の魅力を存分にPRすることが可能 |
活用例 | ・バラエティーショップの化粧品売り場 ・家電量販店の関連商品棚 |
フロア什器は、島陳列できる自立式の什器です。
什器のサイズが大きく、デザイン性にこだわりたい場合や新ブランドを大々的にPRしたい場合などに役立ちます。
また、メイン商品の横にフロア什器を設置し、セットで購入してもらいたい関連商品を並べて訴求する活用も可能です。
種類3. ディスプレイ什器
項目 | 詳細 |
---|---|
特徴 | ・種類や大きさは多種多様 ・商品や店内の雰囲気作りにも大きな影響 |
活用例 | ・アパレルショップ ・アクセサリーショップ |
商品などをより目立つように展示するのが、ディスプレイ什器です。とくに大型のディスプレイ什器は、商品だけでなく店内の雰囲気作りにも大きな影響を与えます。
商品との色を統一させたり店の高級感を引き立てたりすることで、他店との差別化を図れるでしょう。
種類4. ジャンブル什器
項目 | 詳細 |
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特徴 | ・商品を大量に陳列可能 ・安さやお買い得感を訴求 |
活用例 | ・バックヤードでの補充 ・ホームセンターの通路 |
ジャンブル什器は、商品を投げ込んで陳列する什器です。同じ商品を大量に陳列すれば注目が集まりやすく、売り場で商品を目立たせることができます。
また、ジャンブル什器に陳列された商品はお買い得感が出やすいです。そのため、ジャンブル什器は見切り品や広告商品などに向いています。
種類5. カウンター什器
項目 | 詳細 |
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特徴 | ・パーツの組み替えが可能 ・設置時の見栄えの良さで他商品と差別化 |
活用例 | ・スーパーのレジ横 ・コンビニの陳列棚 |
カウンター什器は、レジ横や棚の上などに設置される小型の什器です。自立できる形状になっており、看板を付けて商品情報をアピールできます。
パーツを組み替えられたり店内の狭いスペースに設置できたりと、使い勝手が良い点も特徴です。
種類6. 吊り下げ什器
項目 | 詳細 |
---|---|
特徴 | ・吊り下げる場所さえあれば展開可能 ・業種を問わず活用できる |
活用例 | ・スーパーの網棚 ・ドラッグストアのエンド棚 |
吊り下げ什器は、設置スペースが狭い場合・人の導線を遮りたくない場合に用いられる什器です。日用品や文房具、医薬品など幅広い業種で活用できます。
吊り下げる場所さえあれば展開できて、お客様の目に入りやすい点も特徴です。
種類7. ネット什器
項目 | 詳細 |
---|---|
特徴 | ・店の空いたスペースを有効的に活用 |
活用例 | ・スーパーのエンド棚 ・文房具店のポストカード入れ |
ネット什器は、フック状のものを引っかけて商品を陳列する什器です。棚にかけるタイプや、キャスターの付いた回転式タイプなどがあります。
小さな商品を引っかけて展示するのに向いています。
小売店で販促効果をアップさせる什器選びの4つのポイント
ここでは、什器選びのポイントを4つご紹介します。
- 目的に合わせて種類や素材を選ぶ
- デザインを損なわない設計にする
- 店舗スタッフが簡単に設置できる構造を考える
- 店舗に来店するお客様の安全に配慮する
以下で詳しく解説していきます。
ポイント1. 目的に合わせて種類や素材を選ぶ
什器は、目的に合わせて種類や素材を選ぶことが大切です。
性能の良さをPRしたいのか、ブランドの認知度を向上させたいのかなど、ゴールを明確にしておきましょう。
また、什器を設置する期間によって選ぶ素材を変えることもポイントです。たとえば紙製の什器の場合、空調や紫外線などによる劣化を最小限にする必要があります。
対策として、予定している設置期間よりも長くなると想定し素材を選ぶようにしましょう。
ポイント2. デザインを損なわない設計にする
什器選びの2つ目のポイントは、デザインを損なわない設計にすることです。
販促什器の役割には、商品の魅力を引き立てることがあります。それなのに、販促什器のデザインが目立ってしまうと、商品の魅力が伝わらないかもしれません。
また、販促什器は訴求したい相手から「どう見えるか」が大事です。
商品を陳列したり設置したりする場所によってデザイン性を損なわないか、訴求したい内容が相手にしっかり伝わるかを確認しておきましょう。
ポイント3. 店舗スタッフが簡単に設置できる構造を考える
ワンタッチで設置できるような、簡単な構造であることが理想です。什器は大型のものでない限り、店舗スタッフが設置します。
もし組み立てができなければ、せっかく手配した什器も倉庫で眠ったままになってしまいます。
什器を選ぶ際は、説明書がなくても店舗スタッフが簡単に設置できるような構造のものにしましょう。
ポイント4. 店舗に来店するお客様の安全に配慮する
什器を選ぶ際は、お客様に対する安全の配慮が欠かせません。お客様は什器に陳列された商品を、直に手に取ります。
もし什器から商品が落下したり什器が転倒したりすると、怪我につながる危険性があります。
商品の落下・転倒を防ぐストッパー機能付きの什器を選んだり、什器の耐荷重を確認したりして、お客様の安全に配慮しましょう。
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映える販促什器を設置して売上げアップを目指そう
<本記事のまとめ>
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お客様が商品を手に取る際は、何か目的があるはずです。POPや商品PR施策と販促什器を連動させて、お客様にとって魅力のある訴求を心掛けましょう。
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