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「イベントのフライヤーデザインはどのようにすればいいんだろう?」と思うことはありませんか?
本記事では、イベントに効果的なフライヤーデザインをまとめました。イベントで注目を集める魅力的なフライヤーを製作するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
なお、以下でイベントの注目を集めるさまざまな販促物を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
イベントの成功には人を惹きつけるフライヤー製作がポイント
フライヤーとはイベントを告知する印刷物のことです。配布は、主に以下のやり方でおこないます。
- 街頭で手配りする
- 店頭に設置する
- ポスティング
- 折り込みチラシ
なお、フライヤーとチラシの定義に明確な違いはありません。イベントに来てもらうには、まずイベントの存在を知ってもらい、興味を持ってもらう必要があります。
そのため、存在を知らせるフライヤー・チラシは、イベントをおこなうために欠かせないツールです。フライヤーをひと目見て興味を持てなければすぐに捨てられてしまうので、いかに人を惹きつけるかが重要です。
フライヤーを効果的に活用すれば、イベントの注目度や来場者アップも期待できるため、結果としてイベントの成功につながります。
イベントに効果的なフライヤーのデザイン10選
まずは、イベントに効果的なフライヤーのデザイン事例を紹介します。
- キャラクターを主役にする
- 写真を取り入れる
- モチーフをメインにする
- 特徴のあるフォントを活用する
- 使用する色を吟味する
- 背景にグラデーションを付ける
- 飾り枠を採用する
- 図形を利用する
- 吹き出しを用いる
- 配置に変化を持たせる
それぞれのデザインを解説します。
デザイン1. キャラクターを主役にする
キャラクターを主役にすると、自社について覚えてもらいやすくなります。フライヤーは、第一印象が重要です。
興味を持てなければ、じっくり時間をかけて見てもらえません。ですが、もしキャラクターを覚えてもらえれば、自社をしるきっかけになります。
キャラクターが持つインパクトや親しみやすさを活用し、興味を持てるフライヤーデザインにしましょう。
デザイン2. 写真を取り入れる
写真を取り入れると、イベントのイメージや情報がターゲットにより伝わりやすくなります。特に、体験がメインとなるイベントは、言葉だけでは伝わりきらない情報があります。
写真を使って情報や雰囲気を届けられれば、見た人がイメージを膨らませやすくなります。
一方、写真は多ければ良いというわけではありません。情報を詰め込みすぎないよう厳選して取り入れましょう。
デザイン3. モチーフをメインにする
モチーフをメインにすることで、雰囲気のあるフライヤーを製作できます。例えば上記画像のように、花をイメージしたモチーフをメインにすると、華やかな印象になります。
また、説明をしなくても花にまつわる展示をおこなっていることが伝わるので、少ない要素でメッセージが伝わるアイデアです。
デザイン4. 特徴のあるフォントを活用する
次のデザインは、特徴のあるフォントを活用する方法です。最も伝えたいメッセージを個性のあるフォントで表現すると、視線を集められます。
フォントの雰囲気から、面白さや高級感などを説明なしで伝えられます。ただ、すべての文字を特徴のあるフォントで表現してしまうと、読みにくくなる点がデメリットです。
特徴のあるフォントは、最も伝えたいメッセージだけに使用するのがおすすめです。
デザイン5. 使用する色を吟味する
使用する色を吟味することで、すっきりとした印象のフライヤーになります。デザインには看板やポスターにも使われる、以下の「70:25:5の法則」を取り入れると失敗しにくくなります。
- ベースカラー(基調となる色):70%
- サブカラー(補完となる色):25%
- アクセントカラー(強調色):5%
上記の割合を使用してシンプルでまとまりのあるフライヤーを製作し、見る人を疲れさせない工夫が大切です。
また、注目して欲しい部分をアクセントカラーにすると、一目で伝えたい情報がわかるため色は吟味して使いましょう。
デザイン6. 背景にグラデーションを付ける
要素が少なくてもおしゃれな雰囲気を演出したいときは、背景にグラデーションを入れることがおすすめです。
グラデーションは複数の色を使用するため煩雑な印象にならないよう、文字や写真など他の要素全体を見て配色を考えましょう。
デザイン7. 飾り枠を採用する
飾り枠を採用することで、デザインにアクセントを入れられます。手軽に雰囲気を変えられるので、いくつかのパターンを比較してみるとイメージに近いデザインを見つけやすいです。
飾り枠はおしゃれな演出ができる半面、目立ち過ぎる場合があります。あくまで、最も伝えたいメッセージを伝えるためのサポート役として採用しましょう。
デザイン8. 図形を利用する
シンプルな要素で雰囲気を変える手法として、図形を活用するデザインがあります。個性的な要素を使わなくても、洗練されたデザインを作れます。
ただ、図形をたくさん使うデザインはテクニックを要することがあるので、まずは数個取り入れてみましょう。
事例9. 吹き出しを用いる
次は、吹き出しを用いるデザインの紹介です。吹き出しのなかに最も伝えたいメッセージを入れることで、ひと目見ただけで訴求が伝わりやすくなります。
また、情報の関連性を表現できるため、要素の補足がしやすい点もメリットです。吹き出しの形を変えれば、感情をあらわせるので補助的に伝えたいメッセージに活用してみましょう。
デザイン10. 配置に変化を持たせる
配置に変化を持たせたデザインは、目線を誘導できます。一般的に、人の目線は左上から右下へ流れていくと言われます。
最初に読んで欲しいメッセージを視線に沿って配置し、補助的な情報を視線に逆らうようにレイアウトすれば、最も伝えたいメッセージをはじめに読んでもらえます。
ただ、配置によっては文字が読みにくくなる場合もあるため注意が必要です。なお、チラシのレイアウトの詳細については下記の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
>>【初心者向け】チラシのレイアウトデザインで押さえておきたい7つの基本
イベントで配布するフライヤーの作り方5ステップ
イベントで配布するフライヤーの作り方は、以下5つのステップがあります。
- 目的・ターゲットを考える
- 目的・ターゲットに合わせて訴求を考える
- 配布場所・期間を決める
- 訴求をクリエイティブに落とし込む
- 製作会社へ発注する
まずは、フライヤーの目的・ターゲットを明確にしておきましょう。定まっていないまま作ってしまうと訴求ポイントがずれ、何を伝えたいのかわかりにくいフライヤーになってしまいます。
届けたい人へ情報が伝わらなければイベントが認知されないため、事前にターゲットのリサーチや分析が重要です。
目的・ターゲットが決まれば、そこに合わせて訴求の内容を考えていきます。例えば、以下のように訴求は異なります。
- 公園で盆踊りを開催するので、近隣の家族連れに存在を知ってほしい
- ハイキングを開催するので、運動不足の人に参加申込をしてほしい
どのような情報を発信すればイベントに興味を持ってもらえるのかを考え、訴求をフライヤーに落とし込みましょう。
イベントで人を惹き寄せるフライヤー製作する3つのポイント
イベントで人を惹き寄せるフライヤーを製作するには、以下3つのポイントがあります。
- イベントのコンセプトに合わせて素材・加工を厳選する
- 併用する販促物すべてに統一感を持たせる
- SNSで拡散されることを想定しておく
1つずつ解説します。
ポイント1. イベントのコンセプトに合わせて素材・加工を厳選する
チラシは受け取った人が直接手に取る印刷物です。触れたときの質感を工夫することで、興味を持つきっかけづくりができます。
例えば、以下の特徴を出すことでイベントのコンセプトに合ったフライヤー製作が可能です。
- 表面に光沢を出して高級感を演出する
- マットな手触りに仕上げて上品な印象を付ける
- 加工して防水効果や耐久性を高める
なお、印刷の表面加工の詳細については下記の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ポイント2. 併用する販促物すべてに統一感を持たせる
フライヤーを製作する場合は、ポスター・パンフレットやイベントグッズなどとコンセプトを統一させることが重要です。コンセプトが統一されることでファンが期待する世界観を提供できれば、より熱烈なファンになってもらえます。
また、リピーターを確保できれば次回のイベントに足を運んでもらいやすく、集客アップも期待できます。フライヤーを製作する場合はグッズと併せて、イベントの世界観とずれないように確認して作業を進めましょう。
なお、イベントグッズについては下記の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
>>【人気シーン別】イベントグッズ全まとめ│成功させる3つのポイントとは
ポイント3. SNSで拡散されることを想定しておく
イベントを気に入ってもらえれば、フライヤーの写真をSNSで拡散してもらえる可能性があります。SNSで話題になれば、イベントや自社などの認知度を高められ、より多くのターゲットに情報が届きやすくなります。
そのため、気になった人がすぐ情報にアクセスできるよう、フライヤーにSNSのアカウント名やQRコードを載せておきましょう。
イベントの注目を集める魅力的なフライヤーを製作しよう
イベントのフライヤーは、開催の存在を認知してもらうために欠かせないツールです。フライヤーをきっかけに会場に足を運んでもらうためには、一目で興味を引くような魅力的なデザインを取り入れましょう。
フライヤーの効果を最大化するためには、目的やターゲットを明確にして共感される訴求を考えることが大切です。また、配布場所や期間を決めておくことで、ターゲットや訴求ポイントを押さえたフライヤー製作ができます。
なお、以下でイベントの注目を集めるさまざまな販促物を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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