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POPの企画から完成までの工程とは│知っておいて損しない基礎知識

制作日 2022.06.09更新日 2022.08.18

「POPはどのように製造するのか」と思うことはありませんか?POPが完成するまでには、複数の工程をたどります。

そこで本記事では、POPの完成までにたどる工程をまとめました。製造工程を知ることでスムーズにPOPを完成できますので、ぜひご一読ください。

POPを製造する工程8ステップ

POPは以下8つのステップを経て製造します。

1.企画
2.デザイン・試作の作成
3.データの入稿
4.色校正・校了
5.印刷
6.加工
7.販促物のセット
8.納品

ひとつずつ工程を紹介します。

工程1.企画

まず、目的・ターゲットに合わせて、どのようなPOPを製作するかを企画します。目的・ターゲットが定まっていないままPOPを製作しても、誰にも興味を持ってもらえず狙った効果を得られません。

例えば、以下のように考えてみましょう。

目的の例ターゲットの例
女性向けアパレルブランドの年末セールの告知をしたい・30代の女性
・都内在住の会社員
・毎日Instagramをチェックする
新しいスポーツ飲料の発売をアピールしたい・10代の男子
・普通科に通う高校生
・朝練で筋トレをおこなっている

また、ターゲットを絞り込むためには、定量調査や定性調査をおこない多角的な分析が重要です。

定量調査数や割合など「数値」で量的に把握する調査のこと
定性調査個人の感情や行動の理由などを「言葉」で質的に把握する調査のこと

データにもとづいてターゲットを明確にすれば、よりターゲットを惹きつけられるPOPを作れます。まずはしっかりと企画を練って、POPの方向性を定めましょう。

工程2.デザイン・試作の作成

次におこなうのは、POPデザインと試作の作成です。デザインでは、企画をもとに文字や写真・図形などのレイアウトを考えます。

自社ではデザインをせず、デザイン会社に依頼するケースもあります。企画の内容を反映したデザインにするためには、デザイナーやデザイン会社へ企画の内容を具体的に伝えることが重要です。

デザインが終わったら、実際にデザインを形にする試作へと進みます。ここで、デザインだけでは把握できなかった点をチェックします。

「実際につくってみたら、イメージと違った」という失敗を避けるために、試作は大切な工程です。

工程3.データの入稿

試作で問題が無ければ、印刷会社へデータを入稿します。印刷会社によっては、データの入稿に決まったテンプレートを使用する場合があります。

事前に確認し印刷会社へデータ入稿する際、焦らないようにしましょう。なお、入稿データについては下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

>>【入門編】おすすめの印刷物の入稿データとは?印刷色の基礎知識も紹介

工程4.色校正・校了

色校正とは
印刷物の色のチェックや調整をする作業のこと。

次は、色校正に進みます。印刷物がイメージどおりに刷り上がるかを確認するため、試し刷りをしてチェックしましょう。

例えば、一言で「赤色」といっても、彩度や明度はさまざまあります。微妙なニュアンスが伝わらずイメージからの剥離を防ぐためにも、色校正は欠かせない工程です。

最終校正をし問題が無ければ「校了」となります。その後、印刷会社へ印刷版製作(製版)を依頼へと進みます。

印刷版製作(製版)とは、印刷用データをアルミ製の金属板に焼き付ける作業です。そのため、製版後は修正ができません。

色校正で色みを慎重にチェックしましょう。

工程5.印刷

ここで、実際に印刷をします。印刷には、以下の種類があります。

種類概要
オフセット印刷デザインデータから版を製作し、版にインクをのせる。その後、ブランケット(ゴム製ローラー)に転写させてから用紙に転写する手法。
UVオフセット印刷オフセット印刷の一種。UVインクを使用し、紫外線を照射することで素早くインキを硬化させる手法。通常の紙への印刷はもちろん、PETやPPなど樹脂素材へも対応可能。
デジタル印刷(オンデマンド印刷)版が不要で、デジタルデータをそのまま出力する手法。
デジタル印刷(インクジェット印刷)版が不要で、インクジェットプリンターで直接製品に印刷する手法。オンデマンド印刷より大きな製作物に対応可。
シルク印刷主に特色や厚盛りでデザインの風合いを出したいときや、耐候性が要求される販促物に使用される手法。

上記のように、印刷の種類はさまざまです。POPの仕上がりイメージや予算にあわせて選びましょう。

なお、印刷の種類については下記で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。

>>これだけは知っておきたい!販促物の印刷で押さえておくべき種類8選

工程6.加工

印刷後は加工を施します。加工の主な種類は、以下のとおりです。

種類概要
PP(ラミネート)加工印刷物の表面にポリプロピレンでできたフィルムを貼る
パウチ印刷物を両面からPETフィルムではさんで熱で圧着する
箔押し金や銀の箔フィルムを熱と圧力で印刷物に転写する
浮出し(エンボス)型を押し凸状に浮き出させて立体的に仕上げる
折り加工印刷した紙を折りたたむ
穴あけ印刷した紙に穴をあける
ミシン目入れ切り離し可能なミシン目を付ける
スジ入れ紙を折りやすくするため折り目にスジを入れる
角丸角を丸くカットする
ナンバリング印刷と同時に通し番号(連番)を印字する
化粧断裁四方をトンボで断ち落とす
型抜き抜き型データで製作した型を用い、自由な形状に仕上げる
プロッターカット抜き型データをプロッターマシンに読み込ませ、型を使わずに自由な形状にカットする(主に小ロット)

印刷された紙に上記の加工をして、完成品へと仕上げます。基本的に、加工はすべて機械がおこなうため、ある程度の品質を保てることが特徴です。

なお加工方法は、POPの仕上がりイメージにより異なります。どのようなPOPを製作するのか、あらかじめイメージを固めておきましょう。

工程7.販促物のセット

加工が終わったら、販促物をセットします。完成した印刷物や販促物と組み合わせ、依頼主がすぐに使用できる状態にします。

具体的には、組み上げやアセンブリといった作業が必要です。

概要工程例
組み上げ梱包前の最終形態にすること販促物を両面テープで貼り合わせ、組み上げる
アセンブリ指定の状態にセットアップすること順番に並び替えたりポリ袋に入れたりして、梱包する

アセンブリとは、カットアウトや組み上げ後の販促物を指定の状態にセットアップする工程で、以下の作業が含まれます。

  • 丁合(ちょうあい)作業:折りたたんだPOPを番号順に揃える作業
  • ポリ袋入れ作業:ポリ袋に印刷物を入れる作業
  • カートン梱包作業:箱や段ボールで、印刷物を梱包する作業

組み上げやアセンブリ作業によって、依頼主や店舗に納品できる状態にします。あくまで納品が可能な状態に仕上げるため、すぐにPOPを設置できるわけではありません。

納品後、店舗で組み立てをおこなう必要があります。

工程8.納品

販促物のセットができたらいよいよ納品です。完成した印刷物と販促物を検品・梱包して配送します。

納品の方法を一括配送・各店舗へ配送のどちらにするかでも、必要な工程が変わります。例えば、各店舗へ配送する場合、梱包物に店名や店番号の記載が必要です。

店名や店番号が書かれたシールを貼り、納品先をわかりやすくします。設置する店舗にPOPが届いたらPOPを組み立て、設置したら完了です。

製造過程を理解してスムーズにPOPを製作しよう

POPが完成するまでに、複数の工程をたどります。場合によっては、デザイン会社や印刷会社など複数の会社へ依頼するかもしれません。

イメージどおりのPOPを完成させるためには、各依頼先とスムーズにやり取りができるよう、製造工程を理解しておく必要があります。製造工程を理解したうえでPOPを製作すれば、思い描いているPOP製作へ近づきます。

今回ご紹介した内容を参考に、POP製作を進めてみてください。

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