POP・ポップは、販売促進に重要なアイテムです。
ですが、どのような種類があり、どのような基準で選べば自社の目的を達成できるのかわからず、悩む担当者は少なくありません。
そこで本記事では、販売促進におすすめのPOPを16種類まとめました。
「ぴったりのPOPを見つけたい」という場合、ぜひ参考にしてください。
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販売促進におすすめのPOP16選
No. | 種類 | 概要 |
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1 | 商品POP | 陳列棚に設置したり、商品に貼り付けたりするPOP |
2 | 棚帯POP・仕切りPOP | 棚に設置する帯状や仕切りのあるPOP |
3 | 卓上POP | 卓上に設置する自立型のPOP |
4 | 音声POP・ムービングPOP | 人の動きを検知して音声を流したり、動いたりするPOP |
5 | 電子モニター | 液晶モニターなどに映像を流すモニター |
6 | デジタルサイネージ | ディスプレイを用いて情報を発信する電子看板 |
7 | ステッカー | 壁面や窓などに貼るシール |
8 | トップボード | 陳列棚の上部に設置する大きめの発泡ボード |
9 | ポスター | 壁面に掲載するはり紙 |
10 | タペストリー・フラッグ | 壁に貼ったり、天井から吊るしたりする旗 |
11 | 什器 | 商品を陳列するための棚やショーケースなど |
12 | 等身大パネル | 実物と同じサイズのパネル |
13 | 販促バナースタンド | 看板のように活用できる自立式の旗や幕 |
14 | のぼり | 縦に長い布に棒をくくり付けた旗 |
15 | チラシ | 商品やキャンペーン情報などを印字した紙 |
16 | パンフレット・リーフレット | 商品やキャンペーン情報などをまとめた小冊子 |
ここで、販売促進のためにメーカーが作成するPOPを、上記の16種類紹介します。
では、それぞれ見ていきましょう。
種類1.商品POP
>>商品POPについて詳しく見てみる<<
概要 |
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活用例 |
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まず紹介するのは、商品のすぐ近くに設置する商品POPです。
陳列棚のレールにはめ込んだり商品そのものに貼り付けたりして、商品の価格や特徴などの説明をします。
上記のようにさまざまな種類があり、素材・形もオリジナルで製作できます。
種類2.棚帯POP・仕切りPOP
概要 |
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活用例 |
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陳列棚のレールにはめ込む横長のPOPを「棚帯POP」、ブックエンドのように設置するPOPを「仕切りPOP」と呼びます。
棚帯はレールにはめ込むため幅はそこまで広くないものの、長さがあるので陳列棚の印象が変わります。
また、どこからどこまでが目当ての商品か判断しやすくなるよう、横からでも見える仕切りPOPの活用もおすすめです。
なお、来店客を惹きつける売り場づくりのノウハウを以下の記事でまとめていますので、あわせてご一読ください。
種類3.卓上POP
>>卓上POPについて詳しく見てみる<<
概要 |
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活用例 |
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卓上POPは、その名のとおり卓上に設置できる自立式のPOPです。
主に以下の3種類があります。
- 三角柱型(三角立体型)
- テーブルテント型
- 四角錐型(ピラミッド型)
コンパクトなので、レジ横・サッカー台や化粧室など、店舗内のさまざまな場所で活用できます。
なお、卓上POPの作り方については以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
種類4.音声POP・ムービングPOP
>>音声POPについて詳しく見てみる<<
概要 |
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活用例 |
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音声で訴求できるPOPとして、音声POPがあります。
耳から情報を伝えられるので、来店客が目にしていない商品でもアピールが可能です。
また、動くPOPとして以下のムービングPOPがあります。
動きで視線を集められるため、自社商品が置かれた棚の前で足を止めてもらえる期待ができます。
種類5.電子モニター
概要 |
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活用例 |
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電子モニターは、小型のモニターから画像や動画などを配信するPOPです。
テキストのPOPより伝える情報量を増やせるので、店舗スタッフの代わりに商品の説明や活用方法などをアピールできます。
一般的に陳列棚には、マグネットスタンドやクリップなどで設置できるコンパクトなサイズを設置します。
なお、以下の記事で仕組みやサイズなどを解説していますので、あわせてご一読ください。
種類6.デジタルサイネージ
概要 |
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活用例 |
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電子POPのように映像を配信するPOPの1つとして、大型のディスプレイを用いるデジタルサイネージがあります。
機種によって遠隔から操作できるため、配信時間や閲覧者に合わせたコンテンツの出し分けが可能です。
さらに、タッチパネルであれば、どのような人がどのようなコンテンツを見ているのか収集できる点もメリットです。
デジタルサイネージの詳細については以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
種類7.ステッカー
概要 |
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活用例 |
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手軽に取り入れられるPOPとして、ステッカーがあります。
ウインドウステッカーとも呼ばれ、その名のとおり窓ガラスや扉などに貼りつけるシールを指します。
ガラスだけでなく、陳列棚からレジ・サッカー台やカウンターなど、場所を選ばず活用可能です。
シールを貼り付けるだけなので、簡単に設置できる点がメリットです。
POP選びでお悩みの方へ |
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種類8.トップボード
概要 |
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活用例 |
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次に紹介するのは、スーパーやドラッグストアなどの陳列棚に設置されているトップボードです。
スチレンボードやダンボール・厚紙で作られた大きなボードで、陳列棚の上部のように高い場所へ設置します。
店内で活用する他のPOPよりサイズが大きいため、来店客が見つけやすく、棚全体のアピールをおこなえます。
以下の記事でトップボードの詳細を解説しているので、あわせて参考にしてください。
種類9.ポスター
>>ポスターについて詳しく見てみる<<
概要 |
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活用例 |
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ポスターは、商品・サービス購入のきっかけをつくる販促アイテムとして役立ちます。
用途は、以下のように多岐にわたります。
- 商品紹介
- イベント告知
- メニュー看板
- 説明パネルなど
サイズやデザインにこだわるだけでなく、商品イメージと素材を合わせることも重要です。
印字した文字や写真などが映える素材を選ぶだけでなく、窓からの紫外線や照明などの影響を受け劣化への配慮もしなければなりません。
販促用ポスターの基礎知識について以下の記事で紹介していますので、あわせてご一読ください。
種類10.タペストリー・フラッグ
概要 |
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活用例 |
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タペストリー・フラッグとは、壁面や天井などから紐で吊るして掲示する布のことです。
長方形タイプは、ポスターサイズから壁一面を覆うサイズまで種類が豊富です。
また、装飾品として天井から吊り下げる小さなサイズもあります。
コンパクトに折り畳めるため保管がしやすいアイテムです。
種類11.什器
>>什器について詳しく見てみる<<
概要 |
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活用例 |
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販売促進に用いる什器は、店内で活用する陳列・設置するための器具全般を指します。
スチール・アルミなど金属製のものから、以下のような再生紙でできたエコタイプまでさまざまです。
什器を販促に活用する目的は、以下の3つです。
- 商品の置き場を確保する
- 商品の魅力を引き立てる
- 商品の売上アップに貢献する
以下の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
種類12.等身大パネル
概要 |
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活用例 |
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次は、等身大パネルを紹介します。
人物・マスコットキャラクター・自社のプロダクト(製品)など、実物と同じサイズのパネルを設置し、宣伝のために活用します。
存在感があるので、インパクトのある展示をしたいときにおすすめです。
ただ、キャラクターを用いる場合は著作権に配慮する必要があり、注意点がいくつかあります。
以下の記事で基礎知識をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
種類13.販促用バナー
概要 |
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活用例 |
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等身大パネルのように大きなサイズの販促アイテムの1つに、販促用バナーがあります。
スタンドに、大人の身長ほどの高さがある布製の旗を設置するので、簡単に組み立てられる点がメリットです。
スタンドがあれば旗を入れ替えられるため、目的に合わせて訴求を変えることが可能です。
制作のポイントを以下で解説していますので、あわせてご一読ください。
種類14.のぼり
>>のぼりについて詳しく見てみる<<
概要 |
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活用例 |
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販促用バナーのように布製の旗を使った販促アイテムとして、のぼりを紹介します。
用いる布の種類はいくつかありますが、薄くて軽いポンジーが一般的です。
ただ、長期的な使用には向かないため、トロピカル・トロマットのような厚みのある素材を使うケースがあります。
素材の詳細や作り方を以下で解説していますので、ぜひご一読ください。
種類15.チラシ
>>チラシについて詳しく見てみる<<
概要 |
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活用例 |
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商品の認知や購入のきっかけ作りに活用するのが、チラシです。
チラシの種類には、以下の5つがあります。
- 新聞折込チラシ :新聞に折り込む
- フリーペーパー折込チラシ :フリーペーパーに折り込む
- ポスティングチラシ :個人のポストへ配布する
- 同封同梱広告 :会員誌・通販カタログ誌などと同封して送付する
- 街頭・店舗で配布するチラシ :スタッフが配布するか、設置場所から自由に持ち帰る
デザインスキルに自信がなくても、無料ツールで簡単にクリエイティブを作れるので、他の販促アイテムに比べて自作しやすい手軽さがあります。
一方、販促効果を得るには抑えておくべきコツがいくつかあります。
「がんばって作ったけれど思った効果が得られなかった」とならないよう、以下の記事でコツを解説していますので、ぜひあわせて参考にしてください。
種類16.パンフレット・リーフレット
概要 |
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活用例 |
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最後に紹介するのは、パンフレット・リーフレットです。
主に、以下3つの種類があります。
- 中綴じパンフレット:背表紙のない小冊子
- 折りパンフレット:1枚の印刷物に2つ折り加工を施したもの
- リーフレット:1枚の印刷物を3つ折りや4つ折り加工を施したもの
店舗だけでなく、イベントや展示会などでも活用されるアイテムです。
展示会で販促のために配布するパンフレット・リーフレットについて以下でまとめているので、興味があれば参考にしてください。
販促アイテムを紹介しましたが、アイテム選びで失敗をしないためには、POPの基礎知識を頭に入れておくことが重要です。
そこで、実は間違って認識されているケースがあるPOPとポップの概念について次項で解説します。
なお、ここまで紹介したアイテムのうち、どのPOPが自社に合っているのかわからない場合はプロに相談するのがおすすめです。
多数のPOPのなかから商品の売上アップにつながるPOPはどれか、販促相談員へ無料で相談できますので、お気軽にお問い合わせください。
【前提の確認】販売促進に活用するPOP・ポップとは
POP・ポップとは 店舗の陳列棚やレジ周りなどに設置する販促ツールのこと。 |
POP・ポップは、店内外の陳列棚・レジ周りなどで活用する販促ツールのことを指すことが一般的です。
役割として、以下の4つがあります。
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消費者は、自社ブランドや商品について詳しく知っているわけではありません。
そのため、特徴や魅力を伝える必要があります。
自社スタッフがつきっきりで解説できるのが理想ですが、現実には難しいものです。
そこで、POPやポップを活用して、多くの情報を消費者に伝えます。
なお、以下の記事でPOPの効果について解説しているので、あわせて参考にしてください。
POP・ポップの違い
種類 | 製作者と概要 | 製作の目的 |
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POP(ピーオーピー) | メーカーが製作する広告宣伝物 | メーカーが定めたメッセージや商品の魅力を多くの人に伝えること |
ポップ | 各店舗の担当者が自作する装飾品 | 自店舗の売上をアップすること |
実は、POPとポップには違いがあります。
POPとは「Point of Purchase advertising=購買時点広告」の略であるように、広告宣伝物を指します。
一方でポップは、あくまで装飾品です。
メーカーがさまざまなリサーチをしてメッセージを定めることに対して、ポップは店舗スタッフが独自に訴求を考えます。
以上のようなPOPとポップの違いを知らずに選んでしまい、せっかく製作した販促アイテムで思ったような効果を得られないことがあります。
もちろん、どちらが良いというわけではなく両者にメリットがあるので、目的に合わせて使いましょう。
詳しくは以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
来店客の目を引くPOP・ポップを製作して売上をアップしよう
改めて、販売促進におすすめのPOPを16種類を以下に紹介します。
No. | 種類 | 概要 |
---|---|---|
1 | 商品POP | 陳列棚に設置したり、商品に貼り付けたりするPOP |
2 | 棚帯POP・仕切りPOP | 棚に設置する帯状や仕切りのあるPOP |
3 | 卓上POP | 卓上に設置する自立型のPOP |
4 | 音声POP・ムービングPOP | 人の動きを検知して音声を流したり、動いたりするPOP |
5 | 電子モニター | 液晶モニターなどに映像を流すモニター |
6 | デジタルサイネージ | ディスプレイを用いて情報を発信する電子看板 |
7 | ステッカー | 壁面や窓などに貼るシール |
8 | トップボード | 陳列棚の上部に設置する大きめの発泡ボード |
9 | ポスター | 壁面に掲載するはり紙 |
10 | タペストリー・フラッグ | 壁に貼ったり、天井から吊るしたりする旗 |
11 | 什器 | 商品を陳列するための棚やショーケースなど |
12 | 等身大パネル | 実物と同じサイズのパネル |
13 | 販促バナースタンド | 看板のように活用できる自立式の旗や幕 |
14 | のぼり | 縦に長い布に棒をくくり付けた旗 |
15 | チラシ | 商品やキャンペーン情報などを印字した紙 |
16 | パンフレット・リーフレット | 商品やキャンペーン情報などをまとめた小冊子 |
このように、POPには多くの種類があります。
種類によって得られる効果が異なるので、目的に合わせて選びましょう。
「そうは言っても、こんなにたくさんあったら判断が難しい」という場合は、専門家の知恵を借りるのも1つの方法です。
前述のとおり、長期的に販促効果を得たいのであればある程度の知識が必要です。
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