「4月の販促に効果的な販促は何があるのだろう?」と考えることはありませんか?
2021年に発表された総務省の調査によると、4月は教育費と交通費の支出が年間でもっとも多い月です。
教育費は学校などの授業料や納付金、交通費は定期券の購入費などが内訳として考えられます。
以上のように、多くの消費者に生活環境の変化が生じていることが数値からも分析できるため、4月は販促のチャンスといえます。
本記事では、4月の販促アイデアを紹介します。
消費者を惹きつけて、業績をアップさせるためにもぜひご一読ください。
なお、新しい販促アイデアを探すのであれば、AIレポートサービス「タグボイス」がおすすめです。
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興味がおありでしたら、ぜひ下記から詳細をご覧ください。
4月の販促に活用できる行事・記念日
時期 | 行事・記念日の例 |
---|---|
第1週 (4/1) |
エイプリルフール、省エネルギーの日 |
第2週 (4/2〜4/8) |
国際子どもの本の日(2日)、輸入洋酒の日(3日)、オープンカーの日(5日)、清明(5日)、花まつり(8日)、おみやげ感謝デー(8日)、イースター(9日) |
第3週 (4/9〜4/15) |
パンの記念日(12日)、オレンジデー(14日)、いちご大福の日(15日)、京和装小物の日(15日) |
第4週 (4/16〜4/22) |
土用(4/17)、なすび記念日(17日)、よい歯の日(18日)、穀雨(20日)、郵政記念日(20日)、道の駅の日(22日)、地球の日(22日) |
第5週 (4/23〜4/30) |
サン・ジョルディの日(23日)、子ども読書の日(23日)、初任給の日(25日)、よい風呂の日(26日)、昭和の日(29日)、タオルの日(29日) |
第6週 (4/30) |
図書館記念日、そばの日、みその日 |
4月の主な行事やイベントは、上記の表のとおりさまざまなイベントや記念日があります。
冒頭でお伝えしたように、新生活のスタートはもちろん、お花見・ゴールデンウィークなども例としてあげられます。
提案の際は、客層や立地に合わせることも大切です。
例えば、近くにお花見スポットがあるスーパーマーケットの場合、桜の時期に合わせて売場をつくれば、消費者の興味を引きやすくなります。
販売している商品と関係のある行事や記念日にあわせた販促を考えましょう。
なお、販促カレンダーに関しては以下で詳しく紹介しているので、ぜひご一読ください。
4月におすすめの販促アイデア10選
4月に効果的な販促アイデア10選
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4月に効果的な販促アイデアを、上記のとおり10つ紹介します。
順番に見ていきましょう。
アイデア1.チラシ
まず紹介するのは、チラシによるキャンペーンの告知です。
ロイヤルネットワーク株式会社が運営するクリーニング店では「春の大感謝セール」を開催しました。
税込1,100円以上の利用で景品が受け取れるキャンペーンです。
このように、一定の金額の商品の購入やサービスの利用を促せば、消費者の単価アップを狙えます。
なお、チラシやフライヤーを下記で紹介していますので、ぜひご覧ください。
アイデア2.ポスター
花まつりの時期に合わせてキャンペーンを実施し、ポスターで宣伝する方法もあります。
春限定のパッケージで商品を販売したアサヒビール株式会社では、桜をモチーフにしたビジュアルを制作しました。
なお、Twitterのフォロー&リツイート企画も実施し、投稿は7,300件ほど拡散されています。
ポスターをはじめとした壁面POPは、下記で一覧を紹介していますので、あわせてご覧ください。
アイデア3.卓上POP
日本タオル卸商連合会では、タオルの日(4月29日)にちなんでSNSキャンペーンを実施しました。
店頭でキャンペーンを実施する場合、ポスターや卓上POPなどで告知ができます。
スーパーでは、レジ横やサッカー台などの狭いスペースでも、キャンペーン参加を呼びかけることが可能です。
なお、卓上POPにはいくつか種類がありますので、設置を考えている方は下記からご覧ください。
アイデア4.スイングPOP
4月25日は「初任給の日」です。新入社員のなかには、初めて受け取った給料で「身近な人にプレゼントをしよう」と考える人もいます。
そのため、初任給で購入するプレゼントとして、自社の商品やサービスを訴求するのも一案です。
例えば、株式会社おやつカンパニーでは、生まれた時の体重と同じ重さの商品を贈るキャンペーンを実施しました。
このようなユニークなキャンペーンを企画すれば、消費者の興味を引ける可能性があります。
なお、売り場では商品POPと合わせてスイングPOPなどの活用が可能です。少し変わった企画をスイングPOPでさらに目立たせましょう。
アイデア5.トップボード
トップボードや桜の飾りなどで売場をつくる方法もあります。
株式会社ジェイアールサービスネット広島のお土産店では、小さいトップボードを活用して春に合わせた売場を展開しました。
スーパーであれば商品棚が多いため、エンド棚と呼ばれる商品棚の端にトップボードを設置できます。
春の行楽にぴったりな商品のコーナーをつくるなど、イベントや記念日に合わせたトップボードを利用しましょう。
アイデア6.吊り下げPOP
株式会社クリエイティブプレイスが運営する居酒屋では、店内でお花見を楽しんでもらえる装飾をしました。
2020年から発生した感染症の影響で、思うようなお花見ができない状態が続いたために、実施されたキャンペーンです。
飲食店に限らず、スーパーでも桜の飾りやPOPなどで店内の雰囲気を盛り上げることは可能です。売場の印象が変わるので、リピーターの方にも買い物を楽しんでもらえます。
なお、桜の飾り以外にも天井を活用できるPOPとして、吊り下げPOPがあります。活用をお考えの方は、下記から詳細をご覧ください。
アイデア7.クーポン
4月にはイースター(復活祭)もあります。イースターとは、イエス・キリストの復活を祝うイベントです。なお、卵はイースターのモチーフになっています。
さいとう製菓株式会社では、卵にちなんだお菓子を販売しており、イースターに合わせてクーポンを配布しました。
税込1,050円を購入するたびに190円のクーポンを配布し、リピーター獲得を狙いました。
なお、来店数を増加させたいなら、DMでクーポンを送ることもひとつの方法です。
アイデア8.冊子
スーパーを運営する株式会社バローでは、無料で冊子を配布しています。
プライベートブランド商品を使ったレシピを掲載しており、店頭に設置されると、すぐになくなるほど人気の冊子です。
なお、4月にレシピの冊子を製作するのであれば、次のようなレシピを掲載できます。
- 新入学のお祝いにおすすめのレシピ
- 春の野菜を使ったレシピ
もしフリーペーパーの製作をお考えでしたら、下記で冊子を紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイデア9.看板
店頭で使っている看板を春仕様にして売場を盛り上げることもできます。
株式会社IDOMが展開する中古車の販売店では、店頭に設置している看板を春らしいデザインに書き換えました。
目を引くデザインの看板に、セール情報やおすすめの商品などを記載すれば、入店や商品の購入が期待できます。
なお、手書きが苦手でもプロにデザインを任せられる看板があります。看板を販促アイテムとして取り入れたい方は、下記から詳細をご覧ください。
アイデア10.ノベルティ
ノベルティの活用もひとつの手段です。子ども服のブランドを展開するアランチヲネ株式会社では、ノベルティとしてブランドのイラストを使った絆創膏を製作しました。
スーパーでも、ノベルティキャンペーンは効果的です。
一定金額の購入でノベルティがもらえるなら、指定の金額に到達するため、商品を追加で購入してもらいやすくなります。
また、特定商品の購入でノベルティを贈れば、販売を強化したい商品の売上アップにつなげることも可能です。
もし具体的なノベルティを知りたい方は、下記からノベルティの一覧をご覧ください。
生活者を惹きつける販促で4月の業績をアップさせよう
4月は新生活のスタートやお花見といったイベントや、さまざまな記念日があります。
スーパーの売上アップを図るのであれば、イベントや記念日に関係した販促を展開して、消費者の購買意欲をかき立てましょう。
なお、新しい販促アイデアを探すのであれば、AIレポートサービス「タグボイス」がおすすめです。
AIがInstagramのハッシュタグを自動で分析するので、これまで想定していなかったニーズを発見できます。
興味がおありでしたら、ぜひ下記から詳細をご覧ください。
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