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「レジ周りのPOPはどんなアイテムがおすすめ?」と考えることはありませんか?
店頭は来店客がその場ですぐに商品を手にできるため、効果的なPOPを活用して購入の後押しをすることが重要です。
本記事では、レジ周りにおすすめのPOPをまとめました。実際の活用例も紹介するので、売上アップを目指すためにもぜひご一読ください。
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店頭販促においてレジ周りでPOP活用が重要な理由
総務省によると、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響でEC市場が世界規模で変化し、前年比19.5%増えました。
スマートフォンの世帯所有率が88.6%である日本でも、たくさんの人がECサイトを利用しています。
以上からはEC市場が主流のように感じますが、実は店頭でも購入が劇的に減少しているわけではありません。
2021年の消費者庁の発表では、消費者が商品・サービスの購入を検討する際に最も重視しているのは「店頭・店員(38.3%)」でした。
一方、オンラインで集客する媒体は「公式サイト(21.1%)」「SNSでのクチコミ・評価(20.3%)」なので、店頭・店員より約18%少ない結果です。
以上のように、世界的にEC市場が拡大している一方で、消費者は店頭に関心を寄せているため、店頭での販促は重要と考えられます。
POP活用で期待できる4つの販促効果
POP活用で期待できる4つの販促効果
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POPの活用で期待できる販促効果には、上記の4つがあります。
一般的に、店頭はスタッフがいるものの、来店客の一人ひとりにつきっきりで接客できるわけではありません。
ほとんどの場合、来店客が自分で陳列棚から商品を探します。
そんなときにPOPで商品の魅力を伝えられれば、スタッフがいなくても商品説明のサポートが可能です。
結果的に、来店客が購入するメリットを見つけられるので、購入へとつながります。なお、POPの効果は以下でも解説していますので、あわせて参考にしてください。
店舗のレジ周りで購買意欲の刺激に有効な販促物13選
NO | 販促物の種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | 卓上POP・卓上ミニのぼり | プライスカードや商品案内などを記す自立型のPOP |
2 | カウンターステッカー | カウンターに貼るステッカー |
3 | ポスター | レジ奥や横の壁面に貼り付ける貼り紙 |
4 | レジ前什器 | レジ前に設置する小型の什器 |
5 | レジ横ハンガー什器 | レジ横に吊り下げて設置する什器 |
6 | スイングPOP | ゆらゆらと動きのあるPOP |
7 | POPスタンド | ポップを取りつけられる卓上スタンド |
8 | リーフレットケース | 三つ(四つ)折りのチラシを陳列するケース |
9 | 卓上フック | 卓上に置いて商品を引っ掛けるフック |
10 | ネット用フック | 金属ネットに取り付けて商品を陳列するフック |
11 | レジ袋ストッパー | レジ袋をストックしておくストッカー |
12 | クリップパーツ | POPをはさんでクリップで設置するパーツ |
13 | 電子モニター | 電子化したPOP広告を、映像で訴求するモニター |
店舗のレジ周りで購買意欲を刺激できる主な販促物として、上記があげられます。
アイテムの種類は、卓上に置けるものから壁に貼り付けるポスターまでさまざまです。
例えば以下の卓上POPをレジ横に置いて、キャンペーン・クーポン情報の共有や支払い方法の案内ができます。
>>卓上POPについて詳しく見る<<
さらに、下記のようにスイングPOPでポイント会員への登録を促せば、リピーターの獲得を目指せます。
>>スイングPOPについて詳しく見る<<
店内でもレジ周りは、購買の意思を持つ来店客がいるポイントです。
来店客の気持ちに合わせて店舗の魅力を訴求し、購入へつなげましょう。
なお、レジ周りに効果的な販促物の詳細は以下で紹介していますので、合わせてご一読ください。
もし、どの販促物を活用すればいいかわからない場合は、プロへの相談がおすすめです。
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相談は無料なので、お気軽に販促相談員へお問い合わせください。
店舗のレジ周りにPOPを活用した事例7選
No. | 店舗の種類 | POP・販促物の例 |
---|---|---|
1 | ドラッグストア | |
2 | スーパーマーケット | |
3 | コンビニエンスストア | |
4 | アパレル | |
5 | 飲食店(テイクアウト) | |
6 | コーヒーショップ | |
7 | 家電量販店 |
ここで、店舗のレジ周りにPOPを活用した事例を上記の7つを紹介します。では、それぞれ見ていきましょう。
事例1.ドラッグストア
1つ目は、ウエルシアホールディングス株式会社の事例です。
調剤薬局とドラッグストアを併設する「ウエルシア」では商品施策=MD(マーチャンダイジング)に力を入れています。
全国に展開しているため、地域によって特性や来店客の属性が異なり、すべての店舗で足並みを揃えることの難しさを感じていました。
そこで、6割を本社で完成させ、残りの4割を店舗で柔軟に調整ができるよう、MDの仕組み化に取り組みます。
そこで、活躍しているのが以下のようなポスターなどのPOPです。
>>ポスターについて詳しく見てみる<<
定番のPOPでも複数を組み合わせることで、「限定商品」「セール品」や「ポイントアップ」などの情報をよりわかりやすく伝えられます。
本部が用意した販促物を使って、店舗スタッフが柔軟に売り場を改善することで、地域に寄り添った販促をおこなった事例です。
事例2.スーパーマーケット
次に、スーパーマーケットを運営するイオンリテール株式会社が、スマートフォンを使って買い物体験「レジゴー」を提供した事例です。
まずは、来店客のスマートフォンや貸出端末などを使い、買い物をしながら商品のバーコードをスキャンします。
会計時はスマートフォンに表示されるQRコードを精算機に読み込ませるだけです。
レジ待ちの解消をするため開発された仕組みですが、買い物をしながら商品バーコードを読み込むためセルフレジとは違った体験ができます。
ここで重要なのは、来店客が新しい体験を楽しめる工夫をすることです。
新しい体験を楽しむためには、販促物で操作方法や困ったときの対応などをわかりやすく伝え「失敗したらどうしよう」という心理的なハードルを下げる必要があります。
例えば、以下のような卓上POPはセルフレジの使い方を説明するアイテムとして役立ちます。
>>卓上POPについて詳しく見てみる<<
ステッカーや卓上POPスタンドなどを活用し、来店客が安心して買い物できるよう情報を伝えましょう。
事例3.コンビニエンスストア
ここで、株式会社ファミリーマートの事例を紹介します。
同社とデジタルサイネージ・メディアを運営している株式会社ゲート・ワンは、店舗のレジ上にデジタルサイネージを設置しました。
デジタルサイネージとは、電子看板のことです。
通信機能を持つため、専用スタッフがその場にいなくても配信する動画を変えられます。
動画にあわせて什器でおすすめ商品を陳列したり、ステッカーでキャンペーンを紹介することで、来店客によりたくさんの情報を伝えられます。
なお、以下のようにセルフレジの存在をわかりやすく伝えることも、POPでおこなえます。
箸・スプーンやレジ袋などをまとめてならべるときにも、販促物の活用は効果的です。
コンビニエンスストアは、子どもから年配者までさまざまな人が来店するため、販促物を使って利用しやすい環境を作りましょう。
事例4.アパレル
アパレル店においても、販促物の活用は重要です。
ブランドのコンセプトをわかりやすく伝え、消費者に共感してもらわないと購入につなげることが難しいためです。
そのため、前述のドラッグストアで紹介した商品施策=MD(マーチャンダイジング)が求められます。
ブランドの世界観を壊さないようにするため、下記の画像のように、ときにはレジ周りをすっきりさせる工夫が必要です。
ですが、販促物を何も使わないのではなく、引き立たせるポイントを厳選することが重要です。
例えば、レジ周辺に以下のような卓上フック什器を設置し、会計中にアクセサリーやキーホルダーなどの小物類を提案できるような接客の補助としての活用も効果的です。
ブランドのファンを増やせるよう、コンセプトに合わせて活用しましょう。
事例5.飲食店(テイクアウト)
次は、テイクアウトに対応する飲食店の事例を紹介します。
横浜にある老舗の牛鍋屋(ぎゅうなべや)「荒井屋」では、オーダーや会計を管理できるシステムを導入しています。
スタッフがスムーズに注文を受けるレジ周りには、リーフレットや商品POPなどで店舗やメニュー情報を提供しました。
テイクアウトは、通りがかった人が気軽に立ち寄れることがポイントです。
メニューがわかりにくかったり会計に時間がかかったりしてしまうと、立ち寄ることをためらってしまいます。
販促物でメニュー内容や店舗の情報を伝え、気軽に買い物ができる窓口を作りましょう。
なお、レジ周りにリーフレットを置きたい場合には、以下のようなリーフレットケースが役立ちます。
その他、テイクアウト店舗に役立つPOPは、以下をあわせて参考にしてください。
事例6.コーヒーショップ
ここで、テイクアウトできる飲食店の1つ、タリーズコーヒージャパン株式会社の事例を見ていきます。
同社は、省人化・無人決済店舗システムを提供する株式会社TOUCH TO GOのシステムを活用し、注文・会計をセルフ形式でおこなえる店舗を出店しました。
コーヒーを自分で注文できるスタイルは、来店客にとって新しい体験です。
一方、スタッフは他の作業を進められるので、業務の効率化につながります。
セルフ形式はメリットがたくさんある一方、すべての人が馴染みのあるスタイルではないため、顧客にとってわかりやすい案内が必要です。
もし注文方法がわからなければスタッフの説明が必要になり、意図した効率化を実現できません。
そこで、セルフ注文の補足説明や案内に活用できる販促物として、以下のようなデジタルサイネージが役立ちます。
動画でたくさんの情報を共有できるので、初めて利用する人の不安を払拭できます。
販促物を活用し、スタッフが説明しなくても誰でも進められるような情報を提供しましょう。
事例7.家電量販店
7つ目は、家電量販店の事例を紹介します。
消費者がスマートフォンで事前に価格を調べられる家電は、価格競争が激しいジャンルです。
メーカーが製作した商品はどこで買っても性能に変わりがないため、店舗独自の魅力を伝えなければなりません。
2020年、新型コロナウイルスの感染症対策として「緊急事態宣言」が発令された後は、以下のように飛沫防止する対策をし、安全対策をしていることを伝える必要がありました。
また、自店舗のリピーターを増やすため、独自の会員制度・保証制度などを用意し、購入時に共有する施策もおこなわれています。
一方、定期的に店舗に来てくれる人には、POPでの商品提案がポイントです。
例えば、レジ周辺に以下のようなラックを設置し、おすすめ商品の提案をおこないます。
顧客が自分にメリットがある商品だと判断してもらえれば、ついで買いの期待ができます。
「あの店なら必要なものがそろって安心」と言ってもらえるよう、販促物をぜひ活用してみてください。
なお、自店舗ではレジ周りにどのようなPOPを設置すればいいのか迷っているなら、プロに相談するのがおすすめです。
販促特化型マッチングサイト「ハンソクエスト」では、100社を超える企業のノウハウを踏まえ、レジ周りに最適なPOPを提案します。
相談は無料なので、ぜひ販促相談員へお問い合わせください。
レジ周りのPOP製作で販促効果を最大化する3つのコツ
レジ周りのPOP製作で販促効果を最大化する3つのコツ
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レジ周りのPOP製作で販促効果をアップするには、上記3つのコツがあります。
では、それぞれ見ていきましょう。
コツ1.クリエイティブにイラストや写真を活用する
1つ目は、POPのクリエイティブにイラストや写真などを活用することです。
画像は、言葉を並べて説明しなくても一目見れば内容がわかる情報の共有ができます。
例えば以下の画像は、何を指しているのか知らなくてもある程度のイメージが可能です。
一目でメッセージを共有できれば、レジ周りを通りがかった来店客にも訴求できます。
できるだけ考えなくても伝えたいメッセージを伝えられるよう、イラストや写真を使ってみましょう。
コツ2.季節イベントや最新トレンドを取り入れる
POPには季節のイベントや最新のトレンドを取り入れましょう。
商品を知らない来店客から、興味を持ってもらうきっかけを作れます。
例えばバレンタインデーであれば、ペア割キャンペーンを企画し「ふたりで食べれば2倍おいしくなる」などのキャッチコピーを添えて、陳列棚やポスターやスイングPOPなどで訴求するイメージです。
もちろん、割引キャンペーンを企画するだけでも興味を持ってもらうことはできます。
ですがイベントと紐付けることで、購入した人にどんな変化があるのか具体的にイメージできるようになります。
購買につなげるには、来店客に自分ごとと捉えてもらわなければなりません。
より具体的にイメージできるよう、こちらの販促物のような季節イベントや最新トレンドを取り入れましょう。
なお、バレンタインデーの販促アイデアは以下で紹介しています。
約1万件のSNSを分析した結果をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
コツ3.複数の販促物を一緒に設置する
複数の販促物を一緒に活用することもコツの1つです。
アイテムによって、訴求できるターゲットや得られる効果が違うからです。
レジ前の棚に貼り付けるポスターなら、通路の先で商品を探している来店客の目に入ります。
おすすめの商品やキャンペーンを訴求すれば、紹介した商品を手にしてくれるかもしれません。
一方、会計をしているレジ横なら、少し時間を持て余しながら会計を待っている人が、ポイント会員への登録案内を読んでくれる期待ができます。
販促物は、ターゲットの気持ちに寄り添って製作・設置することが重要です。
よりメッセージに興味を持ってもらえるよう、いろいろなアイテムを活用しましょう。
レジ周りの来店客に訴求できるPOPを製作しよう
消費者庁の調査によると、消費者の多くは店頭で得た情報をもとに購入を決めています。
そのため、すでに購入する意思を持っているレジ周りの来店客には、POPでの訴求が重要です。
購買へつなげるために、ターゲットに合わせてクリエイティブを考え、販促物を製作しましょう。
なお、店頭販促をより強化したいなら、販促物の知識を持つ専門家への相談も1つの方法です。
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「どのPOPを設置したらいいかわからない」という場合でも、100社以上のノウハウをもとに無料でアイデアを提供しますので、以下よりご相談ください。
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