TOP

Menu

商品を探す

商品一覧へ

product

会社を探す

会社一覧へ

company

ハンソクエストの仲間になろう

無料ユーザー登録をして情報をお気に入りにいれたり
会員限定で見られるお役立ち情報をゲットしよう!

お気に入りに追加

おしゃれな店頭POPのデザイン事例10選|売れる作り方5ステップも解説

公開日 2023.05.30 /更新日 2026.10.22

「店頭POPをおしゃれにしたいけれど、どんなデザインにすればいいかわからない」と悩んでいませんか。

店頭POPは、見た目がおしゃれなだけでは売上につながりません。

誰に何を伝えるかを決め、置く場所に合わせてデザインを変えることで、お客様の目に留まり、購入のきっかけになるPOPになります。

この記事では、おしゃれな店頭POPの事例10選をはじめ、デザインのアイデアやPOPの種類、設置場所別のデザインのポイント、作り方の5ステップまでをまとめて紹介します。

自店のPOP作りの参考にしてください。

なお、「自店に合うPOPがわからない」「デザインを考える時間がない」という場合は、販促のプロに相談するのも1つの方法です。

販促に特化したマッチングサイト「ハンソクエスト」では、販促相談員が100社以上の企業のノウハウをもとに、店舗に合ったPOPのアイデアを無料で提案しています。お気軽にご相談ください。

おしゃれな店頭POPのデザイン事例10選

おしゃれな店頭POPのデザイン事例10選

まずは、店頭におしゃれなデザインのPOPを取り入れた事例を10個紹介します。

おしゃれな店頭POPの事例10選
  1. カゴメ株式会社
  2. 株式会社パイロットコーポレーション
  3. タワーレコード株式会社
  4. キリンビバレッジ株式会社
  5. 株式会社アイセイ薬局
  6. サッポロビール株式会社
  7. 株式会社 ヨドバシカメラ
  8. 株式会社エディオン
  9. TokiiRo(ときいろ)
  10. Scony(エスコニー)

それぞれの事例では、POPの内容に加えて、自店のPOP作りで「真似したいデザインのポイント」もまとめています。

気になる事例から読み進めてください。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

1.カゴメ株式会社

画像出典:カゴメ株式会社(PR TIMES)

カゴメ株式会社は、2026年7月13日〜8月23日に梅田 蔦屋書店で開催されたフェア「感覚に頼らず、数字で整える。わたしに寄り添う 野菜のカタチ」に参加しました。

フェア台の中心に置かれたのは、手のひらを約30秒当てるだけで、野菜をどのくらい食べているかの目安がわかる機器「ベジチェック」です。

そのまわりには、野菜の育て方やレシピなど暮らしに役立つ書籍や、野菜飲料が並び、「測る→知る→買う」が1つの台で完結する構成になっていました。

フェア台の上部には、フェア名をそのまま大きく掲げたパネルを設置。テーマがひと目で伝わる工夫です。

7月31日には、カゴメの管理栄養士が店頭に立ち、測定結果に合わせたアドバイスも行われました。

この企画は、書店の案内係(コンシェルジュ)自身がベジチェックを体験し、家族の野菜の食べ方が変わったことがきっかけで生まれたものです。

「書店×野菜」という意外な組み合わせで、これまで健康への関心がそれほど高くなかった人にもメッセージを届ける狙いがありました。

真似したいデザインのポイント
  • ・「測る→知る→買う」の流れに沿って、体験・書籍・商品を1つのフェア台にまとめる
  • ・「感覚に頼らず、数字で整える。」のように、フェア名そのものをキャッチコピーにしてテーマを伝える

2.株式会社パイロットコーポレーション

​​​​​​​文房具店「伊東屋」の新宿店で、パイロットコーポレーションのゲルインキボールペン「Juice(ジュース)」の企画「Juiceマルシェ」が開催されました。

お客様が好きなペンケースを1つ選び、好きな色のJuiceを8本選んで、自分だけの「ジュースセット」を作れる企画です。

売り場のPOPには「①好きなペンケースを選ぼう」「②好きなジュースを8本選ぼう」と手順が番号で示され、初めての人でも迷わず参加できるように設計。

ボトル型のペンケースや段ボール製の自動販売機型什器を使い、売り場全体を『ジュース』にちなんだマルシェ(市場)の雰囲気でそろえました。

このペンケースと什器は、POP広告のコンテスト「JPMアワード2025」で金賞とオーディエンス賞を受賞しました。

色を「選ぶ」「組み合わせる」楽しさを、売り場でそのまま体験できるようにした事例です。

真似したいデザインのポイント
  • ・「①ケースを選ぶ→②色を選ぶ→完成」のように、参加の手順を番号で示してハードルを下げる
  • ・「ジュース」という商品名に合わせて、マルシェ(市場)の世界観で売り場全体をそろえる
  • ・「選ぶ・組み合わせる」体験を用意すると、思わず写真を撮ってSNSに投稿したくなる売り場になる

​​​​​​​3.タワーレコード株式会社

タワーレコード神戸店では、グループ「UNiFY」の初シングル『ゾッコン!ハラペーニョ&ジャスミーニャ』の入荷にあわせて、等身大パネルを展示しました。

地元にゆかりのあるメンバーを主役にすることで、神戸店ならではの売り場になっています。

シングルを購入した人を対象に、展示した等身大パネルが当たる抽選も行いました。

棚の上部には、「初のシングルリリース!!」と手書き風の文字で書いたキャッチコピーを設置しています。

曲名は「ゾッコン」「ハラペーニョ」「ジャスミーニャ」の3つに分けた切り抜き文字にして、階段のように並べていました。

さらに、棚の各段には「初回盤A」「通常盤A」などの種類と価格を書いたプライスPOPを付け、どれを選べばよいかがひと目でわかるよう工夫されている点も参考になります。

真似したいデザインのポイント
  • ・等身大パネルのように実物大で見せるPOPは、離れた場所からでも目に留まりやすい
  • ・長い曲名や商品名は、言葉ごとに分けた切り抜き文字にして斜めに並べると、リズムと動きが出る
  • ・「地元出身」など、その店舗だからこその切り口でPOPの主役を決める

4.キリンビバレッジ株式会社

4.キリンビバレッジ株式会社

キリンビバレッジ株式会社では、AIを活用してPOPを製作しました。

SNSから生活者の声を分析したデータをもとに、ポスターや什器などPOPのデザインに取り入れています。

分析ツールを使用して製作したPOPは、マンネリ化に悩んだ過去のデザインとは違い、まさにペルソナとした人から評価を得るデザインになりました。

今までとは一味違うデザインのPOPを作りたい場合は、ツールを導入するのも1つの方法です。​​​​​​​

真似したいデザインのポイント
  • ・作り手の好みではなく、ターゲットの声をもとにデザインを決める
  • ・分析ツールを使うと、マンネリ化したデザインから抜け出すきっかけになる

5.株式会社アイセイ薬局

5.株式会社アイセイ薬局

株式会社アイセイ薬局が製作したのは、フリーペーパーのデザインを反映した什器です。

フリーペーパーで発信している健康情報に対応した商品を訴求するため、商品棚として什器を設置しました。

組み立てが簡単でコンパクトな什器を採用することで、300店舗以上への展開に成功しています。

なお、販促物の導入で悩んだ場合は無料相談が可能なので、こちらからぜひご活用ください。​​​​​​​

真似したいデザインのポイント
  • ・冊子・Web・店頭でデザインをそろえると、ブランドの印象が強く残る
  • ・多店舗で展開するなら、組み立てやすさと省スペースもデザインの一部として考える

6.サッポロビール株式会社

6.サッポロビール株式会社
画像出典:株式会社プレジデント社

サッポロビール株式会社では、アンケートで得られた商品の感想をポスターに掲載しました。

食べることが好きな生活者へアンケートを実施し、具体的なコメントを載せて商品を訴求しています。​​​​​​​

真似したいデザインのポイント
  • ・お客様の生の声は、キャッチコピー以上に説得力を持たせやすい
  • ・コメントを吹き出しで配置すると、親しみやすくおしゃれな印象になる

7.株式会社 ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラのアウトドア用品コーナーでは、期間限定セールの開催をポスターで訴求しました。

緑をベースにし、使用する色を絞ったシンプルなデザインに仕上がっています。

ポイントは、要素にメリハリを付けた点です。

開催期間は大きく、セールの楽しみ方は小さく記載することで、情報をわかりやすく伝えています。

真似したいデザインのポイント
  • ・商品カテゴリーを連想させる色(アウトドアなら緑)をベースカラーにする
  • ・最も伝えたい情報を一番大きくし、文字サイズにメリハリをつける

8.株式会社エディオン

上記は、卓上POPで商品の説明をしている事例です。

家電量販店「エディオン」の京都四条河原町店では、クラウドファンディングサービスで商品化に成功した製品を展開しています。

POPのデザインは、商品の使い方や特徴などを写真と文章で説明し、商品の体験を促した内容です。

使い方の補足が必要な場合は、商品のすぐ近くにPOPを設置して、疑問を解消するよう努めましょう。

真似したいデザインのポイント
  • ・使い方の説明が必要な商品は、写真を主役にして直感的に伝える
  • ・卓上POPは商品のすぐ横に置き、その場で疑問を解消できるようにする

9.TokiiRo(ときいろ)

時計と文房具を扱う「TokiiRo」のポップアップショップでは、店頭にパネルを設置し、店舗の存在をアピールしました。

他にも、店内では下記のPOPを使っています。

複数のPOPを使っていますが、コンセプトを統一して売り場を盛り上げている事例です。​​​​​​​

真似したいデザインのポイント
  • ・種類の違うPOPでも、色・フォント・モチーフをそろえて統一感を出す
  • ・入口のパネルと天井のフラッグなど、高さの違うPOPで遠くからも目立たせる

10.Scony(エスコニー)

ハンドメイドのアクセサリーブランド「Scony」のポップアップショップでは、ブランドのロゴをビーズで刺繡しました。

商品の雰囲気に合ったPOPでブランド名をアピールし、お店を盛り上げています。

ブランドの世界観を店頭POPで表現できれば、興味を持った来店客がお店のファンになることも期待できます。​​​​​​​

真似したいデザインのポイント
  • ・商品と同じ素材や質感をPOPに使うと、ブランドの世界観が伝わりやすい
  • ・世界観を表現したPOPで、お客様がファンになるきっかけを作る

「事例のようにおしゃれな店頭POPを製作したいけど、どうしたらいいかわからない」という場合は、販促のプロへの相談がおすすめです。

ハンソクエストでは、販促相談員が店舗に合ったおしゃれなPOPのアイデアを無料で提案しています。気軽にお問い合わせください。ハンソクエストでは、販促相談員が店舗に合ったおしゃれなPOPのアイデアを無料で提案しています。気軽にお問い合わせください。​​​​​​​​​​​​​​

おしゃれな店頭POPをデザインする15のアイデア

おしゃれな店頭POPをデザインする15のアイデア

ここで、前項で紹介した事例のように、おしゃれな店頭POPをデザインするためのアイデアを紹介します。

おしゃれな店頭POPをデザインする15のアイデア
  1. フォントを統一する
  2. 特徴のあるフォントを使う
  3. 文字を左に寄せる
  4. 素材を中央揃えにする
  5. 素材を接近・整列させる
  6. あえて余白を作る
  7. メリハリをつける
  8. 反復させる
  9. 配色比率「70:25:5」の法則を取り入れる
  10. カラーを厳選する
  11. モチーフを主役にする
  12. 写真・イラストを採用する
  13. 図形・線を活用する
  14. グラデーションを取り入れる
  15. 吹き出しを活用する

デザイン初心者がPOPのクリエイティブを考えるなら、まずシンプルにすることがポイントの1つです。

慣れるまでは、余白を作ったりカラーを厳選したりして、必要な要素だけ入れましょう。

また、文字ばかりの情報では理解に時間を要するため、伝わりにくいPOPになる恐れがあります。

写真・イラスト・図形なども使い情報の構造を明確にし、ターゲットにとっておしゃれなPOPを製作しましょう。

なお、上記のテクニックは以下の記事でも紹介していますので、あわせてご覧ください。

店頭POPの種類18選

店頭POPの種類18選
No. 種類 概要
1 プライスPOPPOPラベルなど 陳列棚に設置したり、商品に貼り付けたりするPOP
2 スイングPOP ゆらゆら揺れるPOP
3 卓上POP 卓上に設置する自立型のPOP
4 棚帯POP仕切りPOP 棚に設置する帯状や仕切りのあるPOP
5 音声POP 人の動きを検知して音声を流すPOP
6 ムービングPOP 電動でスイングするPOP
7 電子モニター 液晶モニターに映像を流すモニター
8 デジタルサイネージ ディスプレイを用いて情報を発信する電子看板
9 ステッカー 壁面や窓などに貼るシール
10 トップボード 陳列棚の上部に設置する大きめの発泡ボード
11 ポスター 壁面に掲載するはり紙
12 タペストリー・フラッグ 壁に貼ったり、天井から吊るしたりする旗
13 什器 商品を陳列するための棚やショーケースなど
14 等身大パネル 実物と同じサイズのパネル
15 販促バナースタンド 看板のように活用できる自立式の旗や幕
16 のぼり 縦に長い布に棒をくくり付けた旗
17 チラシ 商品やキャンペーン情報などを印字した紙
18 パンフレット・リーフレット 商品やキャンペーン情報などをまとめた小冊子

ここで、店頭で活用する18種類のPOPを上記の表にまとめました。

店頭POPには、ポスターやのぼりなどさまざまな種類があります。

それぞれ特徴が異なるので、設置場所や目的に合わせてPOPを使い分けることで狙った販促効果が期待できます。

店頭POPについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。​​​​​​​

「そうは言っても、ウチの目的達成につながるPOPがどれなのか判断できない」という方に向けて、無料相談を用意しています。

100社を超える販促のスペシャリスト企業のノウハウをもとにPOPを提案しますので、お気軽に販促相談員へお問い合わせください。​​​​​​​

【設置場所別】店頭POPデザインのポイント

【設置場所別】店頭POPデザインのポイント

店頭POPは、どこに置くかによって、お客様との距離や見られる時間が変わります。

そのため、設置場所に合わせて、デザインで優先すべき点を変えることが大切です。

設置場所ごとの主なPOPと、デザインで優先することは次のとおりです。

設置場所主なPOPの種類見られる状況デザインで優先すること
店外・入口・のぼり
・販促バナースタンド
・ステッカー
・ポスター
・デジタルサイネージ
・チラシ
歩きながら・離れた場所から一瞬・遠くから読める大きな文字
・少ない情報量
・目立つ色
売り場・通路・タペストリー、フラッグ
・トップボード
・等身大パネル
・什器
・デジタルサイネージ
売り場を探しながら数秒・高さと大きさ
・テーマの伝わる写真やイラスト
・売り場全体の統一感
棚・商品の近く・プライスPOP、POPラベル
・スイングPOP
・卓上POP
・棚帯POP
・仕切りPOP
・音声POP
・ムービングPOP
・電子モニター(小型の画面)
・パンフレット、リーフレット
商品を手に取る前に近くでじっくり・価格や特徴など購入の決め手になる情報
・読みやすい説明文

POPを作る前に、どこに置くのかも決めておきましょう。決め方は「おしゃれで売れる店頭POPの作り方5ステップ」のステップ3で紹介します。

ここからは、3つの設置場所ごとに、デザインのポイントを紹介します。

店外・入口に置くPOP

店外や入口のPOPの役割は、通行人に足を止めてもらい、来店につなげることです。

歩いている人がPOPを見るのは一瞬なので、載せる情報は最小限に絞ります。

離れた場所からでも読めるように、文字は大きく太くし、背景の色との差をはっきりつけましょう。

のぼりや販促バナースタンドには、ロゴやブランドの色を入れて店舗のデザインとそろえると、おしゃれな印象と覚えやすさを両立できます。

ポスターやステッカーに文字を載せるなら、次の3行の構成が基本です。1行目に最も伝えたいメッセージを大きく書き、2行目と3行目はそれを補う情報として小さく添えましょう。

ここでは、カフェを例に紹介します。

1行目何のお店か例:「駅前に新しいカフェ」
2行目今だけの理由例:「オープン記念・今週はドリンク50円引き」
3行目行動のきっかけ例:「テイクアウトもOK→」

矢印を入れて入口の方向を示すと、足を止めた人を自然に店内へ案内できます。

売り場・通路に置くPOP

売り場や通路のPOPの役割は、お客様を目的の売り場へ案内し、新しい商品との出会いを作ることです。

商品棚に隠れないよう、天井から吊るすタペストリーや、棚の上に付けるトップボードなど、高さを活かしたPOPを使うと遠くからも目に入りやすくなります。

タペストリーは、お客様の目線より上で、棚に隠れない高さに設置しましょう。設置したら通路の端に立ち、棚越しにテーマが読めるかを確認すると確実です。

デザインでは、季節のフェアや特集のテーマがひと目で伝わる写真やイラストを使うのがおすすめです。

また、事例9のTokiiRoのように、複数のPOPや什器の色・モチーフをそろえると、売り場全体がおしゃれにまとまります。

同じフェアのPOPは色とモチーフを1つ決めて、ポスター・タペストリー・プライスPOPまで共通させてください。

棚・商品の近くに置くPOP

棚や商品の近くのPOPの役割は、購入を迷っているお客様の背中を押すことです。

お客様は商品の近くでじっくりPOPを見るため、価格や特徴、使い方など、購入の決め手になる情報を載せます。

ただし、棚に付けるPOPは小さいため、情報を詰め込むと読みにくくなってしまいます。

キャッチコピーと価格を大きく書き、説明は箇条書きで短くまとめるのがコツです。

置く場所は、商品の真上か真横にしましょう。商品とPOPが離れていると、どの商品の説明なのかがわかりにくくなります。

サイズは、卓上POPならA6〜A5、プライスPOPなら名刺やハガキ程度が扱いやすい大きさです。

「売り場に合う什器やPOPの選び方がわからない」という場合は、ハンソクエストの「ディスプレイ什器相談室」にご相談ください。

設置場所や目的に合わせた什器・POPを一緒に考えます。

おしゃれで売れる店頭POPの作り方5ステップ

おしゃれで売れる店頭POPは、次の5つのステップで作れます。

おしゃれで売れる店頭POPの作り方5ステップ
  1. 目的とターゲットを決める
  2. 伝えるメッセージを1つに絞る
  3. POPの種類と設置場所を決める
  4. デザインを作る
  5. 設置して効果を確かめる

いきなりデザインから始めるのではなく、「誰に」「何を」「どこで」伝えるかを先に決めておくことが大切です。

ここでは、駅前に新しくできたカフェのPOPを例に、各ステップを紹介します。

1.目的とターゲットを決める

まずは、POPを作る目的と、誰に向けたPOPなのかをはっきりさせます。

目的とターゲットが曖昧なままだと、的外れな内容になり、お客様に興味を持ってもらえません。

次の5つの項目を埋めると、目的とターゲットが具体的になります。

項目記入例
POPの目的駅前に新しくできたカフェの存在を知ってもらい、オープン初週に新規客を集める
誰に(年代・性別・職業)電車で通勤している20代前半の女性会社員
いつ店の前を通るか平日の夕方18〜20時の退勤時
その人の悩み・気持ち仕事が忙しく、帰り道に一息つける場所がほしい
見た後にしてほしい行動帰り道に立ち寄って、ドリンクをテイクアウトしてもらう

誰に何を伝えるのかが決まれば、メッセージやデザインの方向性、POPの種類も選びやすくなります。

2.伝えるメッセージを1つに絞る

目的とターゲットが決まったら、POPで伝えるメッセージを1つに絞りましょう。

伝えたいことをすべて盛り込むと、最も伝えたいメッセージが埋もれてしまうためです。

ステップ1の例であれば、伝えるべきことは「帰り道にほっと一息つける店が、新しくできた」の1つです。

「新しくできた」は目的(新規客を集める)に、「ほっと一息」はターゲットの気持ちに対応しています。

これをキャッチコピーにすると、たとえば「NEW OPEN!仕事帰り、ほっと一息つきませんか?」となります。

「NEW OPEN」は別のメッセージとして増やすのではなく、キャッチコピーに添える目印として小さく入れるのがポイントです。

キャッチコピーに迷ったら、次の5つの型に当てはめて考えてみてください。

型作り方例
ベネフィット型使うと得られる良いことを伝える「待たずに受け取れて、帰り道に一息」
数字型実績や量を数字で示す「注文から3分でお渡し」「当店販売数No.1」
※No.1をうたう際は、根拠となるデータ・調査期間・対象範囲を書き添えてください
限定型今だけ・ここだけを強調する「オープン記念・11月30日まで」「当店限定」
問いかけ型ターゲットの悩みに呼びかける「仕事帰り、ほっと一息つきませんか?」
声型お客様やスタッフの感想を使う「甘さ控えめでちょうどいい」「もちもち食感がたまらない」

3.POPの種類と設置場所を決める

メッセージが決まったら、それを届けるのに合ったPOPの種類と設置場所を選びます。

ステップ1の例なら、通勤中の人に新しい店を知ってもらうのが目的です。

そのため、店外に置くのぼりや販促バナースタンドが向いています。

目的ごとのおすすめのPOPと設置場所は、次のとおりです。

目的おすすめのPOP設置場所
新店舗・新メニューを知らせたい・のぼり
・販促バナースタンド
・ポスター
・チラシ
店外・入口
通行人にお店の雰囲気を伝えたい・ステッカー
・デジタルサイネージ
店外・入口
フェアや季節の特集に誘導したい・タペストリー、フラッグ
・トップボード
・等身大パネル
・デジタルサイネージ
・什器
売り場・通路
新商品を手に取ってほしい・卓上POP
・スイングPOP
棚・商品の近く
動きや音で棚の商品に気づかせたい・スイングPOP
・音声POP
・ムービングPOP
棚・商品の近く
価格のお得さを伝えたい・プライスPOP、POPラベル
・棚帯POP、仕切りPOP
棚・商品の近く
使い方を説明したい・卓上POP
・パンフレット、リーフレット
・電子モニター
棚・商品の近く

設置場所ごとのデザインの考え方は、「【設置場所別】店頭POPデザインのポイント」もあわせて確認してください。

4.デザインを作る

POPの種類と設置場所が決まったら、「おしゃれな店頭POPをデザインする15のアイデア」を参考に、デザインを整えていきます。

このとき、季節やイベントの要素を取り入れると、売り場に新鮮さが出て、お客様の目に留まりやすくなります。

色やモチーフをそのイベントらしくそろえれば、おしゃれな印象も作りやすいです。たとえば、次のような方法です。

・夏:かき氷や冷たいドリンクの写真・イラストを使う
・ハロウィン:オレンジ・パープル・ブラックなど、イベントを連想させる色を使う
・クリスマス:赤・緑・ゴールドを使い、雪の結晶などのモチーフを添える

デザインが完成したら、実際の設置場所と同じ距離から見て確認しましょう。

文字が読めるか、伝えたいことがすぐにわかるかをチェックすると、設置してからの失敗を防げます。

POPは、パソコンで作る方法と手書きで作る方法があります。それぞれの具体的な手順は、以下の記事をあわせてご覧ください。

5.設置して効果を確かめる

POPは、設置して終わりではありません。

設置前と設置後で、対象商品の販売数やお客様の反応に変化があったかを確かめましょう。

簡単な効果測定の方法
  1. POPを設置する前の2週間の、対象商品の販売数を記録する
  2. POPを設置し、その後の2週間の販売数を記録する
  3. 曜日や天気、チラシの有無など、条件の違いをメモしておく
  4. 販売数が伸びなければ、キャッチコピーだけ、または設置場所だけなど、1つの要素を変えて再度2週間試す

なお、ステップ1の例のような新規オープンでは、設置前の販売データがありません。

その場合は、レジで「何を見てご来店されましたか」と聞いたり、キャッチコピーを2週間ごとに変えてテイクアウト数を比べたりする方法があります。

1回に変えるのを1つの要素だけにするのは、複数の要素を同時に変えると、どれが効いたのかわからなくなるためです。

また、季節やフェアに合わせてPOPを定期的に入れ替えると、売り場の新鮮さも保てます。

デザインのコツを押さえて店頭POPで売上アップにつなげよう

おしゃれな店頭POPを作るには、事例やデザインのアイデアを参考にしながら、目的とターゲットに合った内容にすることが大切です。

まずは「誰に」「何を」伝えるかを決め、メッセージを1つに絞りましょう。

そのうえで、店外・入口、売り場・通路、棚・商品の近くといった設置場所に合わせて、POPの種類とデザインを選びます。

設置した後は販売数を記録し、効果を確かめながら改善を続けてください。

とはいえ、POPのデザインから種類選び、効果の確認までを、日々の店舗運営と並行して進めるのは大変です。

「自店に合うPOPがわからない」「おしゃれで売れるPOPを作りたい」という場合は、ハンソクエストの無料相談をご活用ください。

100社以上の企業のノウハウをもとに、店舗に合ったおしゃれなPOPのアイデアを提案します。

この記事が気に入ったらフォローしよう!

お気に入りに追加

この記事に関するタグ

close floating

会員登録/ログイン
掲載をご希望の方へ