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「販促POPには、どんな役割があるの?」
「販促POPを制作するときに気をつけるべきポイントはなに?」
このようにお考えではありませんか。販促POPは販促活動のなかでも、消費者の目にとまりやすい販促物のひとつです。
そこで本記事では、下記についてお伝えします。
- 販促POPの役割
- 販促POPの種類
- 販促POPを制作する際のポイント
消費者の心を惹きつける販促POP制作についてまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。
なお、映える販促POPづくりなら、POP作成サービス「アイポプ」がおすすめです。
アイポプは、消費者の生の声をAIが自動分析したデータをもとに、販促制作のノウハウを活用してPOP作成します。
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販促POP(ポップ)とは?
販促POP(ポップ)とは POPとは「Point of Purchase advertising」の略で、おもに商品やサービスの補足説明や訴求をアピールするために用いられる。 |
販促POPは種類が非常に豊富です。消費者に多くの情報を伝えるため、店舗と消費者のコミュニケーションツールとも言えます。
消費者の印象に残る販促POPは、購買意欲を高めます。そのため、どのようなデザインにするのかはとても重要です。
なお、販促については下記の記事でまとめました。販促の種類や手法を解説していますので、ぜひご覧ください。
>>販促(販売促進)とは?意味から事例まで知っておくべき基礎知識を解説
販促POPの役割
販促POPは販促活動において、下記の役割をもちます。
- 商品の魅力を訴求
- 商品説明の補助
- 売り場のイメージアップ
- 購買意欲を刺激する
商品の魅力をアピールする一方で、重要なのは商品の機能をすべて伝えることではありません。商品を使用すると、消費者にとってどんないい変化があるのかを伝えることが大切です。
また、補足的な説明が書かれていれば、消費者へよりわかりやすく商品情報を伝えられます。
そして、販促POPは、売り場の演出にも役立ちます。華やかなPOPや動きのあるPOPを掲示すると、売り場の雰囲気は明るく華やかです。
店頭の販促POPは活用次第で、消費者をより惹きつけられます。POPの詳しい種類や用途については、下記の記事をご一読ください。
>>店頭POPの種類を総まとめ!来店客を惹きつける4つのコツとは?
販促に活用できるPOPの主な種類8つ
販促に活用できるPOPにはさまざまな種類がありますが、おもに使われるのは下記の8つです。
No. | 種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | のぼり | 店外に設置して通行人に告知する旗 |
2 | 販促バナースタンド | 足となるスタンドに旗を張る |
3 | ポスター | 壁面に貼って告知する印刷物 |
4 | タペストリー・フラッグ | スタンドに立て掛ける、または吊り下げる旗 |
5 | デジタルサイネージ | 大型ディスプレイのような電子看板 |
6 | トップボード・パネル | 小売店の陳列棚に設置される大きなPOP広告 |
7 | 電子POP | POP広告を電子化したもの |
8 | 卓上POP | 卓上に設置できるサイズのPOP広告 |
では、ひとつずつ解説します。
種類1.のぼり
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・店外に設置して通行人に告知する ・風にはためくので人目につきやすい |
設置場所の例 | ・店舗の周辺 ・道路脇 |
のぼりは、おもに店外に設置する旗で、通行人に訴求する役割を持ちます。風になびくため、人目につきやすいです。
多くの店舗で導入されており、高い集客効果が期待できます。ただし、屋外に設置するため、台風や大雪などの悪天候では狙った効果が期待できません。
なお、のぼりの作り方や成果を出すポイントは、下記の記事で紹介しています。小売店・飲食店向けにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
>>【小売・飲食店向け】のぼりの作り方を解説!成果を出す8つのポイントとは
種類2.販促バナースタンド
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・商品、サービスの販売促進 ・会場内の案内板代わり ・集客 |
設置場所の例 | ・店舗内の入り口 ・各コーナー |
販促バナースタンドは、自立する骨組みに旗を張ったものです。コンパクトに収納できるのが特徴で、持ち運びも簡単です。
商品やサービスの案内によく使われ、店舗やコーナーの入り口のようなさまざまな場所に設置されます。
また、下記のようにそれぞれ特徴があります。
- Iバナースタンド
- Xバナースタンド
- Lバナースタンド
- ロールアップバナースタンド
- 屋外用バナースタンド
なお下記の記事で、販促用バナースタンドの種類をまとめています。集客や売上につながるバナースタンド制作のポイントも紹介していますので、ぜひご覧ください。
>>販促用バナースタンドとは?種類や成果につなげる6つの制作ポイントを全解説
種類3.ポスター
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・イベント、セールの告知 ・認知度アップ |
設置場所の例 | ・店舗の入り口 ・掲示板 |
ポスターは、消費者の購買意欲を高めるために、さまざまな情報を載せた印刷物です。入り口や通路、階段など壁面にスペースがあればどこでも貼れます。
さらに簡単に制作できるため、下記のシーンでよく活用されています。
- キャンペーンの告知
- 新商品の紹介
- 店舗やイベント会場への誘導
- 展示会、イベントの開催を告知
- 広報
ただし、期間限定のキャンペーンの告知は、貼り替えるメンテナンスが必要です。
種類4.タペストリー・フラッグ
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・イベント、セールの告知 ・インテリア |
設置場所の例 | ・屋内外の壁 ・店舗の天井から吊り下げ |
タペストリーやフラッグは、垂れ幕のようなおもに布製の掲示物です。一般的には、イベントやセールの告知のために制作されます。
多くは店舗内に掲示されますが、大型の商業施設では大々的なキャンペーンを行う際に、屋外に掲示されます。
屋内で掲示される場合は、
- 壁掛け
- 天井から吊り下げ
の2通りあり、どちらも遠目から視認できるのが特徴です。
また、無機質な壁や柱を華やかにできる効果もあるので、インテリアとして活用するのもおすすめです。
種類5.デジタルサイネージ
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・イベント、セールの告知 ・天気やニュースなどの情報提供 |
設置場所の例 | ・エントランス ・待合室 ・駐車場 |
デジタルサイネージは、さまざまな情報を表示できる端末で、電子看板と言われます。表示される情報は設置された場所ごとに異なり、
- セール情報
- 商品の紹介
- 天気
- 路線図
など、特に制限はありません。
見た目は大型のディスプレイで、ショッピングモールや駅など人が多く集まる場所で見られます。
表示する内容は、外部メモリやインターネットを利用して簡単に変更できるため、全国展開している企業でも統一感のある情報発信が可能です。
種類6.トップボード・パネル
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・イベント、セールの告知 ・商品のPR |
設置場所の例 | ・什器の上部 |
トップボードやパネルは、什器に設置される大きなPOPです。大きいPOPなので、及ぶ範囲は一部の商品に限定されず、什器全体に効果があります。
比較的遠目からでも把握できるので、入店してすぐ目に入る什器へ設置すると消費者の目を惹きつけられます。
なお、トップボードについて下記の記事でまとめました。トップボードの作り方や作成のポイントを紹介しているので、ぜひご覧ください。
>>トップボードとは?種類・作り方から失敗しない4つの作成ポイントまで解説
種類7.電子POP
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・イベント、セールの告知 ・商品のPR |
設置場所の例 | ・什器 |
電子POPは、POPを電子化したもので、外部メディアに保存された動画データを再生します。目的は通常のPOPと同様ですが、動画を用いるため情報量は多いです。
また、商品の説明をする動画を再生すれば、スタッフがその場にいなくても消費者にPRできます。人件費の削減につながり、効率的な販促活動が可能です。
なお、下記の記事では電子POPのメリットやデメリットを紹介しています。電子POPを選ぶ際のポイントもわかるので、ご一読ください。
>>電子POPとは?デジタルサイネージとの違いや6つの選定ポイントを紹介!
種類8.卓上POP
項目 | 詳細 |
---|---|
役割・効果 | ・商品のPR ・キャンペーンの告知 ・SNSなどの紹介 |
設置場所の例 | ・テーブル ・レジカウンター |
卓上POPは、台の上に置く小さなPOPです。飲食店のテーブルのように、消費者がゆっくりと時間を過ごす場所などで活用されます。
新商品のPRやSNSのフォローが訴求されていることもあります。卓上POPは自立するのが特徴で、種類は下記の通りです。
- 三角柱型
- スタンド型
- 四角錐型
なお、卓上POPについて下記の記事で紹介しています。作り方や運用するうえで重要なポイントを紹介しているので、ぜひご一読ください。
>>卓上ポップの作り方│収益性を最大限にアップさせる4つのポイントも紹介
消費者を惹きつけるPOP制作のポイント4つ
POP制作において、消費者を惹きつけるポイントは下記の4つです。
- 目的・ターゲットに合わせて訴求を決める
- 得られる効果が具体的にわかるキャッチコピーにする
- 写真やイラストを用いて伝わりやすいデザインにする
- 季節・イベントやトレンドを取り入れた内容を考える
では、ひとつずつ解説します。
ポイント1.目的・ターゲットに合わせて訴求を決める
まずは、目的・ターゲットを明確にしましょう。「誰に」「どんな目的で」伝えるのかが不明瞭だと、消費者にはメッセージが伝わりません。
目的の例には下記があります。
- イベントやセールを告知する
- 商品の具体的な説明を記載する
目的を決めたら、次にターゲットも決めます。
ターゲットの性別や年齢など、人物像を具体的にすることで、より刺さりやすいPOP作成に役立ちます。
なお、ひとつのPOPに含めるメッセージは、少なめにしましょう。
あまり多く入れすぎると、何が言いたいのかわからないPOPになり、消費者に刺さらなくなってしまいます。
情報を厳選して、的確に伝えることがポイントです。
ポイント2.得られる効果が具体的にわかるキャッチコピーにする
目的とターゲットが決まれば、消費者にとってわかりやすいキャッチコピーを考えましょう。キャッチコピーを考える際、消費にとっての良い変化(ベネフィット)を考えなくてはなりません。
たとえば、風量が強いドライヤーであれば、「髪が早く乾いて時短できる」といった内容です。商品の機能をそのまま書くのではなく、消費者がどうなるかを具体的に記載しましょう。
なお、下記の記事で具体的なキャッチコピーをまとめました。消費者の心をつかむポイントも紹介しているので、参考にしてください。
>>売れるPOPのキャッチコピー12選│顧客の心をつかむ唯一のポイントも解説
ポイント3.写真やイラストを用いて伝わりやすいデザインにする
POPのデザインでは伝わりやすさが重要です。そのため、写真やイラストを用いるのがおすすめです。
どんなにいいキャッチコピーでも、文字ばかりだと消費者へ伝わりにくくなってしまいます。
たとえば、新聞のように文字がビッシリと書かれた紙面より、折込チラシのイラストが心に残った経験はありませんか?
POPの大きさにもよりますが、できるだけ写真やイラストを活用しましょう。
また、POPのデザインを制作するならツール選びも大切です。下記の記事でおすすめのツールを紹介しているので、参考にしてください。
>>【厳選】POPのデザイン・クリエイティブ制作におすすめツール12選
ポイント4.季節・イベントやトレンドを取り入れた内容を考える
店頭のPOPをデザインする際、季節・イベントやトレンドを取り入れましょう。期間限定で使用されるPOPは、季節感やトレンドがあると消費者を惹きつけられるからです。
たとえば、夏に使うPOPなら海や空をイメージした青を使い、涼しげなキャッチコピーを考えます。
また、流行りの商品を拡販するのなら、「今話題の」といったキャッチコピーがいいかもしれません。
季節・イベントを意識したクリエイティブは、来店した消費者の目を引きます。また、話題のトレンドを取り入れることで、SNSでの拡散も期待できます。
消費者の目を引く販促POPを制作するなら「アイポプ」がおすすめ
消費者の目を引くPOPを制作なら、POP作成サービス「アイポプ」がおすすめです。
アイポプは、AIがSNSから消費者のニーズを分析するので、今まで思いつかなかったようなデザインが可能です。
SNSは消費者の生の意見があふれており、バイアスのかかっていないニーズをつかみやすい媒体です。
消費者のニーズを取り入れた販促POPを制作することで、売り場のファンを増加する期待ができます。
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映えるPOPを活用して販促に役立てよう
<本記事のまとめ> ・販促POPは店内に掲示される印刷物のこと ・購買意欲を高める役割がある ・消費者のニーズを取り入れた訴求がポイント |
店頭のPOPは消費者の目を引くクリエイティブが重要です。消費者に興味を持ってもらえなければ、購買意欲を高められず役割を果たせません。
消費者の欲求をくすぐるような映えるPOPを活用して、販促に役立てましょう。
なお、映えるPOPを制作なら、POP作成サービス「アイポプ」がおすすめです。アイポプは、AIが消費者のニーズを自動で分析します。
バックグラウンドをもとに消費者の欲求を刺激するクリエイティブ制作ができるため、集客や売上アップが期待できます。
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